2012年4月5日木曜日

メタボ健診より禁煙指導が重要!


メタボ検診の落し穴?

厚生労働省の検討会は、13年度以降の特定健診(メタボ健診)の健診項目を見直し、肥満ではなくても血圧などが高めの人への指導を確実に実施することを求める中間とりまとめに合意しました。

 腹囲が必須の現行基準は、科学的根拠が薄いと批判が多く「肥満と血圧、血糖値、血中脂質を肥満と同列に扱い、肥満の有無で指導内容を前提とした方法を変える必要がある」との提案も出されました。現行制度の中で、どこまで非肥満者対策を充実できるかが新たな課題になりそうです。

 08年度に始まった特定健診は、腹部肥満が生活習慣病につながり、脳卒中や脳梗塞などの脳血管疾患、心筋梗塞などの心血管疾患を発症させるとの考えに基づき、肥満対策を柱に据えていました。しかし、肥満と脳血管・心血管疾患の関連が薄いとの報告が相次いで公表され、肥満ではなくても、血圧や血糖値などが基準を超えると脳血管・心血管疾患が増えることが明らかになっています。昨年12月、大橋靖雄・東京大教授らがまとめた論文では、全国の男女計約2万人を約7年にわたり追跡したところ、脳血管疾患の発症に血圧や血糖値は深く関与しましたが、肥満の有無は関係なかったそうです。厚生労働省研究班が約9年追跡した結果でも、血圧などが基準を超えると、腹囲と関係なく脳血管・心血管疾患の発症率が高まりました。
 そして、問題は、健診の受診率低迷です。10年度の全国の受診率は43.3%(政府の全国目標70%)でした。

 また、特定健診では、禁煙指導が徹底されていないという課題も浮き彫りになりました。07年の日本人の死亡原因を解析した東京大などのチームの論文によると、肥満が原因の死者が約2万人に対し喫煙は約13万人とトップでした。今回、禁煙対策の強化も盛り込まれましたが「そもそも肥満第1ではなく禁煙第1こそ、日本人に必要な対策」(中村正和・大阪府立健康科学センター健康生活推進部長)と訴えています。喫煙は高血圧とストレスに大きな影響を与えるのです。


■高血圧と霊芝

今回、肥満と脳血管・心血管疾患の関連が薄いとの報告が相次いで公表され、肥満ではなくても、血圧や血糖値などが基準を超えると脳血管・心血管疾患が増えることが明らかになっています。09年にも厚生労働省研究班は「心臓病や脳梗塞などの予防には、メタボ対策よりも高血圧対策が重要」と提唱しています。

霊芝には高血圧に対するエビデンスがあります!

霊芝の高血圧患者の血圧(kPa*)への影響
霊芝の高血圧への治療効果及び作用を検証するために、Ⅱ期高血圧患者(1ヶ月以上降圧剤を投与された、降圧作用が現れていない患者)を集め、霊芝を併用した。結果は、霊芝の併用により、顕著な降圧への影響があった。(*1kPa=7.5mmHg)



霊芝の患者爪上微小循環への影響
患者の爪上皮の微小循環を検査した結果によると、血圧の降下と同時に毛細血管の密度と口径が増加し、毛細血管の中の赤血球の流速も増加した。また、大動脈、小動脈の拡張圧の降下と毛細血管ループの輸入脚口径の増加が顕著な負相関にしている。



 メタボか否かにかかわらず、高血圧は、心臓病や心筋梗塞のリスクが高くなるだけではなく、脳血管障害、糖尿病、など循環器に関係する疾患のリスクを高めます。 霊芝は、循環器の末端、微小循環の血流に影響して血圧に影響を与えるので、最高・最低血圧の改善に期待がもてます。
 脳・心血管障害に関しても、次号で引き続きお伝えします。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

0 件のコメント:

コメントを投稿