2016年2月5日金曜日

物忘れ対策

通勤電車での本の立ち読みが“ボケ防止”に!?

 ボケ認知症の違いは、一般的には、ボケは加齢に伴う(生理的老化)精神変化の通俗的な表現として、認知症は医学的な言葉として使われることが多いようです。

 脳細胞は20歳をピークに毎日10万個ずつ減少するため、以前は年をとるとボケるのは当たり前と考えられてきました。しかし、この常識は1998年、スウェーデンのエリクソン博士の研究によって覆されました。頭の使い方によっては、脳神経の神経幹細胞から脳細胞がどんどん作られることが立証されたのです。

 私たちは何歳になっても、脳に刺激を与えることで脳細胞を増殖させることができます。特に行動・感情・記憶などをコントロールする脳の「前頭前野」を上手に刺激することが、ボケの予防・改善のポイントです。読書や計算、新しい言語の習得などは脳の前頭前野を強力に刺激します。立ちながらの読書は、座って読むより脳血流が20%増加するのでさらに良いという研究もあります。電車内での立ち読みはボケ防止に大変効果的ということです。

 顎の筋肉を動かすと脳の働きが促されるため、よく噛むことも重要です。「咀しゃく中は、大脳の血流量が10~20%も増加」「入れ歯や虫歯の数が少ない人ほど大脳の働きがいい」(ドイツの心理学者・レールル教授)などの研究結果もあります。

 また、音楽も脳の活性化につながります。音楽は脳の記憶をつかさどる「海馬」を刺激して記憶力を増し、特にモーツァルト、バッハ、ビバルディなどの高周波の曲に、その効果が高いことが明らかにされています。
 また歌うと脳からβ-エンドルフィンや快楽ホルモンのドーパミンが分泌され、ストレス解消、免疫機能向上につながり、ボケ防止になります。

 また画家、彫刻家、書家、指揮者など、手を使う職業の人は、何歳になっても頭脳明晰で長寿の人が多いものですが、「第二の脳」といわれる手を動かすと脳の血流が良くなるからでしょう。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動も、継続的に行なうことで、ボケのリスクが3分の1になるとされています。運動は特に、「海馬」の細胞を増やすことがわかっています。

 ボケ防止に役立つ成分が確認されている食材には、青魚(EPA、DHA)亜麻仁油(α-リノレン酸)ゴマ(セサミン)コーヒー(カフェイン)納豆(ムチン)カレー(クルクミン)などがあります。
出典:https://info.ninchisho.net/

■物忘れとアルツハイマー

加齢による物忘れとアルツハイマー病とは関係ない

加齢による物忘れのメカニズムは、米コロンビア大学の研究で解明されています(2013年)。

 この研究は、生前の意思により提供された植物状態の若者と高齢者の脳を比較したもので、結果、高齢者の脳では、記憶を司る「海馬」周辺の一部の遺伝子が働かなくなっているのです。

 この遺伝子は、「RbAp48」というタンパク質を作る働きをするもので、海馬体の「歯状回」と呼ばれる部分に分布しています。

 マウスで実験した結果、このタンパク質が欠乏すると記憶力を喪失することが分かったのです。若いマウスからこのタンパク質を取り除いたところ、高齢のマウスと同様の動きを示すのだそうです。
 このような働きの低下は、アルツハイマーのメカニズムとは異なっているとのことです。つまり、アルツハイマー病にならなくても、年をとれば記憶力は低下するということ。

 別の研究でも脳の神経伝達の低下が物忘れの原因になっていることがわかっており、これは細胞自体が死んでしまうアルツハイマーの症状とは異なったものです。

物忘れの予防法

物事を覚える能力は20歳でも80歳でも変わりないようです。ただ、加齢とともに“思い出す能力”が衰えるのです。思い出す作業には、脳を刺激し、海馬を活性化するトレーニングが効果的だといわれています。物忘れ防止トレーニング法は、次のようなものです。
●アルバムを見てその状況(場所、人物)を思い出す。
●カラオケで懐メロを歌う。
●においを嗅ぐ。
●昔の日記や手帳を読み返す。
●思い出の地を訪ねてみる。
‥‥等々、「昔を思い出す」トレーニングです。
 一方、今まで経験したことのないような「新しい刺激」を経験することも物忘れ予防には効果的だといわれています。

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霊芝エキスの学習・記憶能力改善作用

康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」には、学習能力及び記憶力の改善に関するエビデンスがあります。
 2つのデータを有しており、一つは学習能力や記憶強化などを阻害する物質を抑制し脳機能を高めるものであり、もう一つはHM-3000の糖代謝を加速する作用により多量に産生される脳内の神経伝達物質ATPがもたらす改善効果です。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年2月3日水曜日

ジカ熱、WHOが緊急事態宣言!

