2019年9月11日水曜日

グリーフケア

地震、大雨… 被災後の健康管理は循環器疾患リスクに要注意!

日本に住む以上、誰しも避難生活者になる可能性があります。そんなとき、どうやって自分の健康を守るのか考えてみましょう。

 一般に大規模災害直後から3日間は、圧死や水死など災害と直結する「災害直接死(健康被害)」がほとんどですが、本格的な避難所生活が始まる4日目~数週間以降は「災害関連死(同)」が増加します。特に気をつけたいのは、死に直結しかねない循環器疾患です。
 事実、2011年発生の東日本大震災では長期の避難所生活で、ストレスによる血圧上昇や不整脈が増加。加えて、薬剤不足や塩分過多の偏った食生活、睡眠不足などが複合リスクになり、心不全患者が増加しました。
 さらに16年に発生した熊本地震の被災地では、じっと動かないことで四肢によどんだ血液の塊が肺動脈を詰まらせる肺塞栓症や、一過性に胸痛、呼吸困難が発生するたこつぼ型心筋症などが問題になりました。

 自治医科大学循環器内科学の苅尾教授らが開発した「震災時循環器疾患リスクスコア・予防スコア」によると、被災時特有の発症リスクは、①75歳以上、②家族の死亡、③家屋の全壊、④地域社会の全滅、⑤高血圧治療中、または上の血圧が160mmHg以上、⑥糖尿病の持病、⑦他の心血管疾患の既往の7つです。7項目のうち4項目が当てはまる場合は、災害関連死のハイリスク群に相当します。発症予防のためには、できる限り6時間以上の睡眠を確保する、1日20分以上は歩く、塩分を控え、緑色野菜、果物、海藻類を食べる、水分を摂り血栓を予防する、などを心がける必要があります。防災セットには循環器疾患の予防を見越して、主食以外に野菜ジュースやフリーズドライ野菜を入れておくとよいでしょう。

 しかし現実として、避難所で予防手段を実践するのは難しいものです。その場合は、医療救護所や巡回診療者に助言を求めることが大切です。場合によっては、降圧剤や抗凝固薬(血液さらさら薬)を処方される可能性があることも頭に入れておきましょう。
(出典:https://diamond.jp/)

■グリーフケア

 グリーフケア(Grief care)という言葉をご存知ですか? 英語のグリーフとは「悲嘆」を意味します。配偶者、親や友人など大切な人を亡くすと、喪失感や自責の念、怒りやうつ状態など、様々な精神的、身体的な症状が表れ、そうした大きな悲嘆に襲われた人に対する第三者によるサポートのことを「グリーフケア」と呼んでいます。

 悲嘆は、時間の経過に伴って必ずしも軽減していくのではありません。気分の落ち込みと前向きな気持ちの間を揺れ動きながら、少しずつ落ち込みが軽減していきます。成人における通常の悲嘆は、感情的反応、認知的反応、行動的反応、生理的・身体的反応などを引き起こします。

被災後のセロトニンの産生低下が身体的症状に出る

悲嘆は、上記のような様々な反応を示しますが、時間の経過に伴って変化する場合があります。長期にわたると被災のストレスによってセロトニン産生が低下します。すると体には、生理的反応~身体的反応を経て、様々な症状が表れます。テレビや新聞などで被災の報道を見るだけでも表れる場合もあります。

ストレス⇒ ストレスホルモン上昇⇒ セロトニン産生低下⇒ 身体的自覚症状

 被災ストレスに関連する疾患と症状には、緊張性頭痛、偏頭痛、めまい、不眠、睡眠障害、拒食症などがあります。また、精神的にも、あきらめが早くなる、やる気が出ない、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ状態などがあります。

グリーフケアと一緒にセロトニン対策、血流対策を

東日本大震災や熊本地震の被災地では、多くの人がストレスから自覚症状などを感じたとの報告があります。上記のような自覚症状や疾病は、セロトニンの代謝異常から起因すると考えられています。当学会の研究素材の一つ「活性ラフマエキス」は、脳内セロトニンの増加およびセロトニン神経通過性の安定に期待がもてます。
 また、「HM-3000(特系霊芝)」を活用し、普段から良好な微小循環血流の維持を心がけることが、被災時の循環器疾患に対する一つの予防策となります。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年9月4日水曜日

酵素と微小循環

体内の"消化酵素"を知ろう!

