暖冬の影響で早まっているスギ花粉の飛散!
環境省の資料では「1~2月の気温が平年よりも高いと開花時期が早まることから、スギ花粉の飛散時期が早まる傾向にある」と報告されています。今年は、年明けから比較的暖かい日が続いた影響で、花粉症のピークは例年より早まるといわれています。一方、インフルエンザが流行するのは12~1月頃ですが、こちらは逆に暖冬の影響で、流行のピークが1月後半から2月にずれ込むことが予測されています。
インフルエンザの流行が遅れ、花粉の飛散が早まると、この2つが同時にピークを迎える恐れがあります。花粉症をきっかけに粘膜に炎症を起こし、免疫機能が低下するタイミングで、インフルエンザウイルスに感染すると重症化が懸念されます。
花粉症の人は、インフルエンザ対策をいつもよりも入念に行い、重症化を防ぐために今から準備しておくことが重要です。
スギは古来より建築資材として重用され、スギの植林は江戸時代から行われていました。戦後、焼け野原となった都市を再建するために多くの木材が必要となりました。そこで国策として拡大造林計画が推進され、各地にスギが植えられたのです。現在、日本の森林のうち40%ほどが人工林ですが、そのうち43%がスギ林です。それほど需要のある木材だったのです。
しかし、大量にスギが植えられたのに花粉症が存在しなかったのはなぜでしょうか。実は、スギ花粉は、樹齢30年くらいから飛散を始めます。
戦後に植えられたスギが伐採された時期は、日本は高度経済成長期でした。建築技法の変化や、安い外国産木材の流入により、国産スギの価格が下落。そのため、需要がないとして放置されるスギ林が増え、樹齢30年を超えたスギが花粉を飛散させるようになったのです。
スギ花粉が初めて確認されたのは1964(昭和39)年、東京オリンピックの年。場所は栃木県日光市でした。それまでは花粉症のような症状があっても原因は特定されていませんでした。人類の長い歴史から見れば、花粉症はつい最近発見されたばかりの現代的な病気なのです。
スギ花粉は樹齢50年くらいまで飛び続けると言われています。専門家の分析によれば、2030~2050年頃までは、スギ花粉の大量飛散は続くと見られ、少なくともあと15年は辛抱する必要があるということです。
東京都などは、無花粉のスギ・ヒノキの植え替えを進めているものの、新たに木を植えたとしても買い手がつかないため、事業が進んでいないのが実情です。
■霊芝による花粉症対策
花粉症のメカニズム
鼻粘膜や結膜にスギ花粉情報をリンパ球B細胞に伝えます。するとリンパ球B細胞は、アレルギーを起こす「IgE抗体」を大量に分など(抗原)が入ってくると、マクロファージなどが抗原の泌します。IgE抗体は、体内のいたるところにある肥満細胞などのIgE抗体受容体(レセプター)と結合します。ここまでがアレルギーの準備状態で、「感作」といいます。肥満細胞などにIgE抗体が結合して感作が成立した後、そこに再び同じ抗原が入ってくると、その抗原に対するIgE抗体に結合します(抗体同士が抗原によって結合=架橋)。
肥満細胞には、ケミカルメディエーター(化学伝達物質)が詰まっており、架橋が起こると、肥満細胞からヒスタミンが放出されます。また、細胞膜からロイコトリエンやプロスタグランジンなどが撒き散らされ、これらが目、鼻、皮膚、気管支などで症状を起こすのです。
そして、一連のアレルギー反応を繰り返すうちに、粘膜がますます敏感になり、わずかな量の抗原、冷たい空気やタバコの煙のような抗原以外のものにまで反応して症状が出てしまうようになってしまうのです。
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「HM-3000(特系霊芝)」と花粉症
康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」には、抗体を生み出すリンパ球B細胞の増殖抑制効果に関するデータがあります。このデータは、活性化誘発剤の量が少なければリンパ球増殖を促進し、多量であれば増殖を抑制するというHM-3000の作用が双方向性を持つことを確認した一方で、B細胞の増殖に対しては抑制効果が現れたというものです。『HM真菌』(和漢生薬研究所) |
対策に ひと工夫! 『HM真菌』鼻スプレー
市販の鼻洗浄スプレーの使用済み空容器に、『HM真菌』(和漢生薬研究所)のカプセル内の粉末と水を入れて使用すると、鼻がスッキリするようです。200mLの容器なら3カプセル程度が適当です。
※市販の点鼻薬が空になったのを確認し、空容器はよく洗ってからご使用ください。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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