ジカ熱の影響? 新生児の〝小頭症〟が急増

世界保健機関(WHO)は、ジカ熱の国内で感染が確認されている国や地域が24に上ると公表しました。南米のブラジル、パラグアイ、コロンビア、中米のメキシコやエルサルバドルなど、広い範囲にわたって感染が広がっており、今後1年間で、感染者が「300万~400万人」と爆発的に増加する可能性を警告しています。

 蚊を媒介して感染するジカ熱は、アメリカ全土でも増加傾向にあり保健当局では懸念されています。
 一般的にこのウイルスは命を脅かすものではありませんが、ブラジルとフランス領ポリネシアで最近増加している先天的欠損症が、ジカ熱の影響による可能性もあるといいます。この地域では、(他と比べて)ジカ熱の感染は一般的です。

 ジカ熱は、デング熱や黄熱病、ウエストナイル(ウイルス)感染症を引き起こすウイルスに近いものです。アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、ジカ熱の症状には、発熱発疹関節痛などがあり、一般的に、感染した蚊に刺された後、3~7日で症状が出て、最長1週間ほど続くそうです。
 症状を和らげる治療はできますが、現状、ジカ熱のワクチンや治療薬は開発されていません

 この感染症は、やぶ蚊に刺されることで人に感染します。ネッタイシマカとヒトスジシマカのカ科が、ジカ熱の主なキャリア(保有者)であり、南極大陸を除く全ての大陸に生息しています。

 2013年、フランス領ポリネシアで大発生が起き、1年間に1万9,000件の(感染が疑われる)疑似症患者が報告され、この地域でデング熱以外の感染症が発生したことが明らかになりました。
 同地域で感染した日本人も帰国後に発症し、国内初のジカ熱患者が確認されました。以降、ジカ熱はアメリカ全土でも急速に広まったのです。

 ブラジル保健当局は2015年10月、ジカ熱の感染により、脳と頭の未発達を伴う「小頭症」と呼ばれる先天的欠損症が多く発見されたと指摘。汎アメリカ保健機構(PAHO)によると、特にブラジルの地域で、ジカ熱感染による影響が大きかったそうです。
 ウイルスの影響は、新生児の羊水で見られました。これは、ジカ熱が先天的欠損症に関連があったという保健当局の懸念を裏付けるものです。
 研究グループは、小頭症の新生児が2010年と比べて、2015年に20倍に増加していると報告しています。特に2015年10月以降、症例数が急増。ブラジル26州中14州で、計7人の死亡例を含め1,248件の小頭症の症例が報告されています(2015年は1年間で3,500人)。

■ジカ熱の感染は予防できるのか!?

小頭症のほか、ギラン・バレーの症例も

WHOは2月1日、ジカ熱の急拡大にに関し「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言しました。WHOの緊急事態宣言は、エボラ出血熱の大流行に伴う2014年8月の宣言以来です。
 日本でも、海外渡航する人の増加により感染者が出る可能性もありますし、温暖化などによる環境の変化で、今後日本でもジカウイルスを持った蚊が発生しないとは限りません。

 ジカウイルスの感染が原因とみられる小頭症の急増ばかりに目が向きがちですが、実はポリネシア連邦やブラジルの流行時には、ギラン・バレー症候群*神経症状を認める症例が報告されています。

*ギラン・バレー症候群:一般的には細菌・ウイルスなどによる上気道の感染や下痢などの感染により、急速に発症する神経系の病気で、左右対称性の四肢筋力の低下と腱反射の消失を主徴とする。

