2020年10月15日木曜日

老化予防

 加齢より影響大きい肌老化の原因

 肌の老化は年齢を重ねることでも進みますが、加齢による影響は2割程度。実は太陽光線による「光老化」の影響が8割を占めているのです。

「光老化」とは、太陽光線を長期間無防備に浴び続けることにより、皮膚にシミ、シワ、たるみなどが現れる老化現象のこと。「例えば、お尻や内腿など日光に当たる機会が少ない部位の皮膚には、高齢者でもシミやシワはほとんどできない。このことからも肌の老化においては太陽光線の影響が大きいことが分かる。また、皮膚がんの8割程度は、日光に当たる部位に発症することが知られている」(東京女子医科大学 川島眞名誉教授)。

 肌の老化に影響する太陽光線というと「紫外線」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は肌にとって脅威なのはそれだけではないようです。

 太陽光線は、波長の短い方から紫外線(UV)、可視光線、赤外線の3つに分かれ、紫外線にはC波(UVC=短波長)、B波(UVB=中波長)、A波(UVA=長波長)があります(UVCは波長が短いため、上空のオゾン層に遮られて、地上にはほとんど届いていない)。

 太陽光線は波長が長いほど、皮膚の奥深くまで届く性質があり、中波長のUVBは皮膚の一番外側にある表皮に、長波長のUVAは表皮の下の真皮に、それより波長の長い近赤外線は皮下組織まで届きます(図)。

 UVBが表皮に与えるダメージで分かりやすいのは日焼けです。強い日差しに1時間も当たっていると、皮膚がヒリヒリしたり、赤くなったりしてきますが、これはUVBを防御するための即時型の反応によるもの。このUVBによる表皮へのダメージが蓄積すると、シミの発生につながります。UVBが表皮細胞に当たると、細胞を守るために幹細胞因子のSCFやエンドセリンが放出されて、色素細胞のメラノサイトを活性化して、シミのもとになるメラニンの生成を促すのです。

 一方、UVAによるダメージはシワを作る原因になります。UVAが届く真皮には、皮膚のハリや弾力を保つ膠原線維(コラーゲン)と弾性線維(エラスチン)が張り巡らされていますが、UVAによるダメージが蓄積すると、その構造が損なわれることでシワができるのです。

 近年ではさらに、近赤外線が皮膚の土台となっている皮下組織にダメージを与えることで、たるみが生じることが指摘されているといいます。

 紫外線が強い時期や時間帯だけ対策をすればいいというものではありません。冬や曇りの日でも、線量は少ないものの太陽光線は常に降り注いでいるので注意が必要です。

(出典:https://style.nikkei.com/)


■内から外から老化予防

 現代の食生活では、いわゆる消化不良が慢性的に起こりやすいといわれています。たかが消化不良と思うかもしれませんが、肩こりがひどい、頭痛がする、だるい、めまいがする、お肌が気になる、などの体の不調の原因のひとつに消化不良があるのです。

 また、体内に取り込まれた酸素が変化してできる「活性酸素」は、皮膚を酸化させることで真皮のコラーゲンは硬くなり、肌の弾力は失われ、肌老化を早めてしまいます。内側からだけでなく、外からの老化予防対策も重要になってきます。


消化酵素と代謝酵素の不思議な関係

 人の体は、体内で生産された酵素を消化と代謝の作業に振り分けています。消化酵素は摂った食物を消化する酵素です。そして、消化酵素以外の酵素がすべて代謝酵素になります。「代謝」とは、すなわち同化(消化、吸収)と異化(エネルギー消費、排泄)など、生命維持にために有機体が行う一連の化学反応のことです。

 体のすべての器官、組織の中には、各々独自の働きをする代謝酵素が存在します。実は、老化を抑え、健康体でいられるのも、各器官に存在するこれら代謝酵素のおかげです。

 重要なことはこの二つの酵素のバランス関係です。もともと体内で作り出される酵素(潜在酵素)は、「消化」「代謝」の二つの機能を持ち合わせています。一生涯で生産される酵素の量は決まっているので、一日の生産量も、ほぼ決まっていると考えられています。一日に生産された一定量の酵素のうち、「消化酵素」の使用が少量ですむならば、大半が「代謝酵素」に充てられるわけですから、人は健康な状態を保っていると言えます。


"不老長寿の妙薬"と呼ばれた「プラセンタ」

 プラセンタとは哺乳動物の胎盤のことで、胎児の生命を維持し、成長を促す大切な働きを担っています。ですから、生体に働きかける多彩な作用が期待できるのです。

 さらに、抗炎症作用、抗ストレス作用、基礎代謝向上作用、内分泌調整作用、自律神経調整作用、免疫賦活・調整作用、強肝・解毒作用などさまざまな薬理作用から漢方の世界だけでなく現代医療の世界でも幅広く使われるようになりました。

 そして今一番注目されているのが、プラセンタの「美肌作用」です。プラセンタには、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルなど美肌の素となる5大栄養素が豊富に含まれており、"エイジングケア"や"シミ対策"、"肌質改善"などにも有望とされています。

 年齢を重ねても若々しく美しい肌を保ち続ける上で重要な要素が「血行促進作用」「抗酸化作用」そして「線維芽細胞増殖作用」の3つ。プラセンタはこの3つの要素を全て兼ね備えた、まさに肌老化予防の美薬といえるのです。

======================

 当康復医学学会では、パパイヤ末と霊芝黒焼末を配合した本物の消化酵素製品や、酵素分解法を用いた良質プラセンタエキス配合の化粧品を開発しています。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

0 件のコメント:

コメントを投稿