健康長寿の秘密を科学的に解明
2016年、沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、京都大学との共同研究で、高齢者に特異的に変化する血中代謝物(生体内の代謝によって産生され、個人の健康や病気、食生活などに関する多くの情報を提供してくれる体内物質)を特定しました。人体の老化の解明ついて重要な手掛かりを見いだしたと言えます。日本人の平均寿命は、年々右肩上がり傾向を見せ、男女共に世界有数の長寿国と言えます。しかし、高齢化に伴い、生活習慣病や関節疾患などにより介護を必要とする人々も増えており、単に長寿を実現させるだけでなく、いかに健康に長生きをするかということが社会的な課題ともなっています。また、特に大きな疾病はしなくても、高齢化とともに筋力や腎臓などの身体機能が衰退することはよく知られていますが、これまで、この現象について科学的に迫った研究はありませんでしたが、研究チームは、健康状態を反映する血液中の代謝物を調べることで、老化メカニズムの科学的解明に挑んだのです。
研究チームは、代謝物の特定・分析のため若年成人15名(25~33歳)と高齢者15名(74~88歳)、計30名の健常者から血液サンプルを採取しました。これまでの研究では、赤血球はほとんど注目されていませんでしたが、研究チームは、赤血球を重要な検査項目と見なし、詳細な分析を行いました。
まず、採取した血液サンプルの血中代謝物の特定を行いました。そして、高齢者の体内で量が増加している化合物と、減少している化合物を調べました。
その結果、高齢化に関わる14種の化合物を特定。そのうちの半数の化合物が、高齢者の体内で減少しており、それらは主に「抗酸化物質」と、「筋力に関わる化合物」でした。
逆に、体内量の増加が見られた化合物類は、腎臓および肝臓機能の低下に関与している代謝物であることが判明しました。
さらに、同じ代謝経路で見つかったこれらの加齢に関わる代謝物の一部は、その量の変動が互いに相関していることから、加齢による影響は、両タイプ方の代謝物に同時に作用していることがわかったのです。
本研究により加齢に関わる代謝物が特定されたことで、抗酸化物質量の減少と筋力の衰えを防ぐためには、抗酸化物質を多く含む食物や、適正量の動物性タンパク質を摂取し、適度な運動を続けることが重要であることが示唆されました。
長寿に関する研究の意義について、OISTの柳田教授はこう語ります。「長寿は私たちにとって大いなる謎です。高齢者が人生の最期を幸せに過ごすための秘訣は何か。その謎が解ければ、人類の健康と福祉に貢献することができるはずです」。
(出典:https://www.oist.jp/)
■― 久食軽身不老延年神仙 ―
『神農本草経』(復元) |
この書には365種の薬物が上品・中品・下品に分類して記述されています。上品(上薬)とは無毒で長期服用が可能な「養命薬」、中品(中薬)は毒にもなり得る「養性薬」、下品(下薬)は毒が強く長期服用できない「治病薬」としています。
そして今回のタイトル「久食軽身不老延年神仙」とは、『神農本草経』において、上薬に分類されている「霊芝」の解説に記載されている文言なのです。
日本語で読めば、「久しく食すれば身が軽やかになり、老いず天年を延べ、仙人の域に達せられる」となります。つまり、意訳すれば以下のようになります。
「久食」:長期にわたり服用が可能で、副作用がない。
「軽身」:身体が重い、痛いなどの自覚症状がなくなり、身が軽くなり動作が軽快になる。
「不老」:老化スピードを遅らせ、同年代より若々しく見える。
「延年」:健康的で寿命をまっとうできる。
「神仙」:精神が常に安定し、充実した健康生活を送れる。
そして、康復医学学会が長年研究を進め、推奨している「HM-3000(特系霊芝)」には、これら全てを裏付けるデータが揃っているのです。
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これまで各霊芝エキスメーカーは、霊芝の有効成分の抽出において、熱水に入れて成分を煮出す「熱水抽出」やアルコールに浸しながら成分を取り出す「アルコール抽出法」、何段階かに分けて圧力をかけ成分を取り出す「循環多段式加圧抽出法」などが用いられてきました。しかし、霊芝は細胞壁が破れにくく、多くても8~30%前後しか抽出できなかったり、有効成分を体内に効率的に取り込むために必要な補完成分が抽出後の絞りカスに残ってしまったりして無駄が多かったのも事実です。
酵素分解溶出霊芝 |
今後、新商品の開発や既存商品のリニューアルへの活用に期待ができます。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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