特に妊婦は注意が必要

国立国際医療研究センター国際感染症センターも、妊娠中のジカ熱への感染と胎児の小頭症との関連性は十分に考えられるとしています。また、アメリカの保健当局は、ジカ熱に感染が報告されている地域の妊婦は、特に妊娠初期の場合、感染の可能性を特に警戒するよう促しています。
 アメリカ疾病管理予防センター(CDC)も、旅行者に対して、特に南アメリカやメキシコ、中央アメリカの国々を訪れる予定の妊婦に対して注意を呼びかけています。

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現状できるジカ熱の治療と予防

 今のところ、ジカ熱に対して有効な治療薬はありません。病院では、頭痛や発熱などに対して対症療法が行われます。また、ジカ熱に有効とされるようなワクチンも開発されていませんので、流行地域に渡航する場合、その地で蚊に刺されないことが唯一の重要な対策となります。

 国立国際医療研究センターでは「オリンピックもあり、ブラジルなどの流行地域に向かう人も多いと思う。感染を防ぐためには、蚊に刺されない対策が重要だ。虫よけをしっかり使い、肌の露出を避け、寝る時は蚊帳を使うようにしてほしい。また妊娠中の人は流行地への渡航を控え、中南米にいる場合には帰国を検討したほうがよい」と話しています。


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2016年1月29日金曜日

ストレスと低体温

ストレスは体温を下げ、病気の原因になる

 「ストレス」という言葉は、もともとは物理学用語で「外力によるひずみ」という意味です。この言葉が現在の医学・生理学用語として使われるようになったのは、1936年にカナダのハンス・セリエ博士が、“各種の有害要因(ストレス)”が生体に与える影響について論じた「ストレス学説」を発表してからです。

 心身にストレスがかかると、副腎からアドレナリンが分泌されて血管が収縮し、血圧が上がります。これは自然界の動物が危機に瀕したとき、失血を防ぐために血管を縮め、血糖などのエネルギー源を血中に増加させて、敵と戦ったり逃げたりするための適応反応です。
 屈強な宇宙飛行士でさえ、重力というストレスのない宇宙で数日間過ごすと骨粗しょう症になるように、何の心身の辛さもない状態で生活を送ると、「ストレスのないこと」がかえって病気を引き起こします。
 体はストレスによってはじめて骨や筋肉、臓器や器官が鍛えられ、健康を保てるという側面があるのです。

 このように心身を鍛えてくれるストレスも、いつまでも解放されずにいると血管が縮み、血行が悪くなって体温が低下し、万病の原因となります。人問は欲張りな生き物ですから、どうしても高い理想を掲げ、それを100%達成しようとがんばってしまいます。しかし、極端に無理を重ねる生き方は、我が身を破綻させます。

「小さなストレスには慣れ、大きなストレスからは逃げよ」といわれますが、ストレスの一番の対抗策は、その原因に気づくことなのです。
 アメリカのダナ・ファーバー・ガン研究所のバウアー博士は、「紙とペンを用いて、心の奥深くに存在する思考や感情を書き出すことが、精神、体の両面に多大な好影響を与える」と語っています。つらいときに日記に思いを綴ると、心のわだかまりが消えていく経験をされた方もいるでしょう。思いを書き出すことは手と頭の両方を使うので、脳血流をよくし、右脳で感情を表現しつつ左脳でその分析をすることで、自己を冷静に観察でき、問題の解決ができるのです。

 ストレスの原因を突き止めたら、次にその原因から少し離れてみることです。
 さらに運動、入浴、カラオケ、飲酒、趣味に打ち込むなどで、リラックスの神経である副交感神経を目覚めさせ、体を温める方策を講じることが、ストレスを撃退する近道ではないでしょうか。

■ストレスと低体温

様々な病気の原因として「ストレス」が挙げられるように、低体温になる大きな一因にもストレスがあります。では、なぜストレスが低体温をもたらすのでしょうか? それは、ストレス状態が長く続くと自律神経やホルモンのバランスが崩れてしまうからです。

ストレスを感じると副腎が分泌するコルチゾール

ところが、慢性的にストレス状態に置かれてしまうと、この機能にも狂いが生じます。本来、脳の視床下部がストレスを認識すると、ストレスによって身体が受けたダメージを回復するために、副腎から「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを放出させるのですが、あまりにも長い間この状態が続いてしまうと、さすがの副腎も疲弊してしまいます。こうなると、今度は副腎を休ませる方向で脳が指令を出すのです。結果として、ストレスがあるにも関わらず必要なホルモンが分泌できないという状態になってしまいます。