私たちにとって大切な三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)は、口から胃や小腸にいたるまで、それぞれの場所で異なる消化活動によって分解・消化されていきます。24種類ある消化酵素のうち、代表的な三大栄養素の消化役は、炭水化物のアミラーゼ、たんぱく質のプロテアーゼ、脂質のリパーゼです。これら3つはそれぞれ総称で、体内で働く消化酵素軍はこのほかにもたくさんあります(右表)。

 口に入れた食物は、よく噛むことで唾液によって分泌されるアミラーゼの一種プチアリン(唾液アミラーゼ)という消化酵素を用いて、その食物に含まれている炭水化物を消化。胃では胃酸とペプシンという酵素でたんぱく質を消化。そして、小腸では膵臓から分泌されるたんぱく質分解酵素のトリプシンやキモトリプシン、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼなどの消化酵素により、ほとんどの栄養素は分子レベルまで分解・変換され、小腸の微細な穴(栄養吸収細胞)から体内に吸収されていきます。概ね消化された食物は、大腸へ移動、ここで水分や電解質の吸収がされた後、排泄されることになります。これが消化の流れです。

 要するに、どれほど栄養のあるものを食べても、糖質は単糖類に、たんぱく質はジペプチドやアミノ酸に、脂肪はグリセリンと脂肪酸に分解されなければ、体内に吸収されることはなく、栄養にはならないのです。

消化酵素の持つ消化力の一例を紹介します。小腸に分泌される膵液のトリプシンなどは1時間で300gのたんぱく質を消化、膵液や腸液からのリパーゼは1時間で175gの資質を消化、膵アミラーゼや腸液のスクラーゼやマルターゼは1日に300gの炭水化物を消化します。
 栄養補給には三大栄養素を中心に、体内で合成されない9種のアミノ酸、13種類のビタミン、19種類のミネラルが必要とされます。毎日の食生活でこれらの栄養素を取り入れていくことが大事なのです。
(出典:「酵素の謎」鶴見隆史著/祥伝社)

■酵素と微小循環

酵素を多く含む食品を摂ると血液がサラサラになり、微小循環(毛細血管の血流)の働きが改善されます。これは、健康を維持する上でとても大きな意味を持ちます。

 心・血管系の中を循環する血液は、生命の維持に極めて重要な液体です。その主な役割は、酸素や栄養素の「運搬」、pH、ホルモン、体温などを一定に保つ「緩衝」、そして病原体や異物などから体を守る「防衛」です。

 心臓から送り出された血液は、総延長10万km(地球2周半)に及ぶ血管の中を流れていきます。その膨大な距離を流れながら、細胞に酸素を供給し、アミノ酸、ブドウ糖、脂肪酸、ビタミン、ミネラル、酵素などの栄養物を送り届けていきます。
 戻る時には、二酸化炭素や体内の老廃物を持ち帰ります。この大事な役目を担っているのが血管の93%を占める毛細血管なのです。この毛細血管を含めた微小循環という組織こそが、細胞の代謝を支えているのです。

ところが、血漿内が高たんぱく状態になったり、また酸化油脂などの悪い油や糖化たんぱくが増えたりすると、もともとはバラバラの赤血球の間にそれらの物質が入り込み、糊の役目をしてコインのようにつなげてしまいます。これをルロー(連銭形成)と言いますが、赤血球は2個つながっただけでも極細血管には入れません。また、赤血球に腐敗菌が付着し球状になる(アキャンソサイト)と、血液がドロドロになってしまします。微小循環が悪化し、酸素も栄養素も届かなくなった組織は飢餓状態になります。
 この微小循環不良は、病気を引き起こす原因の最終段階です。特に目、腎臓、脳、子宮、卵巣など血液循環が重要な臓器は、より大きなダメージを受けます。卵巣嚢腫や子宮筋腫、腎臓病、眼疾患、下肢静脈瘤、脳梗塞などは、この微小循環不良から起こります。痔や手足の冷え症などもそうです。これらの病気はその典型ですが、ほとんどの病気がこの微小循環不良から起こるといっても過言ではありません。
 がんもその一つです。組織が飢餓状態や酸素不足になると出現する活性酸素。その活性酸素が細胞核の中のDNAを傷つけ、破壊されて突然変異を起こします。そして、細胞のがん化へと発展するのです。
「がんは、まず酸素のないところに生じる」と、呼吸酵素(チトクローム)の発見でノーベル生理学・医学賞を受賞したドイツのワールブルグ博士も言っています。
 この赤血球のルローをほどく力は、酵素にしかありません。この仕事をするのは代謝酵素ですが、食物酵素も体内で吸収され、血中でルローをほどくことがわかっています。

