苦味は究極の味
味覚は、甘味、塩味、旨味などは素直に感じることができますが、酸味は時として腐敗を知らせる味でもあります。そして、薬などが持つ“苦味”は、食べづらい味として、人体の弱った時のシグナルの機能を持っています。

また、微量の苦味物質は、食品や料理の味わいに“こく”や“しまり”を与えて複雑で深みのあるものにしています。そして、苦味には甘味との対比効果があり、砂糖を入れたコーヒーの苦味が甘味を引き立てたり、苦いものを味わった後の甘味が特に甘く感じられたりするのはそのためです。
苦味は一般的に好まれにくい味だけに、古くから薬品や加工食品の苦味を抑制する研究は行われてきました。しかし、甘味や旨味などの好まれる味に比べ、苦味自体の嗜好性の研究例は多くありません。それでも近年では、苦味は成人の食嗜好を考える上で重要な味として注目され、「究極の味」とも言われるようになっているようです。
また、苦味成分から生活習慣病を予防するなど、人体に有用な生理活性作用が次々と明らかになっています。そして、こんな調査もあります。ストレスを感じた後は、苦味の感受性が低下し、苦味のある食品をおいしいと感じる傾向があるそうです。また、食に対する興味や関心が強いほど苦味を好む傾向も強くなり、ストレス解消の手段として苦味をより求めるようになるそうです。
ストレスを感じたら、ぜひ「苦味」をご賞味ください。
■「苦味は薬味」②
食物が持つ味や性質のことを「五味五性」といいます。五味とは、酸・苦・甘・辛・鹹(塩)の5つの味のこと。五性とは、寒・涼・平・温・熱の5つの性質のことを指します。五味五性の食品を組み合わせることで、食品自体の味も深まり、体によい効能も得ることができるのです
通常の食品では摂りにくく調味料にない味『苦味』

「薬味」について

日々の食生活で摂取しにくい『苦味』は、五行思想においても小腸、心、舌、そして“血脈”をつかさどる大切な味として位置付けられています(図表参照)。
生薬の最高峰といわれる霊芝にも『苦味』があります。霊芝の苦味は、医薬品のような“えぐい”苦味ではなく、『さわやかな苦味』が特徴です。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ
0 件のコメント:
コメントを投稿