低体温が不調をきたす

こうして血流が悪くなったり細胞エネルギーが低下してしまったり‥‥と負の連鎖が起きてしまい、低体温を含めたあらゆる不調をきたしてしまうのです。
 低体温は、ストレスから身体を守る免疫系の機能が低下している証拠。しかも、体温が一度下がると免疫機能は30%も低下してしまうと言われますから、まさに負のスパイラルです。
 現在は低体温の若者が増えています。平熱が35℃台ということも多く、中には34℃台という低体温の人もいます。本来、人間の体温の平均は36.5℃であり、これは体内の酵素が最も活性化され働いてくれる温度なのです。低体温だと、酵素の働きが低下するため、新陳代謝が悪くなり、免疫機能も低下し、病気になりやすくなってしまいます。
 体温が1℃下がるだけで、1)免疫機能低下2)基礎代謝低下3)体内酵素活性の低下、などが起こるといわれています。

ラフマ葉エキス配合商品『アンチストレス』
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 康復医学学会の主要研究素材「ラフマ葉」の抽出物には、生理作用として、鎮静効果、睡眠改善、血圧安定のほか、“抗ストレス作用”が確認されています。
 これはラフマの特異成分の一つ、ヒペロシドによるものあることが分かっています。


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2016年1月27日水曜日

サラサラ血液

水を飲んでも血液はサラサラにならない!?

 世間では「水を飲めば血がサラサラになる」と信じられ、こまめに水分を摂るよう奨励されています。確かに、水は生きていく上で不可欠なもので、三日間水を飲まなかったら死んでしまいます。
 しかし、何にでも適量というものがあります。植木も水がなければ枯れますが、水をやり過ぎても根が腐ります。「過ぎたるは及ばざるが如し」で、人体も水を摂り過ぎると、様々な問題が起こるのです。

 たとえば、人間の体温は暑い場所でも寒い場所でも変わりません。血液中の水分量は腎臓が調節するので、水をたくさん飲めば、それだけ排尿が多くなり、逆に水を飲まなければ、尿は濃く、少なくなります。
 つまり水分の摂取量を増やしても、血液の中の水分の量は変わらないのです。これがホメオスタシス(恒常性の維持)といわれる人体の働きです。

 人は年をとるにつれ、頻尿や口の渇きなどの水分代謝の異常症状が表れます。これを中国医学・漢方医学などでは「水毒」といい、必要な組織(細胞内)に水が足りず、不必要な組織(細胞外=胃袋、皮下、細胞と細胞の間など)に余分な水がたまっている状態ととらえます。
 年をとると、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症が起こりやすいので、西洋医学では水分を多く摂るよう指導します。しかし、皮膚に弾力性がなくなってシワが表れるように、胃や腸などの内臓も、弾力性を失いダラリとしてきます。水をたくさんとっても、下垂している胃腸に水分がたまるだけで、血液には吸収されにくいのです。それどころか胃腸にたまった余分な水分は体全体を冷やし、様々な臓器の機能を低下させたり、血栓を作りやすくさせたりするという側面もあります。なぜなら血栓ができるのは、“冷え”が大いに関係しているからです。水を冷やすと氷になるように、人体内の物質も冷やすと硬くなるのです。水には万物を冷やす作用があるため、体が冷えると体内の余分な水を排泄して“冷え”から逃れようとします。風邪をひくと鼻水やくしゃみが出たり、寝冷えすると下痢(水様便)をしたりするのは、すべて余分な水を捨てて体を温めようとする反応です。

 動物は「前もって水を飲んでおこう」などと考えません。ノドが渇いたときだけ水を飲みます。人間だけが「1日2リットルの水を飲むように」などといわれ、飲みたくないのに飲んだ結果、不健康になってしまっているのです。
出典:Dr.石原の自然療法(http://ameblo.jp/ishihara-yumi/)

■健康は、微小循環の血流改善から

ドロドロをサラサラに変えられるのは「酵素」だけ!