 食事で微小循環を良くする唯一の方法は、酵素を含んだ食事を摂ることです。酵素を含んだ食事とは「生」のものと「発酵物」です。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年8月29日木曜日

ミネラルを補う

ミネラル添加の飲料水で血圧が低下?

高血圧患者は一般的に塩分を控えるべきとされます。しかし、米エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院のアブ・モハメッド・ナセル氏らの研究で、少量の塩分を含む飲料水を飲む人は、真水を飲む人よりも血圧が低い可能性があることが分かりました。同氏らは「飲料水に含まれるナトリウム(Na)ではなく、カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)が血圧の低下に関連した可能性がある」と指摘しています。(「米心臓協会誌」190507オンライン版に発表)

この研究は、飲料水の水源とする地下水や池水に海水が侵入するバングラデシュの沿岸地域の住人を対象に、飲料水の水質が健康に及ぼす影響について調べたもの。飲料水に含まれる塩分量が変動する雨季と乾季に、複数の沿岸地域の住民を追跡した2件の研究データを統合し、少量または適度な塩分を含む飲料水を飲んでいる人たちと真水を飲んでいる人たちの血圧値を比較検討しています。

 その結果、少量の塩分を含む水を飲む人達は、真水を飲む人達に比べて収縮期血圧の平均値は1.55mmHg低く、拡張期血圧の平均値は1.26mmHg低かったのです。また、尿検査の結果、血圧値が低かった人達のCaとMaの尿中排泄量が多いことも明らかになっています。

 研究者らは、CaとMgには血圧を下げる働きがあることから、「今回の結果は、飲料水に含まれるCaとMgによる降圧効果が、Naによる有害な影響を上回ったことによるのではないか」との見方を示しています。

 この結果に、別の専門家は「今回のようなわずかな降圧でも、心血管疾患や脳卒中の低減に大きな効果をもたらす可能性がある」と話します。ただ、飲料水にCaやMgが含まれていたことと血圧の低下の関係性については、臨床試験での検証が必要であるとしています。

 一方、ナセル氏は「この結果が裏付けられれば、人口集団全体の血圧の調整が可能」とし、「高血圧になったら生活習慣を是正し、降圧治療を開始するというこれまでの手法とは別のアプローチが可能になる」と説明しています。

 多くの研究から、CaとMgはいずれも、血圧を保つのに重要な栄養素であることがわかっています。ただ、米国栄養士会は、慢性疾患の予防を目的としたビタミンやミネラルのサプリメントの摂取は推奨しておらず、米国心臓協会としては、栄養価の高い食事からこれらの栄養素を摂ることを勧めています。

 しかし、米国人の多くは1日に必要なミネラルを食事から摂れていないのが実情です。ナセル氏は「飲料水にミネラルを加えることは、ミネラル不足の解消につながるかもしれない」と述べています。また、食品中の化学物質はミネラルの吸収を妨げる可能性があるため、「水から摂取した方がミネラルの吸収率は高いとも考えられる」と同氏は指摘しています。
(出典:https://www.carenet.com/)

■予防医学から見る、減塩の弊害

現在、食塩摂取量は6g/1日以下が目標とされています(日本高血圧学会)が、この6gという数値に科学的な根拠はありません。1988年に米・ノースウエスタン医科大学の医師が食塩摂取量と血圧の関係について厳密な調査を行った結果、「食塩摂取量と高血圧発症率との関係はないか、あっても弱い」という結論に達したのですが、この結果は表に出てきませんでした。確かに高血圧で減塩すると血圧が下がる人もいるのですが、かなりの少数派です。
 さらに、塩分を控えることは健康とは全く逆方向であることが解りました。まず、血液中のナトリウム(Na)が減ると、腎臓から血圧を上げるホルモンが分泌されます。これは『標準生理学』(医学書院)という医学生の教科書に載っています。それ以外にも、様々な生活習慣病の悪化に結びつくような弊害ばかりがあるのです。

