夏のストレスで季節性うつになる?
今年の夏の暑さには、誰もが体力、気力を奪われているのではないでしょうか。猛暑日が続き、体調を崩す人やうつになる人も増えているようです。暑さによるストレスを上手に回避して気持ちよく過ごすための手立てを考えましょう。季節性のうつは本来冬に多いものでしたが、ここ数年は夏にうつ症状を訴える人が増えています。
眠れない、食欲がない、頭痛や吐き気がする、日中もだるさが取れないといった体の不調が続くうちに、気力がわかない、集中できない、考えがまとまらない、出かけたくない、気分が落ち着かないなどの症状が表れるようになります。暑さのために身体の疲労が続き、さらに心の疲労もみられるようになった抑うつ症状かもしれません。
夏を上手に乗り切るためには、まず人体の「概日リズム」に従って、基本的な生活パターンを整えることが大切です。概日リズムとは、自律神経の働きによって、約1日周期で目が覚めたり眠くなったり、血圧、体温、ホルモン分泌などが変動したりするサイクルのことです。
夜更かしを避け毎日決まった時間に就寝、起きたらまずカーテンを開けて朝の光を浴びます。これによって自律神経が休眠から活動状態へとスイッチします。
冷房の効かせ過ぎは、体温調節を司る自律神経のバランスを崩す原因となります。外気との温度差を5度以下に抑え、時々窓を開けて換気をしてください。室温調整ができない場合には、ひざ掛けや上着などを利用して冷え過ぎを防ぎましょう。
食事も、冷たいものばかり食べたり飲んだりせず、温かいものも摂って体が内側から冷え過ぎないように気をつけましょう。
時には気分転換をはかることも大切です。屋内ばかりにいないで外に出かけてみる、食事や買物、映画を観るなど、好きなことを前向きにしてみましょう。誰かとのおしゃべりや、笑うことも、ストレス解消にとても有効です。
また、就寝前にぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、マッサージをしたり、ゆったりした音楽を聴いたりするなどリラックスを心がけましょう。寝苦しい夜には、適度にエアコンを使いましょう。タイマーの活用はもちろん、温度を下げ過ぎず、冷風が直接体にあたらないように風向きを調節することも忘れずに。
(監修:東急病院、東急健康管理センター所長 伊藤克人)
■夏ストレスを解消する!
日本の夏は高温多湿のため、昼は痛いほどの陽射しを受け老化の敵である紫外線のストレスを感じ、夜は暑苦しく寝不足が続きやはり老化の敵である活性酸素の発生を促進、イライラなど心身のストレスを感じます。酸化ストレスの現況「紫外線」
体内で発生する活性酸素によって体に影響を及ぼすストレスを総称して「酸化ストレス」といいます。酸化ストレスを高める元凶の一つが「紫外線」です。水面や砂浜の反射した照り返しの紫外線は強く、屋外プールや海のレジャーには注意が必要です。逆に芝生の紫外線の反射率は1~2でほとんど照り返しはありません。夏の紫外線対策としては芝生の上、大樹の下で過ごすのが理想です。ストレスは副腎ホルモンのバランスを崩しやすい
長期間の強いストレスは、体力や気力の消耗や免疫機能を抑制し発病のリスクを高めます。特に副腎ホルモンのバランスを崩しやすく、消化不良、吸収不良、アレルギー、動脈硬化、高血圧、低血糖、喘息、胃炎、潰瘍など多くの疾患のリスクが高まります。紫外線、活性酸素など抗酸化対策だけでなくホルモンバランスを整える対策も大切です。夏は「睡眠」と「体力」が重要
体の概日リズムを整えるには、脳内の神経伝達物質セロトニンが働きます。睡眠ホルモン「メラトニ ン」はセロトニンが原料です。当学会の研究素材「ラフマエキス」には、セロトニン産生に関するエビデンスがあります。また、体力(エネルギー)の産生には、酸素とコエンザイムQ10が不可欠です。「HM-3000(特系霊芝)」で抹消血管機能を改善することで、酸素は体の隅々まで供給され、エネルギー産生促進に大きく影響します。いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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