そもそもドロドロ血液とはどんな状態かというと、赤血球が2個以上つながった状態を指していて、画像でいうと右側です。
 このように赤血球がくっついた状態をルロー(連銭形成)といいますが、赤血球は2個つながっただけでも微小循環血管には入るのが困難です。ルローがさらに悪化して、赤血球が球状になったものをアキャンソサイトといいます。そこまで行くと重症で、微小循環が悪化し、全身に酸素も栄養素も運ばれず、組織は飢餓状態になります。ほとんどの病気が微小循環不良から起こるといっても過言ではありません。

ドロドロの原因、そしてルローをほどくカギとは!?

本来、ひとつひとつ独立しているはずの赤血球がくっついてしまう原因は、血液内の液体成分が高タンパク状態になったり、酸化油脂などの悪い油や糖化タンパクが増えたりすることにあります。
 前項でも述べたように、いくら水を飲んでもサラサラにはならず、かえって悪影響をもたらすことにもなります。
 そして、この赤血球のルローをほどく力は「酵素」にしかないのです。体内では代謝酵素が働きますが、食物酵素も体内で吸収され、血中でルローをほどきます。酵素の入った食事(「生」の食物と「発酵食物」)が効果的です。

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サラサラだけではダメ、微小循環の改善が重要!

微小循環を改善することが、あらゆる病気の予防および治癒に影響します。血液の質をサラサラにすることはその条件の一つにすぎません。血液の機能にも注目する必要があります。

 微小循環血管を改善し、血液の機能を高めるのが、康復医学学会の主要研究生薬である「HM-3000(特系霊芝)」です。
 HM-3000は細動脈・細静脈と微小循環血管の接合部分にある括約筋の柔軟性を促し、さらに赤血球が運んできた酸素をヘモグロビンから切り離して全身の組織に届ける機能を改善します。


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2016年1月23日土曜日

最強の毒「白砂糖」

塩分だけでなく糖類も制限を、米国 食事の新GL公表


「健康のために砂糖などの糖類は1日総エネルギー量の10%未満に抑えるべき」―米国で今回公表された食事の新ガイドライン(GL)に、初めて糖類の摂取基準が盛り込まれました。これは世界保健機関(WHO)の基準(1日総エネルギーの5%未満)と比べれば倍量ですが、炭酸・加糖飲料などを日常的に摂取する人が多い米国民には厳しい基準と言えます。
 新GLではこの他、飽和脂肪酸(1日総エネルギー量の10%未満)、ナトリウム(1日当たり2300mg=食塩約5.8g未満)の制限などが推奨されています。

 米国GLは、米国民が肥満や糖尿病などの生活習慣病にならないために望ましい食事内容の基準を、保健福祉省と農務省が最新のエビデンス(科学的根拠)に基づき示したものです(5年ごと改訂)。
 新GLでは米国民に対し、食事の構成、量などを考慮した「健康的な食事パターン」を守ることを推奨し、5年前のGLにはなかった糖類の摂取基準(1日当たりの総エネルギーの10%未満)が示されました。例えば、41~45歳の女性が必要な1日当たりの必要エネルギーは2000kcal、糖類は約50g未満となります。これは、350mLの炭酸飲料1缶とドーナツ1つだけで超えてしまう量です。ソースやケチャップなどの調味料に含まれる糖類にも注意が必要です。
 一方、糖類摂取を制限した食事パターンの人では、心血管疾患が低下する他、肥満や2型糖尿病、特定のがんリスク低下に関連することも示されています。

 また、日常的なコーヒーの摂取によるがんや心血管疾患などの慢性疾患リスクの上昇は見られないとする研究結果を紹介し、それを踏まえ「1日3~5杯のコーヒー摂取は健康的な食事パターンに取り入れてもよい」との見解が示されました。なお、今回の改訂では「十分なエビデンスがない」との理由から食事からのコレステロール摂取量の基準値が消えました

 米国やWHOのGLのように、糖類の摂取を制限する動きは世界的に広がりつつあります。中でも国レベルでの対策として有望視されているのが、加糖飲料への課税です。加糖飲料の消費量が多いメキシコでは、2014年に加糖飲料に対する課税が始まりました(結果、年間消費量が6%減少)。
 一方、日本でも昨年6月に厚労省の有識者会議で2020年までにタバコや酒への課税強化に加え、砂糖への課税を求める提言案がまとめられたことが報じられています。
出典:https://medical-tribune.co.jp/