■塩を控えすぎると ミネラル不足になる

減塩で問題となるのはミネラル不足です。人の体は、約96%が炭素(C)・水素(H)・酸素(O)・窒素(N)の4つでできています。ミネラルとは、残りの4%にあたる元素の総称です。具体的には塩の主成分のNa、酸素を運搬する赤血球の鉄(Fe)、骨や筋肉の収縮にカルシウム(Ca)など、微量の元素を指します(右図)。
 私たちの体を構成する約60兆個の細胞は、1個あたり100万回の異なった化学反応を行っています。これらの化学反応は触媒となっている「酵素」の力で成立しています。そして酵素の活躍に不可欠なものが、ビタミン(補酵素)とミネラル(補助因子)です。
 ミネラルが不足すれば代謝が滞り、スムーズな生命活動が行えなくなってしまいます。この大切なミネラル補給源の一つである塩をやみくもに減らしてはいけないのです。

■精製塩は、ミネラルバランスが崩れた化学合成物質

ただし、ミネラル豊富な"本物の塩"に限ります。食卓塩(精製塩)は、塩化ナトリウム(NaCl)のみの不自然な塩です。これは食品ではなく化学合成物質なので、当然、血圧に良くありません。体内でのミネラルバランスを大きく崩します。日本では、"イオン交換膜法"という製塩方法で専売塩が誕生した1971年以降、高血圧患者が増え始めました。

■ミネラルを補えるのは 体の組成に近い天然塩

それに対し、天然塩はNaClの他、様々なミネラルからできています。この微量ミネラルがとても重要なのです。天然塩は精製塩と異なり、ミネラルバランスが既に整っているため、身体への負担はほとんどありません。
「日常の食卓では天然塩をおいしく取り入れた方が健康的」だということです。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年8月21日水曜日

セロトニンとオキシトシン

愛情ホルモン「オキシトシン」の分子作用メカニズムを解明!

金沢大学、公立小松大学、東北大学、米・ハーバード大学、露・クラスノヤルスク医科大学などの国際共同研究グループは、社会性行動に重要な愛情ホルモンであるオキシトシンの脳内移行および中枢神経での作用発揮の分子メカニズムを発見しました。

オキシトシンは、人が他人のこころを推し量り、交流していく際に必要なペプチドホルモンとされ、それを司る社会脳の発達に欠かせないものと考えられています。脳内で合成されたオキシトシンは脳内に分泌されたり、血液中へ放出されることは分かっていましたが、血液中のオキシトシンが中枢神経で作用を発揮する際に必須となる末梢循環から脳内移行のための血液脳関門の通過の分子メカニズムは明らかにされていませんでした。

 本国際共同研究グループは、哺乳類にしか存在せず、炎症や老化などの進展に関わるパターン認識受容体のひとつであるRAGEに着目し、マウスを用いた実験を行いました。その結果、脳血管内皮細胞におけるRAGEの存在とオキシトシンの脳内移行には相関があることを見いだし、オキシトシンはRAGEに結合して血液脳関門を通過することを明らかにしました。RAGEを欠くRAGEノックアウトマウスの母親の子育ては下手で、仔の生存率は低い状態でしたが、脳血管内皮細胞へのRAGE発現を遺伝子操作で回復することで、仔の養育行動が戻り生存率が高まることが確認され、RAGEは養育行動を引き起こすための重要な役割を担っていることが明らかになりました。

 本研究成果は、"親子の絆"や"愛情"行動の分子機序の理解につながり、育児放棄や虐待など、今日の深刻化する社会問題の解決の一助になる可能性を秘めています。
 本研究成果は、2019年2月25日(英国時間)に英国科学誌Nature Research出版誌「Communications Biology」のオンライン版に掲載されました。
(出典:https://www.kanazawa-u.ac.jp/)

■セロトニンとオキシトシン

近年、医療や健康美容の分野で「セロトニン」の重要性が叫ばれるようになってきました。セロトニンが正常に分泌されなくなると、やる気や意欲、充足感などを十分に脳が信号として受け取れなくなるため、元気がなくなり、最悪の場合うつ病などを発症してしまいます。
 脳内の神経伝達物質は何百種類もあるうえ、それらが相互に干渉しあって脳に信号を与えるとても複雑なシステムです。特にセロトニンは、他の神経系の過剰な働きを抑止する作用により、異常な興奮や衝動・不安感を軽減する重要なホルモンの一つです。

