本当に必要な体力のために
皆さんはどんな時に年齢を感じますか? たとえば、「走るとすぐに息が切れる」「階段を登ると次第に足が上がらなくなる」「夜更かしをすると次の日がつらい」「仕事に対して集中力が続かない、頑張りがきかなくなった」などのとき、思わず「体力がなくなったなぁ‥‥」とつぶやいてしまいませんか?
よく考えると、先にあげた「走ると…」「階段を…」の場合は、明らかに運動能力が低下したことを指しています。一方、「夜更かしを…」「仕事に対して…」などは、持続力やストレスに対抗する力の低下を意味しています。
一口に体力といっても、実にさまざまな能力を含んでいます。普段から週末にスポーツを楽しんだり、元気に散歩や山登りなどをしている、などという体力では、「頑張りがきくのか、きかないのか」はわかりません。この場合の体力は、あくまでも運動するための体力に過ぎないからです。運動できる体力があるからといって、病気にならないわけではありません。体力抜群のはずのスポーツ選手が、若くして亡くなってしまうこともまれではありません。
一方、スポーツは全くしない、体の細い高齢の方が長生きしていることもよくあります。特に高齢者の方々に必要な体力は、運動ができる体力ではなく、日々の生活を自分ひとりで不自由なく送れる体力で十分なのです。もちろんスポーツ選手に限らず高齢者にとっても、体力に関わるのが「筋肉」(筋肉細胞にはミトコンドリアが多い)です。
筋肉は、日常の生活活動などによる刺激と、たんぱく質、アミノ酸等の摂取によって増加します。そのため、食事の際に栄養の偏りに気をつけて十分な量のたんぱく質を摂取することが重要です。一方で、たんぱく質であれば何でもいいわけではありません。たんぱく質は分解するとペプチド~アミノ酸になりますが、食物の種類によってこのアミノ酸の組成は大きく異なります。そして、この違いが筋肉の合成の度合いが大きく異なることが分かってきています。つまり、摂取するアミノ酸の種類により、より効果的に筋肉を維持、増加させていくことができるのです。
サルコペニア⑪
■たんぱく質 → ペプチド → アミノ酸
食品中のたんぱく質は、胃や小腸で消化を受け、ペプチドやアミノ酸になります。これらのうち、小腸で吸収され体内に取り込まれるのは、アミノ酸が 2 ~ 3個つながったペプチドと、バラバラに消化されたアミノ酸だけです。
小腸の吸収システムにはペプチドとアミノ酸の2つがある!
小腸の吸収システム(下図)には、小さなペプチドをまとめて一度に吸収するシステムと、アミノ酸を個々に吸収するシステムが別々に存在します。アミノ酸だけを摂取した場合には、当然アミノ酸を吸収するシステムしか使われません。一方、小さなペプチドを摂取した場合には、アミノ酸になるものもあるので、両方の吸収システムを使うことができます。
最終的にアミノ酸スコア100を実現!
上図のように、ペプチド形態で摂取した場合には、アミノ酸単体で摂取した場合よりも効率的であると考えられています。また、アミノ酸成分を単体で摂取した場合、胃で壊される種類のアミノ酸もあるのです。最終的に血中に取込まれたときに、アミノ酸のバランス、アミノ酸スコアが100にならないと意味がありません。
『薬膳の素』は、吸収力が高いペプチドタイプなので、そのまま小腸まで届き、アミノ酸スコア100の状態で効率よく吸収されるのです。さらに『薬膳の素』は、必須アミノ酸を多く含くむ鮪・昆布・椎茸の三大素材を用いており、使いやすく手軽に摂取できる"混合だしタイプ"となっています。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ
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