2016年9月21日水曜日

血管の老化

塩分と動物の油は、血管の老化の原因?

血管の中でも一番大切な毛細血管の老化を促す大きな原因は日常の食生活です。そして、血管を狭くさせる要因の一つは“塩分の過剰摂取”があげられます。塩分はおいしさを感じる要素でもあるため、つい多めに摂りがちです。
 では、なぜ塩分がいけないのでしょうか?

 まず塩分を摂り過ぎると体内では余計な塩分を出そうと血圧を高くして排除しようとします。それでも余る塩分が血管の壁に入り込んでしまう結果、血管壁はしなやかさを失くし、厚く硬くなってしまうのです。徐々に血管の内側にある内皮細胞が傷つきその傷口に異物が入り込みます。その異物の代表が悪玉のLDLコレステロール、つまり油なのです。そのLDLコレステロールは異物(非自己)なので、体内の免疫機能が働き攻撃をします。その結果、免疫細胞のマクロファージは不要な酸化LDLコレステロールを食べて処理をするのです。おなか一杯になったマクロファージは泡沫細胞に変化し血管内膜にふくらんだコブを作ります。これが血管の通りをさらに悪くするアテローム性プラークなのです。


 毛細血管が何かの原因で詰まってしまうことが毛細血管の老化へとつながります。余分な塩分以外に毛細血管を詰まらせる理由はあります。それが酸化悪玉コレステロールの過食、つまり“油脂の過剰摂取”です。体にとって良い油、悪い油の見分け方の目安は、人間の体温より高い動物の油かどうかということです。

 毎日の食事で少しずつ血管内に入ったこの油は人間の平均体温36.5℃(深部体温でも36.5~37.5℃)では体外に出られないのです。考えてみてください。ラードは牛の油脂です。鉄板の上で熱を加えれば溶けますが、人間の体温では溶けません。なぜなら牛の体温は38.5℃なので、もし36.5℃で溶けるなら牛の体内で霜降り脂肪はできないのです。このように豊かな食生活によって人間より体温の高い動物の油脂を食する機会が増えたことが問題です。人間より体温の高い動物を別表でつけましたので参考にしてください。

 動物でも魚の油(EPA、DHA)は人間の体温より低いのでOKです。また、植物性油、特に質の良いオリーブ油は最高です。これらは血管の抗老化にも良い油といわれています。


■血管の老化によるリスクと予防

血管の99%は毛細血管です。血管の老化とは毛細血管の老化のことであり、その原因は、野菜不足や運動不足、睡眠不足などの悪い生活習慣です。これに「タバコ」が加わると、血管の老化だけでなく身体全体の老化を早め、死に近づきますので注意が必要です。
 血管の老化は、
①(血管が)硬くなる
②(血管が)厚くなる
③(血管が)狭くなる
という3つの変化を起こします。実際の年齢よりも血管年齢の方が高いという場合、「血管が詰まる・破れる」リスクが高くなります。詰まった場合は「心筋梗塞」「脳梗塞」、詰まって破れた場合は「脳出血」「くも膜下出血」になります。
 また、脳血管の老化は認知症の発症にも大きな影響を与えます。

毛細血管の老化を予防するには

AGE(終末糖化産物)を発生させない食生活

糖質を制限する(人工甘味料は別の意味で危険)、AGEの多い食品(ファストフード、ジャンクフード)は手に取らない、酸化ストレス(紫外線、タバコ、深酒など)を避ける。

軽い運動を習慣化する

運動は内皮細胞の機能を改善します。少し汗ばむ、中程度の運動が効果的です。速歩やスロージョギング、室内運動としてはベンチステップなどがオススメ。1日30分以上毎日続けてみてください。分けて行ってもOK。週3回以上、合計で180分以上を目標にしましょう。
 激しい運動はむしろ内皮細胞の機能を低下させ動脈硬化を促してしまう恐れがあり、逆効果だといわれています。


血流改善こそが真の健康への近道!

