不妊治療女性、仕事と両立難しく 4割が退職・転職
女性Aさん(35歳)は、妊娠を希望しています。しかし、妊娠する兆候もみられず8度生理を見送りました。Aさんは年齢のこともあり、早く不妊治療を開始したい気持ちですが、現在フルタイムで働いており休みはシフト制、勤務日は通院が不可能(時間的に)な状態、仕事もかなりハードです。
ネットなどで調べてみると、不妊治療は次の受診日を指定されたりするようなので、今の仕事を続けながら治療をするのは難しいのでは‥‥と、病院に行くのをためらってます。
Aさんは治療のために、思い切って仕事を辞めようかと考えたり‥‥。
不妊症の患者を支援するNPO法人「Fine(ファイン)」は、働きながら不妊治療を受けた女性の92%が仕事と治療の両立は難しいと感じ、そのうちの4割以上は退職、転職するなど勤務状況が変わった、との調査結果を8月5日に公表しました。
同NPOの松本理事長は「高額な不妊治療費を捻出するため、当事者の多くは働いているが、仕事と治療の両立は時間的、精神的な負担も大きい」と指摘。多様な働き方の整備や支援制度を利用しやすい環境づくりが必要だと訴えています。
昨年5月~今年1月、ネット上でアンケートを実施しました。
不妊治療を経験した回答者2,152人(うち男性13人)で「仕事と治療の両立が難しいと感じた」ことがある人は1,978人(92%)でした。そのうちの4割以上に当たる836人は治療を理由に勤務状況が変わりました。内訳は退職527人、転職121人、休職104人、異動84人。理由(複数回答)は「通院回数が多い」が568人、「体力的に負担が大きい」が335人、「職場で協力や支援を得にくい」が333人でした。職場に不妊治療をサポートする制度があると答えたのは6%でした。
アンケートの自由記述欄には「正社員の職を手放して子供もできなかった場合、何も残らないというのが怖い」、「時短勤務にしたいが、給料が減ると治療代が払えない」などの声が寄せられました。
少子化対策が叫ばれる中、子どもを望む人が社会的理由でなかなか不妊治療に踏み込めないというのは、早急に解決策を検討すべき大きな問題です。
http://www.nikkei.com/ 他
■不妊症の原因と対策
不妊症とは正常な夫婦生活があって、2年以内に妊娠しない場合をいいます。これは、通常、夫婦の90%以上が2年以内に妊娠するという事実に基づいています。過去に妊娠の経験がないものを原発性不妊、妊娠したことはあるがその後2年以上妊娠しない場合を続発性不妊と言います。
判断が難しい不妊症の原因
不妊症の女性側の原因は約5割で、男性側が約3割、その他の原因不明が約2割といわれていますが、ほとんどは原因不明不妊といえるために不妊症の治療は難しいといえます。不妊症の原因が1つの場合もあれば複数の場合もあります。また2年以内に妊娠しない場合でも、すべての場合に原因、異常があるという訳ではありません。
妊娠のプロセスは大変複雑なので様々な原因が考えられますが、根本的な原因がわからないため「原因を取り除く治療」ができないのが不妊症の特徴でもあります。
検査によって60~70%の人に問題が見つかりますが、これといって原因が見つけられないケースも15%ほどにのぼります。
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不妊で悩む方へ
厚生省のリーフレット |
■厚労省の不妊に悩む方への特定治療支援事業
厚労省では、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額な医療費がかかる、配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を助成しています。【対象者】
⇒ 特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦。
【対象となる治療】
⇒ 体外受精及び顕微授精(特定不妊治療)。※詳しくは厚労省のホームページをご覧ください。
■『和漢研の食(しょく)』による実証例
『和漢研の食』 |
これは、霊芝とサバのタンパク質(水溶性、低分子ペプチド型)の親和性による効果であると当学会では推測しています。
霊芝の血流改善作用と、海魚で唯一の“薬用魚”といわれるサバのペプチドの特殊構造(分子量が小さく吸収しやすい、理想的なアミノ酸バランス)による成長ホルモンの分泌促進などが影響しているものと見られます。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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