2016年5月14日土曜日

肥満と減量の基礎知識

世界の肥満者40年で6倍に!

過去約40年で世界の肥満人口は6倍余りに増え、このままだと9年後の2025年には5人に1人が肥満になるとの研究を国際研究チームがまとめ、英医学誌ランセットに発表しました。

 チームは体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)が30以上を肥満18.5未満を低体重として、186カ国の18歳以上の男女1920万人分のデータを使い1975年と2014年の状況を比べました。

 その結果、1975年に1億500万人(男性3400万人、女性7100万人)だった世界の肥満人口は、2014年には6億4100万人(男性2億6600万人、女性3億7500万人)に増えていました。BMIの平均は、男性が21.7から24.2へ、女性は22.1から24.4に。これは、世界の人々の体重が10年ごとに約1.5キロずつ重くなった計算になるといいます。肥満者の割合は、男性が3.2%から10.8%に、女性は6.4%から14.9%と大きく増えました。
 2025年には世界の男性の18%、女性の21%が肥満になるとチームは推計しています。

 日本人の肥満者の割合はほかの国と比べると低いほうです。しかし、日本人は高度肥満になる前に糖尿病などを発病してしまうので、高度肥満になる時間的余裕がないのです。日本人は肥満に弱く、健康な肥満になりにくいと言い換えてもよいでしょう。
 白人ではBMIが30以上になっても、それほど深刻な状態にはならないことが多いのですが、日本人ではそうはいきません。

 WHO(世界保健機関)は2025年までに肥満を食い止めるとしていますが、研究者は「この40年の間に、減量に成功したという国の報告は一切ない」と悲観的です。
 頼みの抗肥満薬も安全性の面で懸念が残ります。

参考出典:http://www.sankei.com/life/news/

■肥満と減量の基礎知識

“ダイエット”って何だろう?

ダイエットの語源はギリシャ語で「生き方」「生活様式」などを意味し、英語では「日常の食べ物」「適切な食べ物」などと訳されています。
 ダイエットの目的は『太ってしまった自分を美しく健康的に痩せさせ、その身体を維持する』こと。そのためにも今までの太りやすい体質を改善し、基礎代謝を上げ、太りにくい体質を身に付けることが大切です。最近では肥満のための食事制限や運動、美容のための減量など特化された意味になっていますが、語源から考えても生活の一環として自然に続けられるものでなければいけません。


消費エネルギーの増加 ⇒ エネルギー収支をマイナスに!

基本的に体重の増減は、食事などから摂取するエネルギー量と運動や生活活動によって消費するエネルギー量との出納バランス(エネルギー収支)によって決まります。すなわち、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回れば体重は増加し、逆に消費エネルギーが摂取エネルギーを上回れば体重は減少するのです。

基礎代謝を増やす!

基礎代謝とは、生きていくために最低限必要な生命活動、つまり内臓を動かしたり体温を維持したりするなどに使われるエネルギーで、総消費エネルギーの60~70%を占めています。つまり、基礎代謝を増やすことがエネルギー消費に大きく影響するのです。

1日の総消費エネルギー基礎代謝(約70%)生活活動代謝(約30%)

基礎代謝の中で、最もエネルギー消費が多いのは筋肉です。筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで基礎代謝量が増え、太りにくく痩せやすいカラダになります。逆に筋肉が少なく脂肪が多いと、基礎代謝量が少ないので痩せにくいカラダになってしまいます。

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酸素の供給と燃焼の促進が鍵!

食物として摂取した炭水化物・タンパク質・脂肪が吸収されてエネルギーの素ATPの材料となります。そして、大量のATPを作り出すのは細胞内のミトコンドリアです。

 しかし、そこには十分な酸素と着火剤として働く「コエンザイムQ10」が不可欠です。

 「HM-3000(特系霊芝)」は細胞への酸素供給を促進させ、代謝とエネルギー消費に影響します。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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