夏バテを防ぎ、暑さを乗り切る!
いよいよ夏本番。暑い日が続く夏になると、疲れが抜けにくい、食欲がわかなくなる、病気でもないのに身体の不調が続いてしまう‥‥これはいわゆる「夏バテ」の状態です。夏バテ対策をしっかり行って、コロナ禍の暑い夏をしっかり乗り切りましょう。
暑さが元となる夏バテの主な原因は次のとおりです。
●体内の水分・ミネラル不足 ⇒ 脱水症状
●暑さによる食欲の低下 ⇒ 栄養不足
●室内外での暑さと冷えの繰り返し ⇒ 自律神経の乱れ
とりわけ内臓や血管などの働きをコントロールする自律神経が乱れると、体内の環境を整える機能がうまくいかなくなり、疲労感やだるさ、胃腸の不調といった症状を招きます。また、寝苦しさからくる睡眠不足も自律神経の乱れを招きます。
夏バテしにくい身体作りは、日頃の生活習慣を整えることから始まります。この機会に見直してみましょう。
夏バテを防ぐ生活習慣
こまめに水分補給をする
厚生労働省の資料によれば、普通の生活においても毎日2.5Lの水分が身体から失われています。この時期は熱中症予防のためにも、水やお茶をこまめに飲みましょう。なお、スポーツドリンクを含めて、糖質の多い清涼飲料水の飲み過ぎは糖質の分解にビタミンB1を多量に消費するため、疲労感を招きやすくなります。
温度差や体の冷やし過ぎに注意する
外気温との温度差や体の冷やし過ぎは自律神経の乱れを招きます。エアコンの風が直接当たらないようにして、寒さを感じたら衣類やひざかけ等で調節しましょう。また、冷たい飲み物は胃腸に負担をかけやすく、体の冷えの元にもなります。なお、夕方以降の涼しい時間帯に行うウォーキングなどの軽い運動は、自律神経の働きを整えるうえで有効です。
睡眠をしっかりとる
暑さによる疲労回復や、自律神経を整えて体調不良を改善するために睡眠は欠かせません。ただし、睡眠中のエアコンのかけっぱなしは身体を冷やし、かえって体調を崩します。就寝時間、起床時間に合わせてタイマー設定を活用しましょう。
1日3食、いつも以上に栄養バランスを心がける
暑さで疲れやすく、汗でミネラルを失いがちな体はたっぷりの栄養が必要です。少量でも多くの品目を食べられるよう、食事の内容に気を配りましょう。また、きゅうりやトマトなどの夏野菜は水分が多く、ほてった身体を冷やす働きがあります。特に、たんぱく質、ビタミンB1、アリシン、ビタミンCは、積極的に摂りたい栄養素です。
(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)
■夏バテの医学的メカニズム
西洋医学 : 夏バテは「自律神経の機能低下」がもたらす不調
私たちが夏に汗をかくのは、汗とともに体内の熱を放出して体温上昇を抑えるため。この発汗作用をコントロールしているのは自律神経ですが、猛暑の室外で汗をかいた後に室内に入ると冷房で冷えているため、今度は自律神経が体内の熱を逃さないように汗腺や血管を収縮させるという、真逆の仕事をしなければならなくなります。
夏場はこうした「熱の放出」と「熱の保持」という真逆の体温調節機能が繰り返し酷使されるため、自律神経が疲労してしまい、うまく働かなくなってしまうのです。
自律神経は食欲や睡眠などもコントロールしています。自律神経が疲労して機能が低下すると、食欲不振や胃腸の不調、不眠なども招くのです。
東洋医学 : 夏バテは「水分とエネルギーが漏れ出る」ために起こる不調
東洋医学では、夏バテは「汗と一緒に体内のエネルギーが漏れ出るために生じる不調」と考えます。体の活動エネルギーである『気』は体中を巡って内臓などにエネルギーを供給していますが、汗をかくと、汗と一緒に気も体外へ漏れ出てしまうため、体内の気の量が不足して内臓などの活動が低下し、食欲不振などの症状を引き起こすのです。さらに、汗をかくことによる体内の水分不足も、夏バテの一因と考えられます。
ほてりやだるさなどは、体内の水分が不足するために熱が過剰にたまって起こる症状です。
夏バテ&熱中症予防のためには汗をかくことも大切
夏バテになると熱中症にもかかりやすくなります。夏バテとは、発汗による体温調節機能がうまく働かなくなった状態です。そのため、暑くても体内の熱をうまく放出できなくなり、熱中症になることが多いのです。
夏バテや熱中症を防ぐためには、発汗による体温調節機能がきちんと働くように体を管理することが大切。そのポイントは、「毎日少しだけ汗をかくこと」です。じわっと汗ばむ程度に汗をかく習慣を身につけると、体温調節機能が維持しやすくなり、夏バテや熱中症になりにくくなります。
============
康復医学学会では、「HM-3000(特系霊芝)」+「ラフマエキス」+「コエンザイムQ10」で、夏の血流、睡眠、体力の維持・改善をお勧めしています。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン
0 件のコメント:
コメントを投稿