真の健康とは、病気や老化の原因である毛細血管の老化を止めること、また毛細血管血流により全身の各組織・器官・細胞に必要な栄養素や酸素、ホルモンや抗体などが運ばれ、正しい新陳代謝が行われることによって体内に蓄積された重金属類の不純物やその他の老廃物を排出することにあるのです。

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当学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、毛細血管血流の改善だけでなく、毛細血管内皮細胞増殖への促進作用が確認されていますので、血管内皮の保護、損傷後の内皮細胞の修復へとつながり、毛細血管壁の正常性および血栓形成の予防に重要な意味を持っています。
 つまりHM-3000は、毛細血管の老化予防に最も効果的な生薬といえるのです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年9月14日水曜日

はしかとワクチン

はしか感染広がる 「第3波」に注意

大阪府泉佐野市の関西国際空港(関空)から、はしかの感染が広がっています。空港従業員や利用客ら少なくとも計39人の発症が確認され、今後も感染拡大が心配されています。厚生労働省は「2回接種が必要なワクチンをきちんと受けていない人は、早く受けてほしい」と呼び掛けています。


感染力強いウイルス

はしかは麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。風邪と初期症状が似ていますが、感染力が強いのが特徴です。免疫を持たない人がウイルスに感染すると、ほぼ100%発症します。感染から約10日の潜伏期間を経て、発熱やせき、鼻水などの症状が表れ、高熱や全身に発疹が出ます。

 発症者が最初に現れたのは8月9日。関空の国際線カウンターなどで接客を担当する20代の女性従業員でした。厚労省によると、9日以降に発症した利用客3人は、7月31日に関空にいました。4人はこの時期に関空にいた別の人物から感染したとみられています。

 従業員と接触した医療関係者も次々に発症。関空利用客の1人が参加した千葉市の幕張メッセで開かれたコンサート会場にいた人への感染も確認されています。大阪府は8月9日を「第1波」、次に症状が相次いだ同21日以降を「第2波」としています。2次感染者から広がる「第3波」は9月7日ごろ以降とみています。


「排除状態」にあったが…

日本は2015年3月、世界保健機関(WHO)から、はしかの「排除状態」にあるとの認定を受けました。国内に定着した麻疹ウイルス(土着ウイルス)による感染が3年間、確認されなかったことから、一般には日本ではしかが「撲滅された」と理解されています。
 日本は先進国の中では認定を受けたのが遅く、対策が進んでいた海外からは「はしか輸出国」と非難されたことも。はしかはワクチンを2回接種すれば、ほぼ免疫を獲得できるため、2006年度から未就学児に2回の定期接種を始めています。2007~08年にワクチンを十分に受けていなかった10~20代に大流行が起きたことから、2008年度から5年、中学1年と高校3年が接種する機会が設けられました。2008年に1万人超だった患者数は2009年以降は激減しています。

 今回の感染者にはワクチン接種歴のない人が目立っています。感染の大半は20~30代で、ワクチン接種を1回しか受けていない人が多いとのこと。十分な免疫が付かなかったため、感染につながったとみられています。


■ワクチンの有効性論争

はしか(麻疹)には、特異的な治療法はありません。日本でははしかと風疹を予防するための混合ワクチン『MRワクチン』が広く使用されています。ワクチンを接種することで95%以上の人に免疫をつけることができると言われていますが、副作用もあります(接種して2週間以内の発熱が約13%、接種後1週間前後の発しんが数%、アレルギー反応としてのじんま疹が約3%、発熱に伴うけいれんが約0.3%)。重篤な副作用として脳炎がありますが、因果関係が不明なものを含めて100~150万人に1人以下とされています。

最終判断は自分たちで下すしかない

そもそも予防接種を打つかどうかを判断するには、正確な情報が必要です。しかし、医師や学者の間でもワクチンの有効性を訴える人や無効性を説く人の双方がいますので、その情報が正確なのか偽りなのかの最終的判断は自分たちで下さなければならないのが難しいところです。