セロトニン神経を活性化させる第4の因子

脳内セロトニンの産生および活性を促すには、歩行・呼吸・咀嚼など、日常生活レベルの「リズム運動」や、「太陽の光」を浴びることなどは良く知られています。また、リラックスハーブ「ラフマ」のエキスがセロトニン活性を促進することも広く認知されてきました。
 そして最近、セロトニン活性の第4の因子として注目されているのが、人と人とのスキンシップ・グルーミング等により分泌される物質「オキシトシン」の作用です。
 グルーミングとは、元来ペットをなでたりサルの毛繕いをしたりなどの行為を指します。人間のスキンシップ行動は、それにより男女差なくオキシトシンが分泌されることが、最近の研究で解明されています。
 オキシトシンにはストレス中枢を抑える働きがあります。つまり、体が何らかのストレス反応を起こしているときに、オキシトシンが脳からストレスを消してくれるのです。

オキシトシンがセロトニンに作用する

オキシトシンの分泌が増えると、脳内セロトニンの産生も活性します。その理由は、セロトニン神経がオキシトシンの受容体を持っているためで、オキシトシンはセロトニン活性も誘発するのです。
 疲労時のマッサージやエステは、オキシトシン分泌方法の一つですが、心の交流でもオキシトシンは増えます。具体的には、気の置けない人とのおしゃべりです。これは話の内容によって分泌の量が左右されるというよりも、誰かと会って「おしゃべりをして、心と心を通わせた」という事実と行動が重要だと考えられています。また、家族の場合は一家での団らんも非常に効果的です。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年8月7日水曜日

8月10日は「健康ハートの日」

心臓病予防の意識を高めよう!

来る8月10日は「健康ハートの日」です。これは心臓病について、国民の予防意識の向上を図ることを目的として、公益財団法人日本心臓財団が定めたものです。
 心臓病の原因は生活習慣と深くかかわっているものがあり、高齢者のみならず、働く世代の方々も注意が必要です。心臓病の中でも冠動脈の動脈硬化が原因で起こる「狭心症」や「心筋梗塞」は、高血圧・脂質異常・高血糖・喫煙などが危険因子となります。
 この機会に生活習慣を振り返ってみましょう。

 今年の夏も暑い日が続いています。心臓病は冬場に多い傾向がありますが、夏場も油断は禁物です。夏場の高温多湿という環境では、発汗によって体内の水分が大量に失われて血液がドロドロになり、血栓ができやすくなるので、心臓に大きな負担がかかります。

 脱水症状を防ぐには、水分をしっかりと補給することが大切です。とくに炎天下での運動は要注意です。運動中は水やスポーツドリンクなどをこまめに補給するようにしましょう。

 また、温度差についても注意が必要です。冷房の効きすぎた室内からそうでない所へ出るときなどの急激な温度差は、血圧上昇につながります。冷房の温度設定は高め(26~28度)にして屋外との温度差が5度以上にならないように気をつける、外出時は薄手の衣服を持ち歩いて温度調節をできるようにする、また、日差しの強い昼下がりの外出はできるだけ避ける、あらかじめ気象情報でその日の高温時間帯を調べるなどをして、室内外の温度差を避けるよう工夫しましょう。

狭心症や心筋梗塞などの心臓病になりやすい人の生活習慣

心臓病のリスクを高める右図のような生活習慣は要注意です。

厚生労働省
「生活習慣病を知ろう!> 心臓病ホームページへようこそ > 心臓病をチェックしてみよう」
をもとに作成
出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/ 

■生活習慣改善ポイントと康復対応法

動脈硬化が招く狭心症や心筋梗塞の4つの危険因子を遠ざける生活習慣を実践しましょう。
※https://www.kyoukaikenpo.or.jp/より

①高血圧を防ぐ

高血圧の最大の原因は塩分の過剰摂取だと言われます。味付けは塩だけに頼らず、香辛料やだし・酢などを上手に使って、減塩を心がけましょう。

②脂質異常を防ぐ

肉の脂身や動物性生クリームなどの乳製品などに多く含まれる飽和脂肪酸は、中性脂肪やコレステロールを増やすので摂り過ぎに注意が必要です。一方、オリーブ油やゴマ油、魚の油に多く含まれる不飽和脂肪酸は、これらを減らす働きがありますので、良質の脂質を選び、必要な量だけを摂るように心がけましょう。新鮮な生のアジやイワシなどの背が青い魚には不飽和脂肪酸が豊富で、血液の流れを改善する効果もあります。

