疲れ目・かすみ目予防
目は「脳の出張所」とも呼ばれる重要な感覚器官であり、脳の情報の80%以上は視覚を通して集められると言われています。しかし、長時間にわたるパソコン作業や細かい作業、車の運転などにより、目は過酷な環境に晒されがちです。目の健康を守るために、以下の生活習慣を心がけましょう。(1)目にやさしい環境を整える
パソコン作業は目にとって大きな負担がかかります。目の負担を和らげることを実践しましょう(右図参照)。● 部屋の照明が薄暗い場合はデスクライトを使用する。
● 光源のちらつきは目の疲労の原因となるので、早めに改善すること。
● パソコン作業中はまばたきの回数が減り、目が乾いて疲れやすくなるので、ドライアイ対策のためにも、眼薬で潤いを保ち、また、部屋の湿度を50~60%に保つこと。
(2)生活習慣を改善する
目の健康を守るには適度な休息が基本です。次のような生活習慣を身に付けましょう。● 目を使う作業を1時間続けたら10分間休憩を取る。目の疲労度が改善される。
● 車を運転する時には、こまめに休憩を取る。また、シートポジションを整えて首や背中の緊張を減らすことは、目の疲労の軽減につながる。
● 厚生労働省がまとめた睡眠指針によると、必要な睡眠時間には個人差はあるものの、1日6~8時間程度。また、入浴は遅くとも就寝時間の30分前に済ませること。38~40℃くらいの湯に浸かると血行が良くなり、リラックスした状態で深い眠りにつくことができる。
(3)目に良い成分
目に良い食材を摂り入れましょう。● ビタミンA(V.A)…網膜で光を感じる細胞の材料になるほか、角膜の細胞を作り換え、角膜の表面を保護する粘液の成分にもなる。不足すると、暗いところが見えにくくなり、角膜の透明度の低下や炎症などの症状が見られることがある。V.Aは、小松菜やにんじん、かぼちゃなどの野菜、牛・豚・鶏のレバーに多く含まれる。
● β-カロテン…身体が必要とする量をV.Aに変換、残りは蓄積されるという性質がある。β-カロテンは、かぼちゃやモロヘイヤ、いんげんなどの野菜に含まれる。
● ビタミンB群…特にビタミンV.B1とV.B12には、視神経や筋肉の疲労を解消し、視力を向上させる作用がある。V.B1の不足から起こる疲れ目もある。V.B1は、豚肉や米、豆類に、V.B12は、シジミやイクラ、牛レバーなどに多く含まれる。
● タウリン…目の網膜に存在する成分であり、網膜の神経を抑制することで網膜を守る。また、視神経や筋肉の緊張をほぐす作用があるため、疲れ目の改善に効果的。タウリンは、鮪や鯖などの魚肉の血合いや貝類に多く含まれる。
(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)
■眼精疲労とストレス
現代社会は、過度のデスクワークやパソコンの多用などで、目の疲れを訴える人が急増しています。目の疲れは自律神経と深い関係があります。自律神経は活動する神経といわれる「交感神経」と、休みの神経といわれる「副交感神経」に分類され、必要に応じて自動的に切り替わって働きます。元々人は近くを見るときは副交感神経が優位になりリラックスするようにできています。これは乳児が母親のおっぱいを間近に見るときなどに象徴されます。逆に遠くを見るときは緊張感を生む交感神経が優位になります。敵や危険、又は狩猟の獲物を早期発見する際に必要なのです。しかし現代人は、デスクワークやパソコン作業などでストレスをためてしまい、近くを見るときでさえ強制的に交感神経が優位になってしまうことが多くなっています。慢性的な眼精疲労だと思っていた人の中には、自律神経を休ませたことで目が見えるようになったという例もあるほどです。
アイマスクなどで目と目の周りを温めると、網膜から目の表面、三つの眼筋(虹彩筋、毛様体筋、外眼筋)にいたるまで、眼のすべての組織の緊張が緩和されます。さらに、人間が日常的に情報量として脳がインプットしている割合は、視覚が80%以上と言われているので、目を閉じるだけで脳への情報量が80%以上カットされることになるのです。つまり、アイマスクなどで強制的に光をシャットアウトし、脳への視覚情報をカットすれば、脳への負担は大きく解消されるということになります。また、アイマスクをかけて音楽を聴いたりアロマを焚いたりするのも、視覚以外の聴覚や嗅覚を活性化するので脳疲労解消に効果的なのです。
HM-3000(特系霊芝)と黒米エキスで眼精疲労改善を
康復医学学会は、眼精疲労の対応策として「HM-3000(特系霊芝)」と「黒米エキス」をお勧めしています。「HM-3000(特系霊芝)」は網膜内に広がる毛細血管血流を改善することが分かっており、
また、「黒米エキス」に含まれるポリフェノールのアントシアニンで、目の疲れ、なみだ目、かすみ目などの回復効果が期待できます。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン
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