LEDと紫外線
LED、というと省エネ効果が真っ先に思い浮かぶと思います。しかし、LEDのもう1つの特徴は、紫外線と熱をほとんど出さない点です。そして、紫外線は美術作品にも悪影響を与えます。LEDの特性を活用している美術館もあるそうです。例えば、紙や書籍が日光にさらされ続けると黄ばんでしまいますが、その原因は紫外線と放射熱です。従来使用されてきた蛍光灯は紫外線と熱を発しており、美術館はこれまで作品を保護するために紫外線カットの蛍光灯を使用したり、照明を暗くするほか、展示位置を変えるなどその対応に追われてきました。そして、紫外線と熱をほとんど発しないLEDの導入は、美術館にとって大きなメリットになるのです。
そんな美術品にも悪影響な紫外線は近年、環境破壊によりオゾン層に穴があき、そこから、かなり人間に有害な量の紫外線が地上に到達しています。
もちろん、紫外線は、身体に良いこともします。紫外線を浴びることでビタミンDが生成され、骨に影響を与えます。ビタミンDが生成されないと骨の成長障害になってしまうので、昔は、母子手帳にも「赤ちゃんを日光浴させましょう」という記載があったそうです。しかし、現在では、10歳までに浴びる紫外線の量により皮膚がんの率が上がることがわかってきているので、なるべく子供たちに紫外線を浴びさせない方がよいことになっています。
日本は、皮膚がんの発生率がそれほど高くないので、国をあげての啓蒙はまだまだですが、白人の多いアメリカ、オーストラリアなどは、国家レベルで紫外線対策を指導しています。アメリカの子供たちは、日焼け止めクリームを塗らないとプールに入れません。
紫外線の人間に及ぼす悪影響としては、目で言えば、白内障、翼状片、瞼裂斑炎(けんれつはんえん)など、皮膚では、皮膚がん、シミ、シワなどの光老化などです。
夏は体だけではなくお肌もバテます。紫外線はこれから秋に向けて夏より多く降り注ぎます。
あなたの紫外線対策は充分ですか?
■これからが多い紫外線量!
これからの時期、空気が澄んでいく分、紫外線量は春や夏に比べ直接肌に降り注ぐ紫外線が心配です。今、ご自分のお肌をちょっと触ってみてください。角質が厚くなり、皮膚が固くなっていつもよりお肌がごわごわしていませんか? この状態でスキンケア、紫外線対策を怠ると、すぐにシミやシワ、たるみなどお肌の老化につながってしまいます。
肌荒れの三大原因
理想的なお肌とはどんなお肌でしょうか。調査によると「ただ白いだけではなく、くすみのない《明るい透明感のある肌》」を求めている女性が多いそうです。そんな理想的なお肌を脅かすくすみですが、その原因は「角質層の水分不足によるキメの乱れ」「ストレスや疲労で血流が阻害され、皮膚温も低下して起こる黄ぐすみ」「こすりすぎなどによる色素沈着」などと言われています。そして、肌荒れの三大原因は「ストレス」、「紫外線」、「メラニン」です。
●ストレス
肌にとってのストレスは、①角質の水分不足と②日常生活の精神的なストレスによる血流不足。この2つが重なって、肌のターンオーバーが低下して透明感が失われてしまいます。
●紫外線
メラニンの過剰生成の引き金になるのが紫外線です。真皮層へ達する紫外線A波(UVA)は活性酸素を生み、シミをさらに濃くします。それがコラーゲン線維を傷つけ、たるみの原因にもなります。
●メラニン
紫外線・ストレスによる刺激によってメラサイトが目覚め、過剰な色素が合成されます。生成されたメラニンは、やがて表皮に運ばれ、シミやくすみとなって表面化するのです。
【これからの肌対策】
お肌のストレスは、肌の乾燥と血流不足です。ストレスで毛細血管が収縮し、血液が滞って、表面が青黒く見えるのが“クマ”です。また、血流低下により栄養素や水分が肌の細胞に行き渡らなくなると、肌がしぼんだようにシワシワになります。これらが解消されると、角質がふっくらし、透明感のある明るい肌色になります。メラニンを排出する皮膚の代謝もアップしてキメも整います。真皮層の血流促進には、ご存知「霊芝」。“なんにでも霊芝”とお思いでしょうが、目の水晶体と軟骨組織以外、体のすべての組織に存在する「微小循環」。つまりその体中の微小循環に影響を与えることがエビデンス(科学的根拠)により明らかになっているのが霊芝です。
また、お肌の乾燥=水分補給には、「コラーゲン」が、その効果に期待が持てます。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ
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