③高血糖を防ぐ

食事は腹八分目を心がけ、栄養バランスを考えて摂りましょう。間食(甘いお菓子)やアルコールにも注意が必要です。

④タバコを吸わない

喫煙は心臓病だけでなく、多くの生活習慣病を招く危険因子です。喫煙者のみならず、身近な家族の健康も害します。「今すぐ禁煙」を実行しましょう。

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康復医学における心疾患対応

康復医学においては、「心臓は筋肉であり、血管はコラーゲンチューブである」と認識して、下記の生薬・補酵素で心疾患に対処します。

「HM-3000(特系霊芝)」により、微小循環の血流改善を図ります。虚血性の心疾患の場合、霊芝は、微小循環の血流改善、酸素の供給量の促進、そして、血栓の形成抑制に影響を与えます。その他、霊芝には心機能に影響し改善に導く数々のデータがあります。

 また、「ラフマ」を使用して、ストレスによる心負担を改善することも重要です。ストレスはストレスホルモンの上昇によりノルアドレナリン、アドレナリンの分泌が促進され細動脈収縮を起こします。そして血圧が上昇し心拍数も上がり、結果として心臓負担が増えます。ラフマはセロトニン分泌を促進させ、ノルアドレナリン、アドレナリンの分泌を抑制します。

 さらに「コエンザイムQ10」(Co-Q10)で心筋機能を改善します。現在、食品として扱うことができるようになったCo-Q10は、それまで代謝性強心剤としてうっ血性心不全症などの治療に用いられてきました。Co-Q10は細胞内のミトコンドリアに存在しますが、そのミトコンドリアがより多く存在するのが心臓の細胞です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

2019年7月31日水曜日

尿路結石

尿路結石 女性も注意!

千葉県に住む70代前半の女性は、頻尿と時折強まる下腹部の痛みに悩んでいた。かかりつけ医で「膀胱炎」と診断され、抗生物質を飲んだが治らない。紹介された病院での検査で、腎臓と尿管に結石が見つかり、内視鏡手術で取り除いた――。

 医師は、「歩けないほどの激痛で救急搬送される人もいれば、この女性のように不快な症状が長引く人、さらに全く気付かない人もいる。結石の大きさやできる場所により、自覚症状は様々」と話します。尿路結石は先進国、発展途上国を問わず増えています。最大の原因は肥満の増加と考えられ、糖尿病や高血圧、メタボリック症候群とも関連します。

 日本では1965年以来、10年ごとに全国規模で尿路結石の実態調査が行われています。上部尿路にできる結石は尿路結石全体の95%。この上部尿路結石の発症率は前回調査まで一貫して増えていましたが、15年の発症率は男性は10万人当たり150.6、女性は63.3で、ともに前回よりわずかに減少。メタボに対する日本人の意識向上などの理由が考えられます。
 一方、発症のピークが男性は40代⇒50代、女性は50代⇒60代と高齢化しています。専門家は「男性50代、女性60代は肥満が増える年代。米国の研究によれば、肥満による結石のリスクは、女性の方が大きい。特に女性は適正体重の維持を心がけて」と指摘します。

 結石の再発率は40~50%と高いので、一度尿路結石ができた人は食事指導が大切です。代表的な尿路結石の成分はシュウ酸カルシウム。予防には、尿中にシュウ酸が増えないようにすることが重要です。シュウ酸はホウレンソウやブロッコリーなどの野菜やコーヒー、紅茶、そのほかナッツ類に多く含まれます。かつて、カルシウムは結石の主要因と考えられましたが、腸内でシュウ酸と結合し排泄を促すことが研究で明らかになり、現在はシュウ酸が多い食品と一緒に摂るよう勧められます。女性は年齢とともに骨量が減り、骨粗しょう症のリスクが高まるので、カルシウムはその予防の意味でも大切なのです。また、水分を1日2リットル以上摂取して尿量を増やし、尿の濃度が高まらないようにすることも大切です。
 野菜は栄養面のメリットもあるので、やめることはありません。ゆでてシュウ酸を減らしたホウレンソウのおひたしにカルシウムが多いかつお節やしらす干しを添える、コーヒーや紅茶には低脂肪のミルクを入れるなど、ちょっとした工夫が必要です。そうすれば、結石のリスクを減らしつつ、豊かな食事を楽しむことができます。    
(出典:静岡新聞 夕刊) 

