AGE測定器、日本でも輸入発売!
日本の医療機器や健康器具の輸入会社が、オランダ企業が開発した、老化促進を始め心疾患等の様々な疾患の原因になる“老化物質”を素早く測定できる『AGE Reader mu:最終糖化生成物測定器』の輸入・販売を、今年5月より始めました。すでに当「本説伝」をお読みの方は周知のことですが、AGE(Advanced Glycation End-products:最終糖化生成物)は今、世界中で最も注目されている“老化物質”です。
体内において「タンパク質」と「糖」が加熱と時間経過によって褐色物質が生成(メイラード反応)され、シッフ塩基を形成しアマドリ転位によってアマドリ化合物(HbA1cや糖化アルブミン等)になります。
更にアマドリ化合物は、酸化・脱水・縮合等の複雑な反応経路を経て、AGEに変化します。
AGEは、代謝、分解等されないため、体内に溜まり蓄積してゆく不可逆的物質で、老化促進を始め心筋梗塞、白内障、脳こうそく、骨粗しょう症、アルツハイマー病、がん等、様々な疾患の原因になることがわかっています。
このAGEを非侵襲的・短時間に測定することを可能にしたのが『AGE Reader mu』です。コンパクトな機器本体に腕を乗せ、わずか12秒で測定結果が得られます。今後、より多くの人達が手軽にAGE測定ができるよう健康診断・人間ドック施設や、予防医療・栄養療法等を展開する医療機関への導入が期待されます。
■基本的に、糖は“毒物”である
人の体の大部分は「タンパク質」でできています。筋肉や血管、肌などのタンパク質を良好な状態に保つことは、健康と若さを維持するのにとても大切なことです。そのタンパク質を劣化させ、人の体を老化に導く大きな要因となっているのが「糖質」です。「糖」が起こす病気
糖質というと肥満や糖尿病が思い浮かびますが、動脈硬化とそこから引き起こされる脳梗塞と心筋梗塞にも気を付けなければいけません。動脈硬化の本当の原因は糖質なのです。ここで言う動脈硬化とは、いわゆる血液がドロドロで動脈が詰まりやすい状態になっている「粥状(じゅくじょう)動脈硬化」をさします。コレステロールそのものに罪はありませんが、しかし糖がコレステロールと結びつくと問題なのです。また摂りすぎた糖質はタンパク質と結びつきやすい性質があります。
そして糖質と結びついたタンパク質が「AGE」(糖化最終生成物)という有害物質を生成するのです。これが老化を促進させるだけでなく体の至るところで細胞を傷つけ、感染症やがん、アレルギーなどにかかりやすくしてしまいます。
直接糖と間接糖
糖質には、「直接糖」と「間接糖」という分け方があります。直接糖は、食べ物を精製して生まれた糖のこと。ブドウ糖や果糖などに代表される、身体に直接的に『糖』として働き、ただちに吸収される糖です。砂糖だけでなく、精製された白い米・白い小麦といった「白い炭水化物」は、いずれも直接糖と考えたほうが良いでしょう。
栄養価が高いイメージのあるハチミツや黒砂糖、三温糖なども、いってしまえば植物から不自然に糖分だけを取り出した直接糖です。これらの直接糖を摂ることは、はっきり言って体には有害です。
間接糖は、食べ物の中にさまざまな栄養素と一緒に含まれている自然な形の糖で、身体の中で何度も分解を繰り返して、ゆっくりと吸収されていくものです。穀物やイモ類のでんぷんがこれに当たります。
しかし、玄米や全粒小麦などの間接糖であっても、取り過ぎれば病気になりやすくなるので、注意した方がいいでしょう。
砂糖は最悪の“毒物”
砂糖は数ある食品の中でも最強ともいえる毒であり、もともと人間の体は砂糖を直接取るようには出来ていないのです。糖は糖化を促進し活性酸素を生み出し過酸化を誘導、さらに糖化が進むと体内ではAGEが生成され弊害が生じてきます。
また、現代の子どもが精神的におかしくなる原因の一つに、親や社会が砂糖や甘いものを与えていることが挙げられます。白砂糖はミネラルが皆無です。代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンなどを使ってしまいますが、厳密に述べればすべての糖は使用すべきではないのです。三温糖、黒砂糖、てんさい糖、なども同じなのです。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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