■砂糖が体や精神をむしばむ

お子さんやお孫さんにジュースを与え、アイスクリームを与え、スナック菓子を与えてはいませんか? その結果、子供の体と精神はボロボロになってしまいます。
 甘いものは食べてはいけないのではなく、生の野菜や果実など自然の甘さが分かるものを少量食べさせるようにすることが重要なのです。特に白砂糖は数ある食品の中でも最強の毒と言っても過言ではなく、本来人間の体は砂糖を摂るようには出来ていないことを理解する必要があります。

白い悪魔はこうして生まれる

通常、砂糖は次のように作られます。

まずサトウキビの茎を砕き、圧縮して甘い汁を搾ります。さらにそれを何度も加工して純粋な白い結晶になるまで精製します。最初の精製で不純物を取り除くために濾過され、その後化学物質で徹底的に精製処理されます。まず、苛性ソーダでアルカリに溶けるものを除去し、次に硫酸を加えて酸に溶けるものを取り除きます。そして粗糖を取り除き糖蜜が残ります。糖蜜はさらに精製の過程を経て徐々に色が薄くなります。精製の第一段階では、茶色で湿気がありますが、加工を重ねるごとに色がどんどん薄くなり、乾燥しそして最後に粒の細かい純白の結晶「白い悪魔」が生まれるのです。

砂糖の摂り過ぎが与える心身への悪影響

白砂糖には、ビタミンやミネラルは皆無です。しかも、白砂糖には体内に入れば入るほど代謝の過程で、体内のミネラルやカルシウム、ビタミンを奪っていく性質があるので、砂糖の摂取過多によってミネラル、カルシウム、ビタミン不足による疾患にもつながるのです。
 さらに、お菓子やチョコレートを食べ、清涼飲料水を飲むことで、まず胃や腸の粘膜が緩み、胃潰瘍や胃炎になりやすくなります。また、呼吸器系の粘膜が緩むと風邪を引きやすく、鼻炎にもなりやすくなります。
 厄介なのは、脳細胞が緩んでジャム状になってしまうことで、これは最近の子供や若者の情緒不安定や非行問題、うつ病疾患などに密接な関係があることが明らかになってきています。
 厳密にいえば全ての糖(三温糖、黒砂糖、てんさい糖など)も同様で、多量の摂取には注意が必要です。

人工甘味料ならどうか

人工甘味料も同じような“悪魔”と言えます。もっとも有名なのがアスパルテームですが、スクラロースアセチルファムなども、本質的には変わりありません。
 そもそもアスパルテームはアメリカ国防省で生物化学兵器用物質候補の神経毒で、精子の激減や脳の発達異常、腎機能障害などに影響することがわかっています。
 スクラロースはダイオキシンの親戚といえる物質で、下痢による流産の可能性があります。
 ステビアやキシリトール、ラカンカ(羅漢果)なども、これらより多少は“まし”という程度の物質です。
 近年、人工甘味料は知能を下げ暴力的になり、食欲中枢を破壊することが明らかになっています。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年1月20日水曜日

骨粗しょう症予防には「オメガ3系脂肪酸」

毎日「魚油」を取ると骨折のリスクが低下する!?

高齢者(特に男性)では、「多価不飽和脂肪酸」の血液の中の値が高いと骨粗しょう症による骨折リスクが低くなることが分かりました。男性では人生後期、女性では人生中期に毎日魚油を摂るとやはりリスク低下に影響するということです。
 これは、米国立老化研究所(NIA)を含む研究グループが、米国栄養学会が発行する臨床栄養学分野の専門誌のオンライン版で2015年3月18日に報告したものです。

 必須脂肪酸の一つである多価不飽和脂肪酸は骨折に影響すると言われていますが、これまでの研究は主として食事からどれくらい摂ったかの推定に限られていました。今回は血液検査の数字も含めて検討されています。
 研究グループは、アイスランドの地域住民を対象に行われている大規模研究の参加者を含む1500人近く(66~96歳、新規骨折540人)を5~9年追跡した医療データを分析。人生後期の脂肪酸測定値、人生初期/中期/後期の魚油(オメガ3脂肪酸を多く含む)を摂っていた量と、骨粗しょう症による骨折のリスクとの関連性を調べたのです。脂肪酸測定値は高/中/低の3区分、魚油摂取量はアンケートにより3区分(摂ったことがない/毎日より少ない/毎日)に分けました。