【ワクチン積極論者の言い分】

「はしかは感染力が強く空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。ワクチンが有効な予防法といえます。また、はしかの患者に接触した場合、72時間以内にワクチンの予防接種をすることも効果的です。反ワクチン論者のせいで、わざと子どもをはしかに感染させて"自然な免疫"を付けさせようという人もいますが、合併症を起こして後遺症が残るリスクは高いのです。はしかに限らず、ワクチンは免疫の弱い人たちを病気から守るためのものでもあります。ワクチンを打っても免疫がつきにくい人、病気のせいでワクチンを打てない人もいます。不正確な反ワクチン論が広まると、こうした弱い人たちが被害を受けることを忘れないでください」


【反ワクチン論者の言い分】

「はしかのワクチンも風疹のワクチンも効きません。たとえばイスラマバード市内の病院は運ばれてきたはしかの子どもたちの50%以上は以前に予防接種を受けてきたことがわかっており、ワクチンに何も予防効果もないことを証明しています。日本のトップ機関である国立感染症研究所のデータでは、はしかにかかった人の66%ははしかワクチンを接種、風疹に罹った男性の76%は風疹ワクチンを接種、女性の65%は風疹ワクチンを接種、とあります。やはり予防効果はありません。そもそもワクチンは効果がないどころか感染症を増やしてしまうのです」

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 いずれにせよ、きちんとワクチン接種する人も、ワクチン接種しない人も、無防備な時期が生じるのは避けられません。また、はしかワクチンは不足しており、予防接種を希望しても、打つのが難しくなる恐れも出てきています。

(はしかに関する国の考え方は、厚労省のホームページをご確認ください。→ http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年9月7日水曜日

注目の「ケイ素」

ケイ素(珪素・シリカ)の体内での働き

健康や美を保つ成分として、ケイ素(=シリカ)に注目が集まっています。
 ケイ素とは岩石や土壌、粘土などを構成している元素のことを指し、一般的には水晶の形状をしているとして知られています。そのケイ素が健康や美容に対してどのような働きをするのか、なぜ重要であるのかについてご紹介します。


【体内での働きと効果】

実はケイ素は、ケイ酸塩として皮膚や骨、毛髪、爪、血管、細胞壁など、人の身体の様々な部位に含まれており、なかでも皮膚への含有量が一番多いとされています。
 体内に含まれるケイ素は肌の保湿、骨や毛髪、爪、コラーゲンの再生などを手助けしてくれています。つまり健やかな素肌や強い骨、しなやかな髪には、ケイ素の働きが少なからず関係しているというわけです。
 特に肌の弾力を保つのに必要なエラスチンや、潤い成分であるヒアルロン酸を結びつけ肌を丈夫にしてくれる働きがあるため、健やかな肌には必要不可欠な成分と言えます。


【ケイ素が含まれる食品】

加齢により次第に減少すると言われているケイ素ですが、日常ではどのような形で摂取できるのでしょうか。ワカメの茎、アサリ、昆布、大豆、ゴボウが、ケイ素を多く含む食品です。なかでもワカメのケイ素含有量は4.8mg/100gと、特に多いと言われています。大人が1日当たりに必要とするケイ素は9mgですから、含有量の多いワカメで考えても、毎日200gずつ食べなければならないという計算になります。
 白米や精白パン、加工食品が多く取り入れられている現代の典型的な食事内容からは、ケイ素の摂取量は非常に少ないと推測されます。上記にもあるように、そもそも食事で1日に必要なケイ素を摂取しつづけるのは非常に困難であることが分かります。

【ケイ素が不足すると】

これらの理由からも、サプリメントなどの健康食品や化粧品などからケイ素を取り入れることが効果的と言えます。
 では、ケイ素不足になってしまうとどのようなことが起こるのでしょうか? 先述の通り、ケイ素は皮膚や骨、毛髪、爪など身体の様々な部位に存在しており、それらの成長促進や再生を手助けする役割を担っています。例えば骨を強くするためにはカルシウムが必要とされていますが、実はカルシウムを効率良く補給させるためには、ケイ素の働きが重要なのです。つまりケイ素が不足すると、骨が弱くなるのです。のみならず、血管内皮細胞の構成成分でもあるケイ素の不足は、肌、爪、毛髪、歯などの老化も促進してしまうのです。
(出典:http://www.skincare-univ.com/)


