2022年3月1日火曜日

歯磨き

 食道がんの予防は歯磨きとフロス

 口の中の粘膜の状態で食道がんのリスクが分かる――。大阪国際がんセンターの研究グループがそんな成果を発表し、話題を呼んでいます。

 研究グループは、食道と同じ細胞でできている口の粘膜に注目。食道がんになったことがある人とない人を合わせて280人を比較したところ、粘膜の状態が悪いと、食道がんのリスクが高くなることを突き止めています。

 具体的に粘膜がどんな状態がリスクになるかというと、「粘膜が黒い状態」が3.3倍、「白い粘膜の付着」が4.3倍、「毛細血管の拡張」が2.8倍でした。かねて食道がんのリスクは飲酒と喫煙が知られていますから、飲酒歴や喫煙歴に加えて粘膜の状態をチェックすると、食道がんを早期発見できる可能性があるでしょう。

 実は口の中の状態と食道がんには、関係が深いことが分かっています。米ハーバード大の研究グループは、歯周病との関係を調査。女性の看護師5万人と男性の医療従事者10万人を20年以上追跡し、歯周病の有無、歯の欠損の有無によって、食道がんのリスクがどうなるか調べました。その結果、「歯周病なし、歯の欠損なし」を1とすると、「歯周病なし、歯の欠損1本以上」は39%、「歯周病あり、歯の欠損なし」と「歯周病あり、歯の欠損1本以上」はともに59%も、食道がんのリスクが高まることが明らかになったのです。年齢や追跡期間、糖尿病の有無などの因子を調整すると、歯周病歴は食道がんのリスクを43%上昇させると結論づけています。

 ハーバード大の研究では、胃がんについても調査していて、同様の結果に。歯周病があると、胃がんのリスクは52%上昇します。

 米中の研究グループは、ある歯周病菌と食道がんの関連性について調査。その結果、食道がん患者のがん細胞の61%、がん細胞に隣接する非がん細胞の12%から歯周病菌が見つかりましたが、健康な人の細胞からはまったく見つかりませんでした。

 歯周病は、口の中の微生物によって炎症が生じて、少しずつ悪化する病気です。歯を支える歯槽骨が溶け、歯が抜ける病気というイメージがあるでしょうが、歯周病に関連する微生物は心筋梗塞や脳卒中、糖尿病など全身の病気に関係することもすでに分かっていて、がんにも関わっているということです。

 これらの研究から分かるのは、食道がんの予防にはオーラルケアが不可欠だということ。歯磨きはもちろん、フロスや歯間ブラシも併用してください。

 飲酒は、ウイスキーやブランデー、テキーラなどの強い酒をストレートで飲むのがよくありません。そういう飲酒はなるべく控え、せめてチェーサー(水)も一緒に飲むことです。

(出典:https://hc.nikkan-gendai.com/)


■歯磨きが大切なわけ

 歯を磨くことは虫歯だけでなく、他の病気の予防にもなります。歯磨きを怠ると、口内の不衛生によって、以下の病気にかかりやすくなることがわかっています(下図参照)

 ストレス×虫歯 

 日常的に仕事や家庭のストレスと闘っている人は、穏やかな生活を送っている人より虫歯が多い。ストレスがあるから清潔な口を保持できないのか、口内の炎症から心理面の不安が表れるのかは明らかにされていないが、1日の中でストレスも虫歯も除去することを心がけたい。

 糖尿病 

 歯を磨かないで過ごすと必ず病気になるというわけではないが、口内の細菌が多いと、血糖のコントロールに影響を及ぼす可能性がある。糖尿病予備軍の人は悪化させないためにも、デンタルフロスを携帯して、口内を清潔に保つことが重要。

 認知症 

 日々口内の健康に気をつけることが、高齢時の脳の働きを維持することにつながる。九州大学などの研究によると、口内の不衛生から歯茎が病気になると、アルツハイマーなどの認知症を発症するリスクが高まることがわかっている。

 骨粗しょう症 

 歯と舌を健康に保つことは、骨の健康にも役立つ。アメリカ国立衛生研究所は、口内の細菌が多いと歯を定位置に保つ結合組織が衰え、さらに体の免疫システムが弱まると公表している。高齢者の骨粗しょう症も、口内の状態が悪いことと関連している。

 心臓病 

 口内の細菌が多いと、動脈プラーク(動脈硬化によって血管壁に異常組織が形成される症状)の蓄積に関わる病原体の温床を作る。動脈プラークは心臓発作のリスクを高めるので、歯磨きは念入りに行いたい。

【歯磨き剤の選び方】フッ素の入っていないもの(Fluoride-Free Toothpastes)を選ぶこと。また、ラウリル硫酸ナトリウムが使われているものも避けましょう。これらは一、二度の使用なら問題ないとされますが、歯磨き剤は毎日口にするものなのです。

※フッ素の危険性:フッ素は厚生労働省も猛毒として認めている物質で、非常に強い酸化作用がある。フッ素の日常摂取は骨硬化症、脂質代謝障害、糖質代謝障害と関連があるとされるが、それだけではなくフッ素やフッ化化合物にはがん化促進と脳神経障害という重い障害と関連するリスクがある。

※ラウリル硫酸Naの危険性:肌の弱い方や疾患のある方への炎症促進。口腔内においても、ラウリル硫酸Na入りの歯磨き剤による顎の上皮細胞の変形・変性などのリスクあり。

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 康復医学学会の研究を基に製品化された霊芝炭配合の歯磨き剤には、フッ素もラウリル硫酸Naも入っていませんので、安心してご使用いただけます。


いつもありがとうございます。愛・感謝 村雨カレン

1 件のコメント:

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