2016年5月19日木曜日

血管年齢と酸素供給

海女の血管年齢10歳以上若い、その理由は!?

ベテランの海女(あま)は、動脈硬化の程度を反映する「血管年齢」が、同じ年代の女性より10歳以上若いとの研究結果を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが発表しました。
 水泳など有酸素運動が有効であることは知られていますが、研究チームは「呼吸を止める潜水では、水圧の影響など別のメカニズムが働いている可能性がある」と指摘しています。

 研究チームは、三重県志摩・鳥羽地区と千葉県南房総市で、海女115人(40~70代、平均海女経験38年)と同年代の一般女性83人の計198人を対象に、動脈の壁の硬さを計測。年齢ごとに、両グループそれぞれを健康な日本人5000人以上の平均データと比較しています。
 その結果、海女は約11歳若い人と同程度でした。また、一般女性のうちウォーキングなど日常的に有酸素運動をしている33人も平均で約8歳若かったことがわかりました。

 水中では末梢血管に圧力がかかるため、多量の血液が心臓に戻り、心臓が1回の拍動で送り出す血液の量も増えます。研究チームの菅原順・同研究所主任研究員(体育科学)は、「こうした影響が加齢に伴う動脈硬化の進行を抑え、海女の血管年齢を引き下げている可能性がある。水圧や水中運動が血管に与える影響などを明らかにし、効果的な動脈硬化の予防法を構築したい」と
話しています。
出典:http://mainichi.jp/

■血管年齢と酸素供給の重要性

血管年齢は、血管の老化度合いの目安を表す指標です。血管年齢が高いと動脈硬化が進行していることを表し、血管年齢が低いと動脈硬化がそれほど進行していないことを表します。

血管年齢が高くなる原因3つ

1.高血圧

高血圧になると、血が勢いよく血管内を巡り、血管に負担をかけてしまいます。これが動脈硬化を促進し、血管年齢を老化させます。高血圧になる原因は、塩分の摂り過ぎ、ストレス、タバコ、肥満などが挙げられます。

2.高血糖

血糖が体内に入るとタンパク質と結びつき「AGE」という最悪の老化促進物質を生成します。高血糖になると、AGEが血中にたくさんでき、動脈硬化を促進します。

3.中性脂肪・コレステロールが高くなる

悪玉コレステロールは血管に付着し動脈硬化を促進させ、善玉コレステロールは血管に付着した悪玉コレステロールを取り除いてくれます。血中に悪玉コレステロールが多くなると動脈硬化が進行します。さらに中性脂肪が多くなると、善玉が減り、悪玉が増えてしまいます。結果、悪玉により、動脈硬化が進行します。中性脂肪やコレステロール値が高くなる原因は、脂質の多い食生活、肥満などが挙げられます。

血管年齢を改善するには?

【食生活】

血管年齢は、食事の仕方や食べ物を変えるだけで改善することができます。例えば、魚に含まれるEPADHAなどの多価不飽和脂肪酸は、血管年齢を改善してくれます。
 このEPAやDHAは、認知症の改善などにも注目されている成分です。しかしEPAやDHAは、日本人が不足している成分としても有名です。
 また、野菜を食事の始めに食べるだけでも、動脈硬化の予防になることが明らかになっています。

【有酸素運動】

運動は、血管年齢を改善するだけではなく健康面で様々な良い効果があります。例えば、ウォーキングなどの有酸素運動は、全身の血流を良くしストレス解消にもなります。筋肉や関節に負担をかけずに無理なくできる血管年齢改善方法としておすすめです。

【禁煙】

タ バコを吸うだけで、動脈硬化が進行します。喫煙は動脈硬化のリスク要因として最も大きいと言われています。

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海女のような潜水では、無呼吸と水圧が有酸素運動をさらに効果的にしていると考えられます。

 当学会の研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、微小循環を改善し細胞への酸素供給量を増加します。
 さらに抗酸化作用も加わって、HM-3000は血管年齢の改善にも大いに役立っているのです。



いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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