実力未知数の"がん新検査"
山形県金山町では昨年から、希望する検診受診者らに、がん探知犬による尿検査を導入しました。町立金山診療所の瀬尾医長は、手応えを感じています。がん患者の尿には特有のにおいがあるとされ、日本医科大千葉北総病院の宮下教授らが嗅覚の鋭い犬に検知させる研究を進めています。5人の尿から1人のがん患者の尿を見つける300回以上の実験では、ほぼ完ぺきに的中。
がん患者の尿のにおいには糸状の生き物「線虫」も反応します。これに着目するのが、元九州大の広津助教授が起業した「HIROTSUバイオサイエンス」(東京都港区)。線虫の行動計測機器を大手企業と開発し、2020年の実用化を目指します。
一方、国立がん研究センターの落谷分野長らは、血液を使った検査法を開発。がん細胞が分泌する微少な「マイクロRNA」を調べる方法で、保存血液を使った研究では13種類のがんが判別できました。昨夏に倫理委員会の承認を受け、今は臨床研究を進めています。
新しい検査法の特長は、簡便さと調べられるがん種の多さ。国が推奨する肺、胃、大腸、乳房、子宮頸部の5つのがん検診の受診率は、いずれも低く40~50%。医療機関に出向く煩わしさ、検査に伴う痛みや恥ずかしさが要因と指摘されますが、少量の検体で複数のがんが分かれば受診率が一気に上がる期待もあります。
ただし、がん検診の最大の目的は発見率アップだけではなく「死亡率の減少」にあります。現在の五つの検診は、長期の比較研究で効果が確認されています。新検査法は、保存血液や尿を対象としたがんの発見率は高いものの、検診に有効かどうかの検証は緒に就いたばかりで、死亡率が低下するかは未知数です。祖父江友孝・大阪大教授(環境医学)は「新検査法は過大に評価されている」とクギを刺し、「利益が確認されていない検診は、本来実施すべきではない。実用化には手順を踏んだ検証が欠かせない」と指摘します。
(出典:https://mainichi.)
■康復医学におけるがん対処法
がんに対しては、あくまでも西洋医学による治療が大前提となります。様々ながん新検査法の開発によって、早期発見が容易になってきましたが、がん治療に関しては康復医学が担うポイントも重要です。康復医学療法によって、長期の過酷な治療に耐えうる体力と体内環境をしっかりと整え、精神的ダメージを緩和させることが、がんへの対処として不可欠です。
康復医学療法のポイント
●微小循環の改善により「がん悪液質*」の進行を抑え、老廃物回収の促進により体内環境の調整、転移・浸潤を抑制する●微小循環の改善と免疫機能の改善により腫瘍マーカーを正常に戻す
●細胞への酸素供給量を促進することで体内環境を整え、がん化進行抑制の可能性を上げる
●血栓の生成を抑制する(血栓症対策:がんの死因に血栓症は多い)
●貧血に備える、造血を促進する(がんの末期は貧血を伴っている例が多数ある)
●体内の抗酸化酵素の働きを高める(活性酸素による酸化ストレス対策)
●抗がん剤の副作用に対処する
●体力を強化し、長期にわたる治療による衰弱を予防する
●ストレス耐性を高める、疾病によるストレス対策、前向きに治療を進める
*「悪液質」とは、cachexia(悪い状態)いう医学用語の訳語で、明治時代に訳されたまま現在も使われています。悪液質は心臓や呼吸器の慢性疾患など、がん以外の病気にも見られるので、がんを原因とするものを「がん悪液質(cancer cachexi)」と呼んでいます。
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「HM-3000(特系霊芝)」はこれまでにも、霊芝に含まれているガノデリン酸類などトリテルペノイド系化合物の薬理活性成分が抗がんに対してその有効性を認められていました。そして、このたび康復医学学会では、抗がんに特化したともいうべき霊芝配合製品を新開発いたしました。メーカーによりますと海外での発売が先行するようですが、エキス抽出方法から配合成分に至るまで全く新しい製品となっています。ご期待ください!
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン
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