■霊芝とケイ素の関係

ミネラルを取り込んだ「HM-3000(特系霊芝)」

康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は群馬県嬬恋村農場で栽培しています。
 浅間砂を使用した培養用の埋床の中に霊芝菌を蔓延させた原木を埋め込むと同時に、さらに浅間砂を暑さ2㎝前後覆います。浅間砂は火山性のため雑菌率が極めて少ないため、菌糸の発育が雑菌に阻害されることなく、菌糸は木質内深部に蓄積された栄養分や浅間砂の持つミネラル、特にセレニウムやケイ素を吸収し含有した霊芝が得られるのです。


ポイントは"水溶性ケイ素"

ケイ素が体に良いといっても、火山灰や浅間砂に含まれるような鉱物性のケイ素(SiO2:二酸化ケイ素)はそのままでは体内に吸収されません。水溶性ケイ素(イオン化して水に溶けている)が重要なのです。
 ケイ素は植物や海藻類の「細胞壁」を構成する成分で、この細胞壁が食物繊維です。ただ、生野菜などを食べても実際に食物繊維を消化できる量は少なく、ケイ素もほとんど摂れません。しかし、食物繊維を長時間煮込んでいくと、ケイ素が水溶性の成分になって溶け出してくるのです(熱水抽出)。水溶性ケイ素は吸収性が高いうえ、腸内の善玉菌の活動を活発にし腸内環境を整えます。つまり、長い時間をかけてコトコト煮込んだ野菜の煮物には、水溶性ケイ素が溶け出しており、それを食べることで様々なケイ素のメリットが得られる、ということになります。
 霊芝製品を選ぶ際にも、ケイ素を十分含んだ霊芝が原料であること、そしてしっかりと水抽出したエキスを使用していることが重要です。
 生薬や漢方薬の多くが植物性であり、それを乾燥させて細胞壁を壊しやすくし、煎じて利用する‥‥というのはまさに理にかなったケイ素の取り出し方でもあったのです。


独自開発品「霊芝炭末」の効用

霊芝の黒焼き
康復医学学会の研究から生まれたものに「霊芝炭末(=霊芝の黒焼き粉末)」があります。ケイ素をはじめ、カルシウム、リン、ゲルマニウム、セレニウムを含有したHM-3000(特系霊芝)を長時間にわたって高温化し、かつ、ほぼ無酸素状態で炭化させ粉末化しています。
 アレルギー疾患や腎障害の改善など、いわゆる薬用炭としての効能の他、驚くべき特長を有しています。ケイ素は太陽光や火、炭などから放射される赤外線によって活性化しますから、霊芝炭の炭化成分が発する遠赤外線が、含有するケイ素を活性化。今度はその活性化したケイ素原子から、霊芝炭末の外に向かって赤外線を含む光エネルギーを放射します。
 霊芝エキス末や他の生薬に微量の霊芝炭末を混ぜると、元の生薬自体の効能が増進したりよみがえったりするのは、ケイ素の活性化に秘密があったのです。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年8月31日水曜日

高齢者、認知症と睡眠

細胞へのCaの出入りが睡眠を支配?

人はどのようなメカニズムで眠り、どのようなメカニズムで起きるのでしょうか。疲れたから寝る。8時間ぐらい寝たから起きる。そんな単純なことのように思いますが、細胞レベルでみると、ある原子の働きでコントロールされているといいます。

人の睡眠時間と覚醒時間は一定に保たれています。毎日、同じように過ごしていれば、だいたい同じ時間帯に眠くなり、だいたい同じ時間、睡眠を取って、毎朝、同じ時間に起きます。逆に、睡眠を長く取りすぎて、朝、起きるのが遅かった日は、その日の夜、なかなか眠くならないし、徹夜をした日は翌日、早くから眠くなってしまいます。
 実体験で皆が体験していることなのですが、どのようにしてバランスを取っているのか、何が睡眠時間を測っているのか、これまではっきりと分かっていませんでした。

