2011年12月22日木曜日

冬の対策!


流行期に入ったインフルエンザ
             そして「ヒートショック」

厚生労働省は、全国約5,000か所の定点観測用医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が、5,447人となったことを発表しました。
これで1医療機関あたりの平均患者報告数は1.11人となり流行開始の目安の1.00を上回ったことを受け、同省では今年度も「インフルエンザが流行シーズンに入った」ことを宣言しました。今年の流行のタイプは、直近の前5週ではAH3亜型(A香港型)がもっとも多く、またB型も報告されています。また、09年に流行した新型インフルエンザについては、今年から季節性インフルエンザ(感染力は変わらない)として取り扱われるようになりました。

本格的なシーズンを迎える冬場、心配なのはインフルエンザだけではありません。 冬に発症しやすい病気のうち、最も重大なものとして血管障害(心筋梗塞・脳卒中)が挙げられます。原因の1つは、低温環境そのもの、あるいは室内外の気温差が刺激になって脳や心臓へ負担がかかった結果、脳や心臓の血管が収縮することで血圧が急上昇したり、あるいは血液の流れが悪くなったりするためです。
これらの病気が元となる冬の突然死は、特に午前中の寒い時間帯に起こりやすいという特徴があります。体を冷やさないようにすること、あるいは温度差の小さい環境を保つことが対策になります。

このように急激な温度の変化が体に影響を及ぼすことを「ヒートショック」と言います。入浴の場合、まず寒い脱衣場で服を脱ぎ、浴室内で体を動かすことで血圧は急激に上昇します。そして、湯船に入ると心臓への負担がかかって血圧はさらに上昇します。しかし、お湯につかってしまえば温熱効果で血流が良くなり、血圧は急激に下降。そして、温まった体で浴室から出て、寒いところで体をふいたり服を着たりして体を動かすと、再び血圧は上昇します。ただでさえ入浴時にはこうした血圧の急激な変化が起こります。そのうえ脱衣場や浴室が寒くて湯の温度との差が大きいと、血圧が上がったり下がったりと体に負担をかけることになり、ヒートショックが起こりやすくなるのです。


冬のヒートショック対策!
冬のヒートショックが一因で血管障害(心筋梗塞・脳卒中)が発症するのは、高齢者だけとは限りません。日頃の高血圧に対するケアや微小循環の機能改善によって対処し、充分気をつけましょう。

◆霊芝の高血圧患者の血圧(kPa)への影響
※霊芝の高血圧への治療効果及び作用を検証するために、Ⅱ期高血圧患者(一カ月以上降圧剤を投与されても降圧作用が現れていない患者)を集め、霊芝を併用した。結果は、霊芝の併用により、顕著な降圧への影響がある【1kPa=7.5mmHg】

◆虚血性心疾患と霊芝
心臓の冠動脈の血液粘度や動脈硬化が進み血管が次第に狭くなると、血液が十分に送られず、需要と供給のバランスが崩れて心臓が酸素不足の状態に陥ります。これを「虚血性心疾患」と呼び、狭心症と心筋梗塞がその代表的なものです。
※霊芝3mg/ml組は灌流(血流)停止5分前と10分前、心拍数が激しくならなかった。対照組と比べて顕著な差があった。冠動脈流量は、対照組と差が出なかった。これは、霊芝を投与することによって摘出された心臓の損傷は軽いことを証明した(HR:心拍数 CF:冠動脈流量)

冬場のヒートショックは、血管系(脳・心臓)の基礎疾患や先天的なもの、加齢に伴うもの、生活習慣、ストレスなどが起因になります。
上記データが示すとおり、霊芝は、高血圧や狭心症・心筋梗塞・脳血管障害などの基礎疾患の改善に期待できるエビデンスを持っています。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

0 件のコメント:

コメントを投稿