定年までに2型糖尿病発症の可能性!
日本では30歳の男性社員の3人に1人、女性社員の5人に1人は、65歳までに「2型糖尿病」になる可能性があるそうです。
関東、東海地方に本社を置く国内12企業と社員およそ10万人が参加する「J-ECOH研究」では、糖尿病歴がない30~59歳の男女、5万3,828人(男性4万6,065人、女性7,763人)の追跡データを解析しています。
さらに30歳時点で健康な会社員が65歳までに2型糖尿病になる累積罹患率を計算したところ、男性が34.7%、女性が18.6%でした。つまり、男性の3人に1人、女性のおよそ5人に1人が65歳までに2型糖尿病を発症する可能性がある、というわけです。
BMI(体格指数)ごとにリスクをみた結果、BMI 30以上(肥満)の男性が65歳までに2型糖尿病を発症する確率は77.3%、女性は64.8%、またBMI 25以上~30未満(過体重)では、それぞれ49.1%、35.7%でした。例えば、30歳時点で「ちょっと太り気味かなぁ」という男性の半数は、定年間際に糖尿病と診断されかねないのです。
研究者は「日本の会社員は男女ともに糖尿病リスクが高い」とし、「若年者の肥満予防、糖尿病早期発見プログラムが必要」と警鐘を鳴らしています。
実際、「座りっぱなし」「長時間労働の影響による食生活の乱れ」「慢性的な睡眠不足」と、日本の会社員の生活環境は2型糖尿病の危険因子だらけ。一部の企業では患者を対象とした血糖管理プログラムを提供していますが、予防までは手が回りません。結局一人ひとりが自衛するほかないのです。何はともあれ、余暇にはしっかり身体を動かすこと。ツケを後半生に回すのだけは避けたいものです。
(出典:https://diamond.jp/)
■糖尿病と康復対応
糖尿病は、血糖値をはじめとする数値で判断され、数値を下げることが第一目標とされる場合が多い病気です。
そして高血糖状態が続くと血流や血管(特に微小循環)への負荷が高まります。
糖尿病を放置しておくと合併症を起こしてしまいます。糖尿病の合併症には網膜症・腎症・心筋梗塞や、脳卒中を起こす動脈硬化などがあります。境界型糖尿病(耐糖能障害)でも10年以内の動脈硬化の発症リスクが正常型の2倍になることが分かっています。糖尿病治療の本来の目的は、合併症への対処です。それには、やはり末端の微小循環の血流の改善が基本であると言えます。
康復医学は、微小循環の血流改善を基本に、糖化ヘモグロビン・糖化たんぱく質対策、エネルギー代謝の促進、過食・偏食の抑制などをもって糖尿病に対応します。
微小循環の血流改善 :ヘモグロビンは酸素と結びついて細胞に酸素を届けますが、糖化したヘモグロビン(HbA1c)は酸素を寄せ付けなくなり、細胞に十分な酸素が行き届かない状態になってしまいます。康復医学学会の主要研究生薬の「HM-3000(特系霊芝)」には、酸素の供給量を促進させる2,3-DPG(2,3-ジホスホグリセリン酸)という物質の産生に影響します。また2,3-DPGには、HbA1cの生成を阻害する作用も確認されています。
エネルギー代謝の促進 :糖が消費されるのは、細胞内の小器官であるミトコンドリア内で大量にエネルギーが生産されるときです。このときにミトコンドリアの活性を促進させる最も重要な栄養素が「コエンザイムQ10(Co-Q10)」です。Co-Q10は、効率的にエネルギー産生させ、糖の消費量を増やすのです。
過食の抑制 :糖尿病になると、食事制限などでストレスが生じます。また、食べてもなかなか満足感が得られず、必要以上に食べてしまうという悪循環に陥ってしまいます。これはストレスで脳内セロトニンの分泌が抑制され、セロトニンの量が不足しているのが原因のひとつと言われています。これには康復対応の「ラフマ葉エキス」が効果的です。ラフマは、脳内セロトニンの増加とセロトニン神経通過性の安定が期待できます。
糖尿病の食事は糖質制限のみならず、塩分や油脂分も制限、味は薄味傾向が強制され、うま味も乏しくなります。満足感が得たいのでついつい過食になりがちです。
そこで、和食の基本である「だし」の使用が重要になります。だしの風味には油脂に匹敵する高度なおいしさがあるのです。現代社会が"だしの力"を軽視してきた結果、日本人は油脂と砂糖、塩の味に"やみつき"になってしまい、糖尿病も増加の一途をたどっているのです。お勧めは混合だし。昆布+鰹節でうま味は5~7倍、昆布+干しシイタケでうま味は10倍以上の相乗効果が得られます。もちろん化学調味料はNGです。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン
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