 東京大学と理化学研究所の研究チームは、遺伝子操作を施したマウスを使って実験を行いました。その結果、細胞内にカルシウムイオンを取り込む遺伝子群をなくしたマウスでは睡眠時間が減少。一方、カルシウムイオンを細胞外へ放出する遺伝子群をなくしたマウスでは睡眠時間が増えたのです。
 これらの結果などから、研究チームは、マウスが寝るためには神経細胞にカルシウムイオンが入る必要があること、逆にマウスが起きるためにはカルシウムイオンが神経細胞から出る必要があると結論付けました。寝るとき、起きるときには、細胞ではカルシウムの出入りが起こっていたのです。

 カルシウムイオンが睡眠時間を調整しているというメカニズムが明らかになったことで、睡眠に異常がある病気の治療に役立つのではないかと研究チームは考えています。
 アルツハイマー病などの認知症では、同年代の人と比べても睡眠が浅く、重度の患者ではたったの1時間程度の短時間でさえ連続して眠ることができなくなる人もいるようです。
 こうした症状は睡眠と覚醒のバランスが異常を来している表れだと考えられています。しかし、残念なことに現状では認知症の睡眠障害に有効な薬物療法はありません。
 特に超高齢社会に突入した日本にとって、認知症の睡眠障害は今後、どんどん大きな問題となってくるでしょう。例えば、将来、カルシウムイオンの出入りを人為的にコントロールするといったことができるようになれば、認知症の睡眠障害のように、現在では対処しようがない症状でも解決することができるのかもしれません。今回の研究成果はその大きな第一歩だとみられています。
(出典:http://www.circl.jp/)

■高齢者、認知症と睡眠について

年齢とともに睡眠が変化する

年齢とともに体力が落ち、老眼になり白髪が増える――それと同じように睡眠にも変化が生じます。
 第一の変化は早寝早起きになること。これは体内時計の加齢変化によるもので、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります。
 そして第二の変化は"睡眠が浅くなる"ことです。睡眠脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いレム睡眠が増えるようになります。そのため尿意やちょっとした物音でも目が覚めてしまうのです。

認知症の睡眠問題

認知症の方では、同年代に較べてもさらに睡眠が浅く、さまざまな睡眠問題がみられるようになります。重度の認知症の方ではわずか1時間程度の短時間でさえ連続して眠ることができなくなるといわれています。夜間の不眠とともに昼寝(午睡)が増え、昼夜逆転の不規則な睡眠・覚醒リズムに陥るようになります。
 またしっかり目が覚めきれず「せん妄」(もうろう状態)がしばしば表れます。この時には不安感から興奮しやすく時に攻撃的になるため、介護の負担が増します。認知症患者の一部では、夕方から就床の時間帯に徘徊・焦燥・興奮・奇声などの異常行動(日没症候群)がみられます。これも睡眠・覚醒リズムの異常が関係していると考えられています。
 認知症の睡眠障害に有効な薬物療法は知られていません。効果が出ても一過性の場合が多く、長期間使用することは避けねばなりません。睡眠薬や鎮静薬を使いすぎると、強い眠気や誤嚥、転倒・骨折などのために生活の質が低下し、結果的に介護負担が増加します

 認知症の方の睡眠障害への対処法として、「なるべく日中に刺激を与えて覚醒させる」「規則正しい日課で生活リズムを保つ」「夜間睡眠の妨げになる原因をなくす」ことを心がけてください。

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ラフマエキス配合『アンチストレス(R)

睡眠薬は効きやすくなるので注意を!

認知症の方に対する睡眠薬の使用については、高齢者では若年者に較べて睡眠薬に対する感受性が高く(少量で効きやすい)、体内から排泄する力も弱くなるので、注意深く使用する必要があります。
 睡眠薬の前に、「ラフマエキス」など、安全性が十分確認されているサプリメントを使用することをお勧めします。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年8月24日水曜日

質の良い睡眠

「睡眠のゴールデンタイム」はもう古い?

