農作物には必要不可欠!
今年の農作物に関しては、放射能や豪雨の被害が心配されるところですが、福岡管区、鹿児島地方両気象台は、「今月21日から、九州地方の平均気温は9月上旬並みとなる」とする低温警戒情報を発表しました。農作物の管理などに注意を呼び掛けています。九州地方を覆う太平洋高気圧の勢力が弱まって前線が南下し、九州に冷たい空気が流れ込むためだそうです。
作物は環境の変化にとても敏感ですが、作物の生育、病害虫などに関わるのが土壌です。土壌は環境や気候、管理によって大きく左右されます。そして、その育成、病害虫の管理に欠かせないのが「石灰」です。石灰と農家のつき合いは古く、江戸時代後期には各地で石灰の利用が盛んになり、明治時代には消石灰による土壌改良が勧められていたとのことです。
日本の土壌は酸性質で石灰は酸性を矯正する土壌改良資材として定着しました。石灰は作物に不可欠なカルシウム分を供給する肥料でもあります。土壌にカルシウムが少ないので、農作物から人体へのカルシウム摂取も少なくなるのです。また、肥料的な効果をより積極的に活用する技術が「石灰追肥」です。石灰は生育に必要な肥料分(カルシウム)であり、生育の中~後期に多く吸収されるので、それにあわせて追肥するのです。そして「石灰防除」です。石灰追肥でカルシウムがよく効いた葉は病気にもかかりにくいといわれてきました。また、石灰の粉を直接、葉にかかるように散布したり、水に溶いて散布したりするやりかたで、イチゴの炭そ病予防やダイコンの軟腐病への上澄み液散布では、葉っぱのとろけ始めている部分が黒くなってフタを被せたようになり、軟腐病が止まり、キュウリでは、難病の褐斑病に効果があったとのことです。
土壌に関しては、灰を施用して酸性を改良し、pHを中性~アルカリ性に近づけると有害なカビ(糸状菌)が減り、細菌や放線菌(作物の育成に有効な菌類)が増殖しやすくなるといわれているそうです。フザリウムをはじめ多くの病気はカビによるものですから、酸性改良で土壌病害を減らすことができると考えられています。そして、和漢研の「安心村(R)」は、天然素材の厳選されたホタテ貝殻の天然石灰焼成カルシウムです。まさに土壌の栄養剤!! 農作物の病気予防もOKです!
■厳選された焼成カルシウム!
カルシウムは農作物の病害虫抵抗性に強くかかわっています。カルシウムが「病原菌の侵入」と
いうシグナルを伝えたり、植物体内での菌の増殖や移行を抑えたりするのではないかと考えられてい
ます。
石灰防除のしくみ
○病害抵抗性が高まる
石灰そのものが耐病性を高めることがわかっています。石灰が効いた作物では、病原菌が侵入しても発病を阻止することができます。・根瘤病 ・トマトの青枯病 ・ブロッコリーの花蕾腐敗病 ・ダイズ茎疫病など
○葉面・地表面pH上昇で静菌作用
病原菌には好みのpHがあり、中性からアルカリ性では糸状菌(カビ)の繁殖を抑えられ、作物に有用な細菌や放線菌が増える。放線菌は抗生物質をだして糸状菌や細菌抑えます。・トマト萎ちょう病 ・ウリ類つる割病菌 ・イチゴ硫黄病など
○細胞壁が強化される
石灰はペクチン酸と結びついて細胞壁の強度を高め、病原菌が出す細胞分解酵素の活性を
強力に抑えます。・作物を丈夫にする。
「安心村(R)」は厳選素材ベビーホタテ
野菜の洗浄・除菌に使われる「安心村(R)」は、一般的な焼成カルシウムに使用されるホタテではなくベビーホタテという種を専用の高温炉を使用し微粉末にした100%天然の有機素材ですので、農作物の石灰防除に限らず、家庭菜園などの土壌や葉面に安価で安心してお使いいただけます。
*この度、焼成工場を作り自社でホタテを焼く計画が進んでおり、12月に稼動する予定です!
いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ
0 件のコメント:
コメントを投稿