2018年8月8日水曜日

夏の心筋梗塞

夏も油断は禁物! 心筋梗塞

厳しい暑さが続くこの時季、汗をかいて体内は水分不足となり、ドロドロ血液で血栓が作られやすい状態です。特に高血圧や糖尿病、メタボなど動脈硬化のリスクが高いで人は、心筋梗塞にも要注意です。明後日の8月10日は、「健康ハートの日」。暑さが心臓への負担をまねくこの季節こそ、健康を振り返る機会にしてみてはいかがでしょう。

 心臓を作っている筋肉「心筋」に酸素や栄養を運ぶ太い動脈を「冠動脈」といいます。冠動脈の内部が、動脈硬化などの影響で狭くなったり塞がったりしてしまうと、心筋に酸素や栄養が届かなくなり、心臓病を引き起こします。冠動脈の内腔が狭くなり、血流が流れにくくなった状態が「狭心症」。そして、狭くなった冠動脈の動脈硬化がさらに進み、血栓によって血流が途絶えてしまうのが「心筋梗塞」です。血流が絶たれることで心筋が壊死し、その影響で心停止に至ることもあります。壊死した心筋は元に戻ることはありません。日本では実に毎年3万人以上もの人が急性心筋梗塞で亡くなっています。

 時に命にかかわる心筋梗塞は、症状に早めに気づき対応することが重要です。痛みがはっきりしないことや症状が軽いこともありますが、自覚症状の強さと病気の重症度は必ずしも一致しません。「このくらい大丈夫」「朝まで様子をみよう」と我慢するのは禁物です。上表のような症状があれば、迷わず救急車を手配するなど、すぐに受診してください(救急車を呼ぶ判断に迷うようなら、各自治体の救急相談窓口に連絡を)。

 夏季の心筋梗塞は、発汗・脱水を契機に発症することが少なくないことから、50歳未満の人にも発症しやすいことが特徴です。炎天下での活動やスポーツの前後に限らず、屋内でも意識して水分摂取を心がけましょう。
 また、喫煙習慣や肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、心筋梗塞の危険因子として知られています。こまめな水分摂取はもちろん、生活習慣の改善を!

==== 心筋梗塞を予防する生活習慣のポイント ====

▼喫煙者は禁煙する
▼塩分、糖分、脂肪分を控えめに
▼バランスのよい食事をとる
▼適度な運動(しっかり歩く)
▼ストレスを上手に解消し、規則正しい生活を
▼高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病の早期発見を心がけて定期的な健康診断の受診を
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/) 

■霊芝の血液循環への影響

霊芝の様々な効用の内、血液循環に対しては以下の作用が確認されています。

 ●赤血球変形性の改善
 ●集合性の低下
 ●血栓形成の予防
 ●組織酸素供給の向上 
 ●毛細血管口径と密度の調整
 ●血漿粘度の低下
 ●2,3-DPG酸性の促進
 ●血管内皮細胞増殖の促進
 ●血圧の降下
 ●血糖値の降下 etc.

 これらの作用は、動脈硬化⇒心筋梗塞の予防につながる霊芝の大きなメリットです。

〔上表〕赤血球の変形能とは、赤血球の直径より細い微小血管腔を通過するために赤血球が持っている能力のことですが、霊芝によりヒト赤血球の変型性が改善されます。血栓形成に対して霊芝を投与し、ウロキナーゼ(臨床で使われている血栓を溶かす薬剤)との比較実験では、霊芝は血栓形成に対して、抑制する作用を有することがわかりました。

〔右表〕赤血球の凝集性は、赤血球のルロー(連銭)及びマクロアグリゲート(凝集塊)の形成を指しますが、霊芝の投与により、赤血球の凝集性は投与前及び対象組よりも明らかに低下していることが見出されました。※高ずり応力は赤血球の変形性、低ずり応力は赤血球の凝集性を表します。

〔右表〕2,3-DPGには、①血液中の酸素供給力を高める、②赤血球・細胞膜のポンプ機能を維持、 ③HbA1cの生成阻害作用などがあります。
 霊芝には、赤血球内の2,3-DPG産生の促進作用があることがわかっています。

 これらはすべて、当学会の主要研究生薬である「HM-3000(特系霊芝)」の高い効用を示すデータの一部です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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