「22時~2時の睡眠のゴールデンタイムに寝なければ」と、美容に敏感な女性などから聞くことがあります。この「ゴールデンタイム」に眠りにつくと、効果的な睡眠が取れ、お肌も美しくなるということから言われてきました。
 この時間帯は、細胞の成長や修復を行う「成長ホルモン」の分泌が高まるためとされてきました。成長ホルモンの分泌がきちんとされることで、身長の伸びや、肌のターンオーバーが正常に行われるとされ、健康や美容などの分野でも、睡眠のゴールデンタイムは重要視されてきたのです。

 しかし最近になって、このゴールデンタイムに異を唱える説が出てきました。成長ホルモンは眠りについてからの3時間に最も多く分泌されることが明らかになってきたのです。その後も睡眠のリズムに合わせて、成長ホルモンの分泌は山を描くように増加や低下を繰り返します。従来のゴールデンタイムは、寝始めに分泌が増えるという成長ホルモンの特徴が、少し誤解されて表現され、それが一人歩きしてしまった可能性もあります。

 成長ホルモンの分泌にはいくつかの山があるので、ある程度の睡眠時間を確保することも必要です。その意味では、従来言われてきたゴールデンタイムの解釈もあながち間違っているとは決めつけられないかもしれません。

 眠ってから3時間でピークとなる成長ホルモンの分泌を促すには、質の良い睡眠が大切です。つまり深い眠りを得ること。質の良い睡眠を取るには以下の方法が良いとされています。

【食事は就寝する2~3時間前に終え、寝る前の飲食は控える】
 胃腸も寝る態勢を整えること。覚醒を促すカフェイン含有飲料や、浅い眠りの原因となるアルコールは避けましょう。
【寝る2時間前に入浴する】
 寝る直前よりも2時間くらい前の方が、就寝時に体の深部体温が下がり始めることで、スムーズに入眠モードに入れます。
【スマホやネットを使用しない】
 スマホやパソコン、テレビから出る光は、脳を覚醒モードにしてしまいます。メールチェックは、早めにするか、翌朝に。
【日中に太陽の光を浴びる】
 日光を浴びると、神経伝達物質(脳内ホルモン)「セロトニン」が分泌されるようになります。このセロトニンが、夜になると入眠モードに誘う物質「メラトニン」に変化するのです。

 この他にも、自分なりの入眠儀式「ルーティン」を行うと体の休息モードが入りやすいなどとされています。

 成長ホルモンの分泌が高まる「睡眠のゴールデンタイム」は、寝てから3時間が勝負。睡眠時間を確保するとともに、質にも気を配ることが大切です。 
(出典:https://www.circl.jp/)


■「質の良い睡眠」の重要性

 私たちは睡眠しているとき、「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」をおよそ「90分間の周期」で繰り返しています。この周期でいうと、最初の2周期、入眠してから3時間ほどで深睡眠という深い睡眠の90%をとることができます。 深い眠りの間は体の改善・修復する時間。浅い眠りの間は記憶の再編と固定の時間と考えられており、それぞれに重要な役割を果たしています。

「質の良い睡眠」はリズムと深さが鍵!

快適な睡眠は、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が約90分間の周期で数回繰り返されます。この睡眠リズムが乱れ、「深睡眠」が減ったり「中途覚醒」が増えたりすると、睡眠の満足感は低下。また入眠直後の深睡眠は、心身のさまざまな機能の回復や成長を支える「成長ホルモン(GH)」の分泌を促進します。GHの分泌量が低下する中高年にとって、深睡眠の重要性が注目されています。


睡眠障害でメタボや生活習慣病に!

睡眠の質の低下(睡眠リズムの乱れ)は、生活習慣病のリスクを高め、また症状を悪化させることがわかっています。必要な睡眠が十分にとれていないと「食欲を抑えるホルモン」と「食欲を高めるホルモン」のバランスが崩れて「食欲が増大」。 睡眠リズムの乱れや夜型の生活は肥満を招く大きな原因となり、こうした肥満によって糖尿病や高血圧などのリスクが増加することもあきらかにされています。

「ストレス睡眠」に陥らないように

ストレスを抱えたまま眠ってしまうと、寝つきが悪く、嫌な夢を見たり、目覚めが悪くなったりする「ストレス睡眠」に陥りやすくなります。睡眠がストレスを受けているからです。これを避けるためには康復医学学会が推奨する「ラフマエキス」が効果的です。脳内セロトニンを増加・活性させて、精神疲労を緩和し、睡眠の質を改善します。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年8月10日水曜日