 その結果、男性では、多価不飽和脂肪酸、オメガ3脂肪酸、エイコサペンタエン酸(EPA)の測定値が最も高いグループは、いずれも骨折リスクの約40%低下が見られました。
 女性では、多価不飽和脂肪酸の測定値が増えるほど骨折リスクが低下する傾向は見られましたが、中と低のグループにリスクとの関連は見られませんでした。
 オメガ6脂肪酸(アレルギーや炎症を促進する)とアラキドン酸(過剰に摂るとガンにつながると言われているオメガ6脂肪酸の一つ)の測定値が「中」のグループは、骨折リスクの約40%増加に関連していました。男性では、人生後期で毎日魚油を摂ると骨折リスクが約35%低下、女性では人生中期で毎日魚油を摂ると骨折リスクが25%低下しました。

 多価不飽和脂肪酸値が高いと、高齢者、特に男性で、骨粗しょう症による骨折リスクの低下に影響する可能性があります。また、オメガ3脂肪酸をいつ摂ると効果的なのかは性別によって異なっています。年齢を重ねるにつれ、魚を意識的に食べることが一つの健康の要因であることは間違いないようです。

■オメガ3系脂肪酸で骨粗しょう症予防を

人の骨は生涯を通して古い骨を壊して吸収し(骨吸収)、その場所に新しい骨を作る(骨形成)ことにより、血清中のカルシウムの値を調節すると共に骨の強度も保っています。これを骨代謝と呼びます。

「骨には牛乳が良い」という間違い

以前は、「骨を強くするために牛乳を飲む」などという情報が広まったことがありますが、現在は、牛乳にはリンがたくさん含まれるため、骨のカルシウムは溶け出しむしろ骨が弱くなるということを多くの人が理解しています。
 牛乳に含まれるリンとタンパク質は血液を酸性に傾け、カルシウムを失わせる方向に体を進めます。骨量測定機器で調べると、牛乳をたくさん飲む人ほど骨量が少ないことが各国の多数の研究で証明されています。
 特に日本人は乳糖不耐症が多く、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解できないといわれ、この場合、骨を弱くするだけでなく、牛乳に入っている栄養素を利用することも難しくなります。
 牛乳が好きな人は、コーヒーなどと同様にあくまでも嗜好品として楽しむことです。

α-リノレン酸の高い効果

オメガ3脂肪酸の一種であるα-リノレン酸(ALA)が、骨の健康状態を改善することは、すでに2007年に立証されています(ペンシルベニア州立大学)。クルミと亜麻仁油を加えたα-リノレン酸の高い食事と、リノール酸の高い食事の2種を平均的な米国人の食事(AAD)と比較した結果、骨吸収を表す数値が平均的な米国人の食事に較べて、クルミを加えたα-リノレン酸食において最も低下した、というものでした。
 この研究は、人において骨の健康状態に対する植物性オメガ3脂肪酸(ALA)供給源の効果を評価した最初の研究です。この研究結果からα-リノレン酸の摂取量が増えれば骨の代謝が抑制され、骨の「分解と形成」の2つのバランスが「形成」の方に傾くということが示唆されたのです。

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 高齢化社会の今、骨粗しょう症や骨折は治療の長期化により寝たきりのリスクも高くなります。普段から食生活などに気をつけ、骨を丈夫に保つことを考えていくことが大切です。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年1月15日金曜日

昔も今も、願いは「健康・長寿」

願いは「健康で長生き」、江戸時代の庚申信仰

小正月も過ぎましたが、今年は申年。寺社などで時々見かける三猿などが彫刻された「庚申塔」という石塔があります。これは江戸時代、庶民の間に流行した民間信仰の産物で、この石塔には人々の願いが込められています。
 庚申塔は沖縄を除く日本各地に見られ、60日ごとに巡ってくる庚申(かのえさる)の日に禁忌行事を行う「庚申信仰」と結びついています。

 庚申信仰の始まりは中国の道教にある「三尸説(さんしせつ)。人の体には三尸という虫が棲みついていて、庚申の日の夜になると三尸は人体から抜け出し、天帝にその人の悪行を伝えに行くと考えられていました。しかも天帝は悪行の度合いによって、その人の寿命を縮めてしまうのです。延命長寿を願う人々にとっては大問題。そのため、三尸が告げ口に行けぬようにと、庚申の日は一睡もせずに夜を徹して身を慎む「守庚申(しゅこうしん)」が行われるようになりました。