■尿路結石症とメタボ


最近の研究から尿路結石が形成される機序が動脈硬化の石灰化とよく似ていることがわかり、尿路結石はメタボリックシンドロームの危険因子としても注目されています。

尿路結石も生活習慣病!
尿路結石症予防のための食事療法や生活指導は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防法と共通点の多いことは以前から指摘されていましたが、これまで尿路結石症と生活習慣病の関連性は明確に示されていませんでした。最近、海外の横断研究において、肥満、糖尿病、高血圧といった個々の生活習慣病やメタボの患者では、尿路結石症の合併が多いことが報告されるようになりました。縦断研究においても、肥満患者や女性の糖尿病患者では腎結石の発生が有意に多いことが示されています。また、日本人の尿路結石症患者でも、メタボ因子数と疾患重症度が有意に相関することが報告されています。

 メタボの本態とされるインスリン抵抗性は、腎尿細管におけるアンモニア産生障害から尿pHの低下をきたすことが明らかにされており、このため尿酸結石が形成されやすくなります。また、メタボ患者では尿中シュウ酸およびカルシウム排泄量の増加や、クエン酸排泄量の低下がみられることから、シュウ酸カルシウム結石も形成されやすくなります。
 今日では,尿路結石症はメタボの一疾患と考えられるようになり、また、比較的若年者に多い尿路結石症の発症はメタボの警鐘ともとらえることができるため、泌尿器科医と内科医が連携してこれらの予防に取り組むことが求められています。

 食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜型の食生活は、尿路結石の要因でもあります。「結石は夜、作られる!」ということを意識して、結石の芽ができないように次のことに気をつけましょう。

寝る前の飲食は控える
 就寝中、体内では食物が消化吸収され、老廃物が出ますが、水分補給がないため朝は濃い尿が出ます。これは老廃物が溶け過ぎ、結石ができやすい尿。寝る前の食事は尿を濃くして尿路結石のリスクを高めます。夕食は就寝の4時間前、少なくとも2時間前に済ませましょう。再発しやすい人は、意識的に飲水量を増やすことです。

栄養のバランスよく、お酒はほどほどに
 肉・魚の動物性たんぱく質には、チッ素や硫黄が含まれています。これが分解されると酸ができますが、それを排泄できるのは腎臓だけ。腎臓から酸を排泄すると尿は酸性になり尿酸結石やシュウ酸カルシウム結石ができやすくなります。尿はお酒を飲んだときも酸性に傾きます。食事やつまみは肉や魚に偏らず、野菜を含めてバランスよく、お酒はほどほどの量にしましょう。

塩分の取り過ぎに注意
 尿中にナトリウムが排泄されるとき、カルシウムも一緒に排泄されます。塩分の摂取量が多いと尿中のカルシウムの量が増え、結石ができる危険因子の一つになります。塩分は控えめを心がけましょう。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年7月24日水曜日

スマホとドーパミン

脳過労…デジタルと脳の関係

今や私たちの生活に欠かせない、スマホをはじめとしたデジタル機器。しかし、使い過ぎによって脳や身体に変調をきたす人が増加していると言われています。なかでも、増えているのが認知症に似た症状が起こる「脳過労」です。

脳過労とは、脳が疲労して疲れがたまり、心身に影響を及ぼしている状態。その症状は、認知症の初期症状と似ています。例えば、もの忘れ、集中力・作業能力の低下、理解力・判断速度の低下、人柄が変わる‥‥などです。

 情報を入れる「入力」、その情報の「整理」、話すなどの「出力」。脳は、これら3つのステップを通じて情報を処理しています。しかし、脳が働きすぎると情報処理が追いつかず、脳機能が低下する現象が見られます。これが「脳過労」の状態です。

