2016年9月7日水曜日

注目の「ケイ素」

ケイ素(珪素・シリカ)の体内での働き

健康や美を保つ成分として、ケイ素(=シリカ)に注目が集まっています。
 ケイ素とは岩石や土壌、粘土などを構成している元素のことを指し、一般的には水晶の形状をしているとして知られています。そのケイ素が健康や美容に対してどのような働きをするのか、なぜ重要であるのかについてご紹介します。


【体内での働きと効果】

実はケイ素は、ケイ酸塩として皮膚や骨、毛髪、爪、血管、細胞壁など、人の身体の様々な部位に含まれており、なかでも皮膚への含有量が一番多いとされています。
 体内に含まれるケイ素は肌の保湿、骨や毛髪、爪、コラーゲンの再生などを手助けしてくれています。つまり健やかな素肌や強い骨、しなやかな髪には、ケイ素の働きが少なからず関係しているというわけです。
 特に肌の弾力を保つのに必要なエラスチンや、潤い成分であるヒアルロン酸を結びつけ肌を丈夫にしてくれる働きがあるため、健やかな肌には必要不可欠な成分と言えます。


【ケイ素が含まれる食品】

加齢により次第に減少すると言われているケイ素ですが、日常ではどのような形で摂取できるのでしょうか。ワカメの茎、アサリ、昆布、大豆、ゴボウが、ケイ素を多く含む食品です。なかでもワカメのケイ素含有量は4.8mg/100gと、特に多いと言われています。大人が1日当たりに必要とするケイ素は9mgですから、含有量の多いワカメで考えても、毎日200gずつ食べなければならないという計算になります。
 白米や精白パン、加工食品が多く取り入れられている現代の典型的な食事内容からは、ケイ素の摂取量は非常に少ないと推測されます。上記にもあるように、そもそも食事で1日に必要なケイ素を摂取しつづけるのは非常に困難であることが分かります。

【ケイ素が不足すると】

これらの理由からも、サプリメントなどの健康食品や化粧品などからケイ素を取り入れることが効果的と言えます。
 では、ケイ素不足になってしまうとどのようなことが起こるのでしょうか? 先述の通り、ケイ素は皮膚や骨、毛髪、爪など身体の様々な部位に存在しており、それらの成長促進や再生を手助けする役割を担っています。例えば骨を強くするためにはカルシウムが必要とされていますが、実はカルシウムを効率良く補給させるためには、ケイ素の働きが重要なのです。つまりケイ素が不足すると、骨が弱くなるのです。のみならず、血管内皮細胞の構成成分でもあるケイ素の不足は、肌、爪、毛髪、歯などの老化も促進してしまうのです。
(出典:http://www.skincare-univ.com/)


■霊芝とケイ素の関係

ミネラルを取り込んだ「HM-3000(特系霊芝)」

康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は群馬県嬬恋村農場で栽培しています。
 浅間砂を使用した培養用の埋床の中に霊芝菌を蔓延させた原木を埋め込むと同時に、さらに浅間砂を暑さ2㎝前後覆います。浅間砂は火山性のため雑菌率が極めて少ないため、菌糸の発育が雑菌に阻害されることなく、菌糸は木質内深部に蓄積された栄養分や浅間砂の持つミネラル、特にセレニウムやケイ素を吸収し含有した霊芝が得られるのです。


ポイントは"水溶性ケイ素"

ケイ素が体に良いといっても、火山灰や浅間砂に含まれるような鉱物性のケイ素(SiO2:二酸化ケイ素)はそのままでは体内に吸収されません。水溶性ケイ素(イオン化して水に溶けている)が重要なのです。
 ケイ素は植物や海藻類の「細胞壁」を構成する成分で、この細胞壁が食物繊維です。ただ、生野菜などを食べても実際に食物繊維を消化できる量は少なく、ケイ素もほとんど摂れません。しかし、食物繊維を長時間煮込んでいくと、ケイ素が水溶性の成分になって溶け出してくるのです(熱水抽出)。水溶性ケイ素は吸収性が高いうえ、腸内の善玉菌の活動を活発にし腸内環境を整えます。つまり、長い時間をかけてコトコト煮込んだ野菜の煮物には、水溶性ケイ素が溶け出しており、それを食べることで様々なケイ素のメリットが得られる、ということになります。
 霊芝製品を選ぶ際にも、ケイ素を十分含んだ霊芝が原料であること、そしてしっかりと水抽出したエキスを使用していることが重要です。
 生薬や漢方薬の多くが植物性であり、それを乾燥させて細胞壁を壊しやすくし、煎じて利用する‥‥というのはまさに理にかなったケイ素の取り出し方でもあったのです。


独自開発品「霊芝炭末」の効用

霊芝の黒焼き
康復医学学会の研究から生まれたものに「霊芝炭末(=霊芝の黒焼き粉末)」があります。ケイ素をはじめ、カルシウム、リン、ゲルマニウム、セレニウムを含有したHM-3000(特系霊芝)を長時間にわたって高温化し、かつ、ほぼ無酸素状態で炭化させ粉末化しています。
 アレルギー疾患や腎障害の改善など、いわゆる薬用炭としての効能の他、驚くべき特長を有しています。ケイ素は太陽光や火、炭などから放射される赤外線によって活性化しますから、霊芝炭の炭化成分が発する遠赤外線が、含有するケイ素を活性化。今度はその活性化したケイ素原子から、霊芝炭末の外に向かって赤外線を含む光エネルギーを放射します。
 霊芝エキス末や他の生薬に微量の霊芝炭末を混ぜると、元の生薬自体の効能が増進したりよみがえったりするのは、ケイ素の活性化に秘密があったのです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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