2011年8月20日土曜日

夏の疲れについて

疲れに対する感度が高い人と低い人?

「その日の疲れはその日のうちに取るのが基本」‥‥よく言われる言葉ですが、特に疲れを感じていないのに、リフレッシュとばかりに休みの日にどこかへ出掛けていませんか? 実は、こうした人こそ気付かないうちに疲れがたまっている場合が多いのだそうです。
気付かないうちにたまる疲れとして注意したいのが、体を自動的に調節する自律神経の疲れです。自律神経は、体内環境を地球の自然環境(この時期の猛暑など)に合わせるために、無意識のうちに常に働いています。具体的には、代謝や免疫、ホルモンなどを調整します。例えば、暑ければ汗をかいて体温を下げたり、寒ければ、震えて筋肉を収縮させて体温を上げたり、といった具合です。そして、「現代人は、自律神経の疲れがたまりやすい」と順天堂大学大学院の青木晃准教授は言います。現代の日常生活の環境は、本来の地球の自然環境と異なり、自律神経への負担が大きくなっています。気温を例に挙げると、冷暖房完備は当たり前。特に夏は冷房の効いた室内と日差しの照りつける屋外とを行き来するなど、激しい温度差に自律神経の対応がついていけず、自律神経の働きが低下してしまいます。すると、代謝やエネルギー産生、免疫、ホルモンなどをうまく調節できなくなり、夏疲れや夏バテの症状が表われやすくなります。できれば、夜更かしせずに体内リズムに合わせて6~7時間程度の睡眠をとる必要があるのですが、ストレスなどが原因で現代人の睡眠時間や睡眠の質は低下してしまっているのが現状です。また、「疲れを感じることなく、ひたすら頑張ってしまう人ほど注意して」と警鐘を鳴らすのが、日本薬科大学教授の丁宗鐵医師。「疲れに対する感度が鈍くなっている人は、疲れを感じにくいので無理がきき、社会で活躍できる。だが、実際には特別体が強いわけではない場合がほとんど」。疲労回復が不十分となり、体を壊してからようやく疲れがたまっていることに気付く場合も多いようです。大きく分けると、疲れに対する感度が高い人と低い人がいるのです。「絶対に疲れない人」はいませんが、「疲れに対する感度が低い」とは、エネルギー産生が低下していると考えられます。特にこの時期、自律神経の働きに意識して、夏の疲れは夏のうちに取っておきましょう。【日経新聞より】


■夏の疲れをリセット!

8月20日あたりから猛暑も落ち着いてくるとの予報ですが、暑い日はまだ続いているので、無理は禁物です。疲れを自覚している人はまだよいのですが、「自分は疲れていないし、元気だし、毎年夏バテなんてしたことない」と疲れを自覚していない人達ほど、夏の疲れを秋まで引きずることになるかもしれません。

疲れの元凶はエネルギー産生の低下
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図のように細胞内にあるミトコンドリアには、酸素を介してエネルギー(ATP)を生み出すクエン酸回路と呼ばれるシステムがあります。この回路の機能自体が、活性酸素などによる酸化ストレスによって低下するため、エネルギーの産生が減少します。そして身体はエネルギー不足状態に陥り、それが疲れやだるさの原因になるのです。

疲れが取れない原因は、「睡眠の質」の低下が関係する
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「睡眠の質」は睡眠のリズムに関係しています。そして、睡眠のリズムは朝の光を浴びて14~16時間後に睡眠を促すメラトニンの分泌が重要になります。しかし、ストレスや疲労が蓄積しているとメラトニンの分泌にも影響を及ぼします。すると「睡眠の質」が悪化し、翌日まで疲労が残り慢性的な疲労に発展してしまうのです。

対策は、エネルギー産生アップと「睡眠の質」の向上!
エネルギーを無駄なく効率的に産生すると、酸素を使いきるため余分な活性酸素の発生を軽減することができます。効率よくエネルギー産生をバックアップするシステムが、霊芝・コエンザイムQ10・α-リポ酸・L-カルニチンが作り出す「ミトコンドリアスクエア」です。そして、疲労を蓄積させない「睡眠の質」の改善に影響するのがリラックス・ハーブ「活性ラフマ」です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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