"豊胸"食品、健康被害223件
豊胸や美容効果をうたった植物成分「プエラリア・ミリフィカ」を含む健康食品について、厚生労働省は9月、月経不順や不正出血などを引き起こす可能性があるとして、製造販売業者などに、原材料の成分分析や健康被害が出ていることを消費者に周知することなどを求めることを決めました。同省では、安易な摂取を控えるよう呼びかけています。同省によると、これまでに68製品の流通が確認され、今年7月までにの5年間に製造販売業者に健康被害の情報が223件寄せられていました。
生理不順が67件と最多で、アレルギー症状66件、不正出血42件が続きました。因果関係ははっきりしませんが、糖尿病とC型肝炎がある患者が、摂取後に死亡した事例も報告されているといいます。
厚労省は業者に安全性の確保の徹底や、より詳細な健康被害の情報を患者から聞き取ることなどを求めることとし、自治体に通知を出す方針です。
(出典:http://www.yomiuri.co.jp/)
■プエラリア・ミリフィカとは:
プエラリア・ミリフィカ(右写真)はタイなどに分布するマメ科の多年生つる植物で、別名白ガウクルア(White Kwao Krua)とも呼ばれています。塊根に女性ホルモン(エストロゲン)様物質が含まれることが報告されています。タイでは、伝統的に利用されており、プエラリア・ミリフィカを原材料に含む「健康食品」が日本国内でも流通しています。
■厚生労働省ホームページの情報:
プエラリア・ミリフィカは女性ホルモン(エストロゲン)様物質を含むことにより、生体内に影響を及ぼすおそれがあります。そのため、以下の事項に留意し、体調に異変を感じた場合は直ちに摂取をやめ、医療機関を受診し、最寄りの保健所にご相談いただくようお願いいたします。
(1)女性ホルモン(エストロゲン)様物質を含むことにより、生体内に影響を及ぼすおそれがあること(例:不正出血、月経不順)
(2)肝障害がある方の症状が重篤化するおそれがあること
(3)次の方は摂取を控えること
▼妊娠中、授乳中、初経前の方
▼基礎疾患(例:女性ホルモンの作用で症状が悪化するおそれのある子宮体がん、子宮内膜増殖症、乳がん、血栓性静脈炎、肺塞栓症、冠動脈性心疾患、脳卒中等の疾患)がある方(現在治療を受けていない方、過去に治療を受けた方を含む)
▼医薬品を服用している方
■バストアップの方法
バストアップの方法には、手術、食事&体操、クリーム&サプリメントがあります。【豊胸手術】
大別して、脂肪注入豊胸、シリコンバック豊胸、ヒアルロン酸豊胸の3種類があります。大まかな目的別目安は、次のように考えると分かりやすいと思います。▼形や触感を一番にする人⇒脂肪注入豊胸
▼大きさ、安定性を一番にする人⇒シリコンバック豊胸
▼手軽さ、ダウンタイムを一番にする人⇒ヒアルロン酸豊胸
【食事&体操】
胸を大きくするために必要な栄養素、それはタンパク質とボロンです。タンパク質は良質なものを摂ることが大切。農薬まみれの餌で育った獣肉やブロイラーを避け、健康的な食肉を選びましょう。また加工肉のような添加物の多いものは避けることです。比較的良質なタンパク質が摂れる鶏卵もおすすめです。
ボロンは女性ホルモンの一つエストロゲンを活性化させる働きが確認されている(米国農政省)ホウ素の一種。ボロンが豊富に含まれているのがキャベツです。キャベツには食物繊維もたっぷりなので、お腹もスッキリして一石二鳥です。
バストアップのための基本運動は、大胸筋などの筋肉を鍛えること、特に大胸筋、小胸筋、胸鎖乳突筋が重要です。
① 鍛えられた筋肉によってバストアップ
② 運動により血流が改善
③ 運動によりストレス解消⇒ホルモンバランスが整う
‥‥という効果があります。
【クリーム&サプリメント】
クリームに配合されている主なバストアップ成分としては、脂肪を増殖させる「ボルフィリン」と、今回食品として問題となった、女性ホルモンを活性化させ乳腺に働きかける「プエラリアミリフィカ」です。また、クリームを塗る目的としては肌の保湿もあります。乾燥は下垂や型崩れの原因となるので保湿が重要になってきます。サプリでホルモン様物質を摂ると生体内に異常が現われることがあります。保水力の高いヒアルロン酸やコラーゲンを体内で産生する働きをするようなサプリを選びましょう。
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これまで、経口摂取をうたったヒアルロン酸商品の医学的効果は証明されていません。効果不十分のため特定保健用食品にも認定されていません。
『美麗』(和漢生薬研究所) |
しかし、康復医学学会では今年、化粧品メーカーと協力して、特許技術の新製法により天然のヒアルロン酸とコラーゲンを丸ごと摂ることができ、著しい効果を上げている商品の開発に成功しています。
この商品は肌の美容効果を狙ったものですが、予想以上に多くの方から、腰痛・関節痛の軽減効果やバストアップ効果があったと、喜びの声をいただいています。
バストの“張り”には、ヒアルロン酸の働きの維持・活性による水分保持力がポイントになりますので、この効果が表れたものだと確信しております。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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