認知症対策は微小循環の改善から

認知症予防に システム運用始まる

認知症の予防や薬の開発に役立てるため、数万人規模の健康な人の生活習慣や認知機能などのデータを登録する初めてのシステムの運用が先月(7月)の5日から始まりました。

 この登録システムは国立精神・神経医療研究センターなどのグループが開発した「IROOP(アイループ)」です。
 登録の対象は40歳以上の健康な人で、事前にインターネットに登録したうえで、半年に一度食生活や睡眠時間などの生活習慣に関するアンケートに答えたあと、電話で認知機能をチェックする簡単なテストを受けます。
 登録は無料で、登録した本人は自分の認知機能がどのように変化したか確認できるほか、希望した人には認知症薬の治験の情報が提供されるということです。

 研究グループでは、登録者を全国に募集して今後5年間で4万人の登録を目指すということで、今後は登録者の同意を得たうえで、蓄積したデータを基に認知症と生活習慣の関係を分析して、予防や薬の開発に役立てたいとしています。
 研究グループの代表で国立精神・神経医療研究センターの水澤英洋理事長は「認知症はまだまだ解明されていないことが多く、システムを有効に活用して認知症の予防や治療に関する研究を進めたい」と話しています。

「自分で変化を把握していきたい」と話すのは東京都江東区の自営業Sさん(51)。83歳の母親が10年前に認知症を発症し、認知症はひと事ではないと考えるようになりました。Sさんは、自宅にいながら認知機能テストを受けることができ、時間の経過によってどのように変化しているか把握できると知り、「IROOP」に登録しました。アンケートは食生活や睡眠時間、それにふだん行っている運動などおよそ160の項目で、それに答えたあと、電話でおよそ15分間の認知機能のテストを受けました。
 登録を終えた佐伯さんは「昔よりも記憶力がかなり落ちていると感じたが、半年ごとに登録して自分で変化を把握していきたい。治験の情報も教えてもらい、自分に合う物があれば参加することも検討してみたい」と話しています。

■康復医学学会と認知症

緊急医療などに関して西洋医学はとても重要なものです。しかし、老化や慢性病に対しては不得意分野といわざるを得ません。では東洋医学ではどうなのでしょうか。

「免疫」だけでは語れない

例えば東洋医学を「免疫」で語る人がいます。免疫は確かに大切なシステムです。しかし、東洋医学の基本理論は“?血(おけつ)”を解決すること(=血液の医学)であり、免疫とは全く違う理論体系を持っているのです。この?血とは、西洋医学でいえば微小循環の“血流の滞り”のことであって、免疫だけではあらわせません。

微小循環改善による認知症対策

体の中で微小循環システムと関係しない細胞は存在しません。つまり、毛細血管の流動性を良くすれば正常な細胞活動は活発化するのです。微小循環は細胞へ栄養と酸素を運び、老廃物と二酸化炭素を回収して戻ります。認知機能の改善には脳内の血流を良くすることが重要だということはわかっています。微小循環システムを効率的に活用するしかありません。
アルツハイマー型認知症の原因になるアミロイドβタンパクは、発症の25年も前から溜まりだすというデータがあります。高齢期が65歳だとすると、早い人で40歳から溜まってしまう事になります。アミロイドβタンパクとインスリンに関係がある事がわかっていますので、糖尿病にならないよう、この時期から注意が必要です。
 このように、糖尿病をはじめ、脂質異常症・高血圧・脳卒中・うつ傾向など、さまざまな生活習慣病の症状として認知症が表れることがあり、もとの病気を治療すると改善することも多いのです。生活習慣病も康復医学が得意とする分野です。
 康復医学における認知症予防・改善策は、生活習慣病対策同様に微小循環理論を応用しています。

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早くも期待の声! 

認知機能改善サポートサプリ

康復医学学会の長年の研究テーマ、認知症の予防・改善サポートサプリメントが間もなく発売されます。霊芝の特異成分「ガノデリン酸A」(Ganoderic acid A)の効能を最大限に生かす配合により、高血圧・高血糖・脳血管障害に対し微小循環血流を改善し、認知機能を改善します。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年8月3日水曜日

熱中症と自律神経

汗をかけない現代人が増えている?

