女性の体にたまりやすい「食品添加物」
通常、食べ物は時間とともに劣化が進みます。柔らかいものは硬くなり、鮮やかな色は腿色し、最終的に腐るのが食べ物の自然の姿です。ところが今私たちの周りには、いつまでも食感や色が変わらず、腐らない食品が多くあります。それらはすべて自然の摂理を超越した食品添加物のなせる業です。
食品添加物とは、「食品の製造の過程において、または食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するもの」(食品衛生法4条第2項)を言います。
いつまでも作りたての状態を保っている食品、腐らない食品はほとんどが食品工場で作られたものであり、そこには必ず化学合成された添加物が入っていると言っていいでしょう。添加物を使うことで腐らないようにしている、つまり“不自然な食品”を作っているのです。
もちろん日本では天然物にせよ化学合成品にせよ、食品添加物は厚生労働省が指定したものだけしか使うことができません。しかし、国のお墨付きであっても、それが必ずしも身体にいいものとは限りません。なぜなら、自然界にはない合成品を取り入れることは体内の酵素のムダ遣いをすることになるからです。実際、現在認可されている添加物の中には、発がん性が高いなどその危険性を指摘されているものが多々あります。
ちなみに日本は食品添加物の認可数が多く、イギリスの20倍、ドイツの6倍、アメリカの3倍です。薬と同様に添加物も好きな国民、それが日本人なのです。
日本で添加物の使用が多い背景には、私たち消費者のニーズが大きく反映されています。新鮮な色・形・香りが美味しそう、いつ食べても味や食感が変わらない、すぐに腐らない‥‥などの商品を多くの消費者が望んでいるのです。
劣化しない、腐らないという不自然な食品を体内に摂り込めば、身体の機能は少なからず滞ります。そして体内で分解しきれない添加物は毒素として身体にたまっていきます。
また、男性に比べ体内に脂肪が多い女性は、添加物がたまりやすいのです。なぜなら、添加物は脂にたまる性質があるからです。これはやせている人でも同様で、女性はある程度脂肪があるためです。積り積って母体に堆積した添加物の赤ちゃんへの影響も心配です。
日本で食品添加物が使われ始めたのは第二次世界大戦後です。以来ずっと、日本人は“人体実験”を行っているようなもの。そして、近年ようやく実験結果が表れてきたようです。がんは二人に一人です。アトピーや免疫疾患も増えてきました。
市販されている加工食品には必ず食品表示が付けられています。体に入れる食品にどんなものが含まれているのかにも関心を持ちたいものです。
■体を壊す10大食品添加物
現状、添加物を全く摂らないようにすることは難しいことです。気にしてばかりいればストレスにもなり別の病気で健康を害してしまいます。しかし、ここに挙げる10大食品添加物は、自然界に存在しない化学合成物質であり、特に危険性が高いものです。これらを使用している食品を摂らないようにするだけでも、がんの半減が可能だと言われているほどです。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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