【脳過労セルフチェック】※3つ以上当てはまる方は、脳過労の可能性があります。
□ よく眠れない事が多い  
□ ここ数年もの忘れが増えた  
□ よくイライラする 
□ やる気・興味がわかなくなった  
□ 仕事・家事の段取りが悪くなった

 脳過労を回復させるには、以下の二つの方法が効果的です。
(1)ぼんやりする:ぼんやりする事で脳の情報が整理され、脳過労が回復します。"ぼーっとする"時間を作って、脳がごみ屋敷になるのを防ぎましょう。
(2)単調なリズム運動:皿洗いや、部屋の中での足踏みなど、単調なリズム運動を行いましょう。神経伝達物質「セロトニン」が放出され、脳の疲れを回復してくれます。

 脳過労を引き起こす危険なスマホの使い方として、「目的なしスマホ」が挙げられます。目的を持ってスマホを使うのならよいのですが、暇だからといって目的もなく使用するのは、ぼんやりする時間がスマホによって奪われることになり、脳過労を生み出します。また、入浴しながら、歩きながらなどの「ながらスマホ」も危険です。異なる行動を同時に行うマルチタスクは、脳にストレスを与えます。特に、テレビやパソコンとスマホの同時使用は、情報量を大幅に増やし脳へのストレスが大きくなって、神経細胞にダメージを与える事さえもあります。

 デジタル機器はその便利さに頼り切るのではなく、使うシーンを考えて、上手に付き合っていくことが大切なのです。
(出典:CBCテレビ「健康カプセル ゲンキの時間」)

■ドーパミンとセロトニン

 私たちが電子機器を使うようになったのは、ここ数十年のこと。テレビの登場後、それに続くパソコン、タブレットPC、スマホなどの登場は比較的最近です。人間が何百万年もかけて進化を遂げてきたことを考えると、20年ほど夜更かしを続けたくらいで身体が適応できるとは思えません。
 電子機器を使えば依存する恐れが生じる、というレベルの話ではありません。私たちはすでに、電子機器に依存しています。そうなるように、人間の身体ができているのです。つまり、絶えず何かを探求するようにできているのです。
 夜の電子機器の使用が習慣化すると、体内リズムが慢性的に狂う恐れがあります。そうなれば、深刻な病を抱える可能性が格段に高まるのです。

スマホはドーパミン無限製造機

私たちの体内では、「ドーパミン」と呼ばれる物質が生成されます。影響力がとても強く、かつては、脳が「快楽」を感じるシステムを司る物質だと言われていました。楽しい、嬉しいといった気持ちにさせてくれるので、ドーパミンの分泌を促す行為(食事、セックス、ドラッグなど)を求めたくなるという理屈です。

 ところが近年になり、ドーパミンは快楽と無関係であることが明らかになったのです。快楽の感情は、「オピオイド」という物質の作用がもたらす結果として生まれるといいます。ドーパミンは、探求という行為にのみ関係する物質だったのです。獲物を探す、先がどうなるのかを知る、といったことをするだけで、ドーパミンは分泌されます。
 脳はドーパミンがじわじわ分泌される状態が大好きです。そんな脳が、インターネットにハマらないわけがないのです。

 なぜ、探求に夢中になるのか。それは、オピオイドが快楽の感情を与えてくれるからです。ネットで何かを調べるという行為には、必ずオピオイドがついてきます。そして、瞬時に満足感をもたらしてくれます。新しいフォロワーができる、記事に「いいね!」がつく、インスタグラムに誰かの新しい写真がアップされるというように、何か新しい発見があるたびに、脳内に少量のオピオイドが分泌されます。そうすると、また新たな発見がしたくなり、ドーパミンがさらに分泌されるというわけです。

 ドーパミンが意欲や注意力に関係する一方、「セロトニン」は充足感や緊張の緩和を促します。この二つは体内で別々に作用しますが、どちらの作用が強くなるかは、寝る前にテレビを観るかどうかで決まります。夜にぐっすり眠るためには、神経伝達物質やホルモンのバランスが重要なのです。

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脳内セロトニンには、脳過労を回復させる働きがあります。康復医学学会の研究素材の一つ「ラフマ葉」は、その脳内セロトニンの産生を促す安心・安全な天然ハーブです。


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愛・感謝 村雨カレン