暑い日が続く季節ですが、電車、バス、会社、スーパー、自宅と、どこにいてもクーラーがきいている環境になりました。節電 節電と言われても、夏の猛暑にはクーラーが欠かせない現代の日常生活。しかし、冷房のきいている快適さと引きかえに、「自律神経」のはたらきの低下によるさまざまな不調があらわれています。

 自律神経とは、意識せずに体温、消化、代謝、免疫など、体の機能を自動調整する体の神経の働きです。大別すると「交感神経」と「副交感神経」がありますが、この2つの神経の働きが低下し、エネルギーの代謝にも影響して、疲労やダイエット効果の低下により太りやすくなったりします。皮膚の新陳代謝が滞れば肌のシミ・シワ・くすみができやすくなります。免疫系に影響が及べば、病気にかかりやすくなります。そして、「ホルモン系の失調は、月経前症候群(PMS)やプレ更年期を引き起こすことも」(順天堂大准教授)。
 自律神経が乱れる主な理由は、日常のストレスや生活環境が地球の自然環境とはかけ離れてきてしまっているからです。
 自律神経の役割の一つ、体温調節は、汗をかいたり震えたりして自然環境に体内環境を合わせますが、現代は冷暖房完備が当たり前で、夏は屋内外の温度差による不調に悩まされる人が多いようです。

 そして、この時期、猛暑の体温調節にも深く関わっているのも自律神経です。通常「寒い」「暑い」と肌が感じると脳が情報を送り、自律神経を働かせます。暑さを感じると、血管を拡張し、熱を放出します。自律神経が麻痺したり、激しい温度差で混乱したりすることによって冷房病の症状が出ます。
 最近の冷房病には「汗をかけない」という症状が見られるようになりました。この症状は、70年代以降に生まれた人に多くみられる症状です。人は汗をかくことで体温を調整します。肌の表面にはエクリン腺という汗腺の一つが約230万個あります。このエクリン腺の中には機能しているものと、していないものがあるのです。機能している汗腺を「能動汗腺」といいますが、現代人はこの「能動汗腺」の数が少なくなってきています。ですから、汗をかかないのではなく、かけないのです。この現象を「能動汗腺衰退症」といいます。能動汗腺に力がないために、体温の調節能力が落ち、熱中症耐性が低下すると考えられています。

■熱中症:自律神経と体温調節

 人は体温を一定に保つことが重要ですが、体内で生産された熱と、体外へ放出される熱のバランスがうまく取れていないと体温を一定に保つことはできません。重要なのは体温を調節するシステムです。

体温調節の要:自律神経

通常は、体内で作られた熱で血液の温度が上昇し、温まった血液が体表を通るときに皮膚から放熱して体温を下げます。しかし、猛暑の夏など、体表からの放熱だけでは間に合わない場合、皮膚に分布する汗腺からどんどん汗が出てきて皮膚の表面をぬらすことによって温度を下げる働きをします。汗腺も自律神経に支配されており、発汗を促進するのも交感神経の役割です。

熱中症とチアノーゼ

 血液中の酸素濃度が低下して、唇や爪の色が紫色になるチアノーゼですが、通常、健康な人の血液では、酸素とヘモグロビンが結合していて、それが血液の赤い色を作っています。しかし、熱中症で体温調節が限界を超えると皮膚血管の拡張のために皮膚に血液が集中し、発汗などのため血液粘度も上昇し血流障害を起こします。
 重症の場合、心負担→血圧低下→チアノーゼを経て虚脱状態や意識障害などになります。

普段からの良好な血流の維持が大切

現代人の汗をかけない原因の一つに、東洋医学でいうところの「瘀血(おけつ)」の問題があります。つまり、微小循環血流の滞りです。血液は酸素や栄養素とともに体内の熱を運ぶ役割も持っていますから、微小循環血流を改善し、血流を良好に維持すれば、体温調節システムも効率よく働きます。
 当学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」の微小循環の改善作用と、「ラフマエキス」の自律神経調整作用が、熱中症の予防にも役立ちます。


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光・愛・感謝 村雨カレン