"隠れ糖尿病"が増加中!
「隠れ糖尿病」とは、一般的な検査では異常が見られないものの、食後の血糖値が異常に高くなるなど、糖尿病予備軍の状態にあることです。見過ごされがちなこの状態は、将来的に本格的な糖尿病へと進行し、心臓病、脳卒中、腎臓病、失明といった重篤な合併症を引き起こすリスクを高めるため、その実態と対策が喫緊の課題となっています。
日本糖尿病学会が発表している「糖尿病実態調査」など複数の調査報告によると、日本における糖尿病患者数は約1000万人と推計されており、さらに糖尿病予備軍は約1000万人いるとされています。この予備軍の中には、自覚症状がなく、通常の健康診断では発見されにくい「隠れ糖尿病」の状態にある人が相当数含まれていると考えられています。
健康診断で正常とされた人々のうち、ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行うと、約20%が隠れ糖尿病に該当したというデータもあります。また、別の調査では、特に40代以降の世代で隠れ糖尿病の有病率が高まる傾向が指摘されており、食生活の変化や運動不足といったライフスタイルが大きく影響していると結論付けられています。
通常の健康診断で行われる空腹時血糖値やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)は、糖尿病の診断基準として重要ですが、「血糖値スパイク」(食後の血糖値の急激な上昇)を捉えにくいという側面があります。この血糖値スパイクは、血管の内壁にダメージを与え、動脈硬化を進行させる要因となることが知られています。隠れ糖尿病の多くは、この血糖値スパイクを頻繁に起こしている状態にあると言えるでしょう。
隠れ糖尿病が見過ごされやすい最大の理由は、"自覚症状がほとんどない"ことにあります。糖尿病の典型的な症状(喉の渇き、頻尿、体重減少など)が現れるのは、血糖値がかなり高い状態になってからです。そのため、隠れ糖尿病の段階では、多くの人が自身の体の変化に気づかず、医療機関を受診する機会も少ないのが現状です。
また、前述のように、発見しにくいという問題もあります。空腹時血糖値が正常範囲内であっても、食後急激に血糖値が上昇するタイプの人を見つけるためには、食後血糖値を測定したり、より詳細なブドウ糖負荷試験を行ったりする必要があります。しかし、この検査は、一般的な健康診断には含まれていないことが多く、見逃されてしまうのです。
隠れ糖尿病の状態が続くと、膵臓からインスリンが過剰に分泌され、膵臓が疲弊してインスリンの分泌能力が低下し、やがて本格的な糖尿病へと進行するリスクが高まります。さらに、隠れ糖尿病の段階でも、すでに血管へのダメージは始まっています。
ある疫学調査では、空腹時血糖値は正常でも食後高血糖を示す人では、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが2倍以上に高まるという報告があります。これは、食後の高血糖が活性酸素の生成を促進し、血管の内皮細胞を傷つけ、動脈硬化を加速させるためと考えられます。
(出典:https://www.zakzak.co.jp/)
■要注意、食後高血糖
糖尿病の予防には、「食後高血糖」の管理が非常に重要です。食後高血糖とは、食事を摂った後に血糖値が急激に上昇し、高止まりする状態を指します。健康な人でも食後に血糖値は上がりますが、インスリンの働きで速やかに正常値に戻ります。しかし、インスリンの分泌不足や、働きの低下(インスリン抵抗性)により、食後の血糖値が異常に高くなるのです。
食後高血糖が糖尿病予防に重要な理由
【血管へのダメージ蓄積】:高血糖状態が続くと、血管の内皮細胞が傷つき、動脈硬化が進行。食後高血糖は、特に食後に血管に大きな負担をかけるため、心臓病や脳卒中などの合併症リスクを高める。
【インスリン分泌能力の低下】:膵臓のβ細胞は、血糖値の上昇に応じてインスリンを分泌する。しかし、食後高血糖が続くと、β細胞は常に過剰なインスリン分泌を強いられ、疲弊してしまう。これにより、インスリンの分泌能力がさらに低下し、糖尿病の発症や悪化の加速という悪循環に陥る。
【糖尿病への移行リスク】:食後高血糖は、糖尿病予備群(境界型糖尿病)の典型的な症状の一つ。空腹時血糖値が正常範囲内でも、食後血糖値が高い状態が続くと、2型糖尿病に移行するリスクが著しく高まる。
糖尿病の診断基準と食後高血糖
日本の糖尿病の診断基準(2024年 日本糖尿病学会)では、右表のいずれかに該当する場合に糖尿病と診断されます。注目すべきは、「75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)2時間値」です。これは、ブドウ糖を摂取した後に血糖値がどのように変化するかを見る検査であり、食後高血糖の状態を評価するために非常に重要です。OGTTの2時間値が200mg/dL以上であれば糖尿病と診断されますが、140mg/dL以上200mg/dL未満の場合は「境界型糖尿病」と診断され、糖尿病予備群として注意が必要です。また、HbA1cは過去1~2ヶ月の平均的な血糖値を反映する指標ですが、食後高血糖が頻繁に起こっていると、このHbA1cも上昇します。
食後高血糖の予防には、①食事の見直し ②適度な運動 ③規則正しい生活 ④定期的な健康診断 などが大切です。
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高血糖によるAGE(終末糖化産物)は、毎日の生活で少しずつ体内に溜まります。糖質の摂取に気をつけなければなりません。しかし、「甘み」を制限は、ストレスを生じかねません。当学会が研究開発して商品化に結び付いた甘味調味料「グリシン+霊芝炭」の製品は、十分に甘いうえに、糖質ゼロ。しかも、グリシンはアミノ酸ですので、人工甘味料特有の有害性がなく安全・安心。食後高血糖対策、糖質制限には最適の商品です。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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