 日本では平安時代に貴族たちの間で流行っていましたが、身を慎むことよりも徹夜をすることが重視され、酒宴を開いたりして娯楽的な要素もあったようです。
 やがて庚申信仰は仏教や神道などさまざまな進行や風習と習合し、独自の信仰として発展。江戸時代になると庶民の間でも盛んになり、人々は「庚申講」を組み、神仏を祀って食事をし語り合って一夜を過ごす「庚申待(こうしんまち)」が行われました。庚申待を3年間18回続けると一切の願望が成就すると言われ、これを達成した人たちが造立したのが庚申塔ともいわれています。

 庚申塔はさまざまな信仰や風習と結びついているため、彫刻された神仏もいろいろ。三猿のほか青面金剛(しょうめんこんごう)もよく見られます。青面金剛は人体の「伝尸(でんし)」(肺結核)を駆除することから三尸説と混合し、庚申信仰の本尊として多くの庚申塔に彫刻されるようになります。
 また、庚申塔といえば三猿ですが、三匹だけでなく一匹や二匹の場合や、猿田彦の彫刻も多いようです。なぜ猿なのかについては、庚申の「申」と「猿」をかけた、山王信仰と結びついたことにより山王権現の使いである猿が用いられた、三尸が天帝に告げ口ができないよう「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿で対抗した、など諸説あります。

 いずれにしても、庚申塔には今も昔も変わらない人々の「健康で長生きしたい」という願いが込められているのです。


■現代人として、健康・長寿を実現するために

上述の「人体には三尸の虫が棲んでいる」話は、現代社会にも通用する考えです。「その人の悪行=不摂生」の度合いによって寿命が縮まってしまう、ということです。

現代の環境と病気の要因

近年、さまざまな社会環境の変化によって、江戸時代などには上らなかったような病気や体調不良が増えてきました。自律神経失調症や慢性疲労症候群、不眠症などの睡眠障害、イライラ・不安感・意欲低下、肌荒れや冷え症等々、他人にはわからないつらい症状で悩む人が多いと思います。現代病の大きな要因は以下の5つが考えられます。

▲よく話題に上る、農業・食料分野
圧倒的な世界シェアを誇るアメリ
巨大企業を告発するビデオ。
●ストレス 
●電磁波 
●有害化学物質 
●重金属 
●細菌・ウイルス・寄生虫

 そして、人間が作り出した不自然な食品群だらけの環境
高熱加熱食品・化学調味料・食品添加物・遺伝子組み換え・トランス脂肪酸・農薬や放射能・加工食品・精製食品(砂糖や塩など)

現代病の対策:5つの予防方法

①体に良いことをする前に、体に悪いことをやめる(喫煙、食べ過ぎ飲み過ぎ・偏食、ジャンクフード、無理なダイエットなど)
②情報を選択・入手し、正しい知識を身につける
③自分自身の力で改善できる方法(セルフケア)を増やし、病院(医師・薬)依存症にならないよう心掛ける
④心の状態が身体に大きく影響することを認識する
⑤病気、体調不良の要因を作らない、近づけない

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 現代における健康と長寿の問題は、そのまま康復医学学会のテーマでもあります。康復医学は、人間の身体を本来あるべき状態(身体的健康・精神的健康・社会的健康のバランスのとれた状態)に回復させるため、さまざまな医療行為を実践する医学といえます。

 近年、現代医学では「生活の質」(QOL)を高めるという考え方が主流です。たとえばガン治療の分野では、医薬品や治療技術の有効性評価の標準的な臨床効果指標として、QOLを優先的に考えた「生活の質を調整した生存年数」(QALY)を採用するようになってきました。治療を最優先にするのではなく“健康寿命を全うする”ことを重視するというこの指標こそ、まさに康復医学的な考え方といえるでしょう。

 西洋医学(=緊急医療)の進歩・発展が著しい現代だからこそ、“健康を回復する医学”と定義する「康復医学」の正しい理解と、それを医療の現場にどう取り入れるかという実践がますます重要になってきているのです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン