2012年9月28日金曜日

抗老化・抗肥満⑧


食品の原材料表示に要注意!

抗老化に関する老化を加速させる「酸化」についてお伝えしていますが、もうひとつ、老化を促進させるのが「糖化」です。
 「酸化」は体が錆びるイメージ、「糖化」は体がこげるイメージだといえばわかりやすいでしょう。酸化の原因となる「活性酸素」は、代謝の過程で活性酸素(フリーラジカル)が生まれることを前号でもお伝えしましたが、その他、ストレスが多かったり悪いものを食べたりするとたくさん発生してしまいます。
 「糖化」とは、簡単にいえば、体内で糖がたんぱく質と反応して異なる「AGE(糖化たんぱく)」に変化してしまうことです。AGEが体内に蓄積すると、骨や血管がもろくなったり、皮膚の弾力性が損なわれたりします。「酸化」も「糖化」も老化に密接に関わります。
 「それでは、抗酸化作用のある食品や、抗糖化作用のある食品を食べればいいのでは」と思った皆さん、その発想は間違いではないですが、それよりも大切なことがあります。そもそも「酸化」するような食品を食べておきながら、一方で一生懸命「抗酸化」の食品を食べることはナンセンスです。よく「トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があるからアンチエイジングに良い」などと言われますが、抗加齢医学専門、日本エイジマネージメント医療研究機構の青木晃理事によると、抗老化のためには「まずは悪いものを摂らないことが大切」とのこと。避けるべきは、悪い油の代表格「トランス脂肪酸」。代表格はマーガリンです。その他、コンビニなどで売っているクッキーやパンなどの原材料表示を見るとよく使われている「ショートニング」「ファットスプレッド」もトランス脂肪酸です。このトランス脂肪酸は、体を酸化させる油なのです。食品を買う時には、原材料表示を見て、悪い油が使われていないかを確認することです。また、「糖化」を抑制するために避けるべきなのは「悪い糖分」です。原材料表示に「果糖ブドウ糖液糖」「高果糖液糖」などと書いてある食品は避けるべきです。食品の原材料表示は使用量の多い順に書いてあります。栄養ドリンクなども、「果糖ブドウ糖液糖」が最初に出てくるものは注意が必要です。
 抗酸化食品は摂取しても効果が疑わしいということは前号でもお伝えした通り。その分、食品の原材料表示をチェックした方がよっぽど効果的です。


理屈がわかれば簡単に痩せられる
抗老化・抗肥満とは⑧

■疲労と老化は同じメカニズム!

「疲労」と「老化」の根本的な原因は共通です。ミトコンドリアの活性が低下しエネルギー産生が低下するためだということがわかっています。また、ミトコンドリアの活性低下は、活性酸素が生まれる原因にもなります。余分な活性酸素は、体内の健全な細胞や遺伝子・血管を傷つけ、全身の酸化を進行させることになります。エネルギー産生の低下と活性酸素は、疲労と老化の原因なのです。

完全燃焼によるエネルギー産生の利点

活性化されたミトコンドリアは、エネルギーを無駄なく効率的に生み出し、酸素を使いきります。この完全燃焼は、豊富なエネルギーを作り出し、余分な活性酸素を少なくすることができます。作り出されたエネルギーは、単に活動する為のエネルギーというだけでなく、壊れた細胞を修復する為にも必要なものなのです。

【疲労・老化対策】

エネルギー産生が低下するのは、ミトコンドリアと細胞を正しく機能させるための栄養素の不足が原因のひとつです。それを補えば、老化や疲労に対処できます。不可欠な栄養素は、「コエンザイムQ10」「αリポ酸」「L-カルニチンです。
 そして、「霊芝」は、エネルギー産生時に必須な酸素の供給量に影響します。エネルギー産生時に酸素不足が生じると、不完全燃焼から余分な活性酸素を生み出す原因になります。完全燃焼で活性酸素の抑制に期待できます。そして、「テラヘルツ波」を有効的に体に吸収することで、ミトコンドリアの活性化を促し、疲労・老化の対策に期待できます。
 このように「特定栄養素+最先端医学療法」が康復医学学会が提唱する康復療法です。
※『康復医学大綱』p63(微小循環研究所刊)


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月27日木曜日

抗老化・抗肥満⑦


活性酸素と老化の関係

人はもちろんのこと、地上の生きるおおよそ全ての生きものは、酸素をエネルギー源として利用しています。それは、酸素が生物の代謝を高めるのにとても有効なエネルギー源だからです。代謝は生物にとって基本的な生体活動です。この代謝の過程で活性酸素(フリーラジカル)が生まれるのです。体に害だけをもたらす悪者のように言われている活性酸素ですが、実は体内に入り込んだ細菌やウイルスなどの有害な物質を分解するという役割も持っています。しかしその一方で、老化や病気にも大きく関係しているのも事実です。。
 活性酸素が体の細胞に入り込むと、たんぱく質、脂質が酸化し、細胞の働きが低下していしまいます。老化は一般的に「歳をとるにつれて身体の機能が衰えること」とされていますが、この原因について「活性酸素によって身体の細胞や組織が酸化して変質し、機能が衰える」のではないかと考えられています。この説を最初に主張したのはアメリカの研究者。彼らの研究で、活性酸素が体内に次のような影響を与えることがわかってきました。
○遺伝子(DNA)を形成する核酸を酸化させて変質させ、ガン細胞などを発生させる。
○細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸を酸化させて過酸化脂質を作り、細胞や組織を破壊する
○老化色素と言われるリボフスチンを作り、細胞の動きを止める。

 SOD*様食品やビタミンA・C・E、ミネラルなど、体外から取り入れることで活性酸素を除去するといわれている「抗酸化食品」があります。これらの抗酸化成分は、体内で活性酸素をキャッチする(還元)と“自らが酸化”して活性酸素を除去します。そして、処理しきれないほど大量の活性酸素が発生すると、体は大きなダメージを受けてしまいます。
 しかし、ミトコンドリア内での抗酸化には期待ができません。つまり、抗酸化食品では老化は防げないということです。
 そもそも人の体は、だまって活性酸素の攻撃に耐えているわけではありません。先天的に活性酸素に対する防御システムの抗酸化酵素が備わっていています。この酵素こそがフリーラジカル除去、抗老化のメインです。巷でもてはやされている抗酸化食品を拡大解釈すると取り返しのつかないことになるので注意が必要です。
 抗酸化酵素がよいという宣伝文句で多くの抗酸化食品、酵素食品が世に出ていますが、それらの商品は酵素の姿では体内に吸収されません。抗酸化食品や酵素食品は効能書きほどの効能はないのです。

*SOD:酵素の一つ。スーパーオキシドディスムターゼの略称。


理屈がわかれば簡単に痩せられる
抗老化・抗肥満とは⑦

■抗酸化酵素のはたらき

抗酸化食品などの抗酸化成分が働くと、初期の活性酸素は除去されるかわりに、今度は過酸化水素が発生します。この過酸化水素は、寿命が非常に長く、体の中をあちこちうろつき回ります。それがまた変化して最強の活性酸素ヒドロキシルラジカルに変身しますが、この過酸化水素を除去する抗酸化酵素を人の身体は持っています。その酵素がカタラーゼグルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px)です。
 このように人間の体はこの活性酸素をうまくコントロールできるようなシステムになっています。

抗酸化は食品にはできない!

ビタミン類やSOD様食品といわれる抗酸化食品は、細胞内の抗酸化、ミトコンドリア内の抗酸化には無力です。よく“健康食品で抗酸化”という言葉が聞かれますが、細胞内で抗酸化作用を及ぼすのは抗酸化酵素であり、食品による抗酸化とは違うものです。その点を間違えると学識を疑われますのでご注意を。

霊芝と抗酸化酵素


 霊芝の3大産生物質*の一つでもあるGSH-Pxは、通常の抗酸化物質と異なり、活性酸素を分解するだけでなく、ここでできた不安定な酸素を水に還元する効能があります。また、更に活性酸素が作られないよう予防することができます。そのため、GSH-Pxは抗酸化作用を持つ物質の中でも非常に強力なものと言われています。

*霊芝の3大産生物質:
 ①2,3-DPG(血液が全身の組織に運んだ酸素を切り離して酸素供給量を高める働き)
 ②NO(一酸化窒素:血管を広げて血流を改善し、また血管に柔軟性を持たせる働き)
 ③GSH-Px(非常に強力な抗酸化作用)

【抗老化対策・活性酸素】
 「霊芝」は、上記のデータのように抗酸化作用に期待が持てる抗酸化酵素のGSH-Pxの産生と活性に影響します。さらに「テラフォトン調整法」でテラヘルツ波を有効的に体内に吸収することでミトコンドリアの活性化に影響し、活性酸素対策に期待できます。
 この「特定生薬類似食品+最先端医学療法」は康復医学学会が提唱する康復療法です。
※参考『康復医学大綱』p46,p64(微小循環研究所刊)

いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月22日土曜日

抗老化・抗肥満⑥


天寿をまっとうする健康寿命!


 現在、人間の寿命は、陸上でもっとも大きな動物、ゾウの寿命とほぼ同じです。動物の寿命は体が大きいほど長くなるのが定説ですが、人間はその定説から外れるほどの長寿と言えます。
 特に日本人の平均寿命は2010年までは女性が世界1位で男性が4位でした。これでも十分長寿ですが、本来、人間は病気にかからず寿命をまっとうすればゾウより長い約120年は生きられると考えられています。

 しかし、「天寿をまっとうする寿命」と「平均寿命」は違います。平均寿命がのびた要因は、衛生面の向上、食糧事情の改善、医療の発達などがあります。また、天寿をまっとうする寿命も、寝たきりの状態ではせっかく長生きしても意味がありません。大切なのは、一人ひとりが本来の寿命120歳まで若さを保ち、健康を維持し続けることができる「健康寿命」です。

 体は必ず老いていくものであり、それを避けることはできません。がんばろうと思っているのに、以前ほど頑張りが続かない・・・。駅の階段を上がっただけですぐに息が上がってしまう・・・。30代のときに比べて、肌にハリがなくなった・・・。そんな「体の衰え」を感じるときがあると思います。
 そして、体の衰え~老化に関係してくる一つの原因が、体で作られる「エネルギー」なのです。エネルギーは「生命力」と言い換えてもいいほど、生命に不可欠なものです。その「エネルギー」が減少すると、疲れやすくなったり、すぐ息が上がったりと、体の機能は低下してしまいます。そして体の衰えとは、体の「エネルギーを作る能力」が低下するということです。疲れたからといって体を休めてばかりいると、エネルギーを必要としなくなるため「エネルギーを作る能力」はどんどん低下してしまい、なにかしらの対策を講じないと結果的に体の衰えを後押しすることになってしまいます。体の衰え=エネルギー産生の低下ということがわかりやすいのが中年太りです。

 エネルギーはミトコンドリアで作られますが、その質が悪いと老化の原因の一つ「活性酸素」もより多く排出し、老化を促進してしまいます。「体を若くする機能」を司るミトコンドリアの量を増やし、質を高めることが抗老化につながるのです。


抗老化・抗肥満とは⑥ 理屈がわかれば簡単に痩せられる

■老化をも左右するミトコンドリア

 従来、老化は生理的な自然現象です。人間も生物である以上、避けられないものと考えられてきました。
 しかし、医学や科学技術が進歩し、身体の働きや細胞のメカニズムが科学的に分析されるようになり、老化現象はミトコンドリアの機能の低下に原因があるといわれるようになりました。

エネルギー産生低下が様々な機能を低下させる

ミトコンドリアによるエネルギー産出量は、人が必要とする全エネルギーの95%にものぼるため、ミトコンドリアで産生されるエネルギーが低下すると細胞は分裂しなくなり、代謝することができなくなってしまいます。また、酵素や神経伝達物質、ホルモン、免疫物質などを作る細胞機能が低下すると、生命を維持するさまざまな物質を作ることができなくなってしまい、自覚症状や疾患及び老化にも拍車をかけます。
 細胞は一つの生命体です。細胞自体がいつも元気に活動することでエネルギーが生まれ、新しい細胞もつくられていきます。

【抗老化対策】

抗老化のカギをにぎるミトコンドリアの量と質に影響する特定栄養素は、「α-リポ酸」「L-カルニチン」コエンザイムQ10」です。また、エネルギー産生時に絶対必須なのが酸素の供給であり、「霊芝」はその酸素量に影響を与えます。
 そして霊芝は、老化のもうひとつの原因「活性酸素」に対する抗酸化作用にも影響します。
 さらに、「テラフォトン調整法」によりテラヘルツ波を体に有効的に照射(吸収)することで、ミトコンドリアの活性化に影響し抗老化対策に期待ができます。
 このように「特定栄養素の供給+最先端医学療法」が康復医学学会が提唱する康復健康療法です。※『康復医学大綱』p63より(微小循環研究所刊)


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月21日金曜日

抗老化・抗肥満⑤


ダイエットの基本、カロリー制限の矛盾?

「ダイエットの基本はカロリー制限」と思っている人が多いと思います。それが一度でもダイエットを経験したことのある人なら、特に・・・。

 「カロリー制限をしても思ったように痩せなかった」という方も多いのではないでしょうか。しかし、それは当たり前のことなのです。なぜなら、カロリー制限だけで体重を減らそうという考え方自体が間違っているからです。
 現在の常識からすると、太るか痩せるかを決めているのは、食事による摂取カロリーと運動などによる消費カロリーのバランスとされています。それは、次のような理屈です。「摂取カロリーが消費カロリーを上まわればカロリーは余ります。余ったカロリーは脂肪として蓄えられるので太ります。逆に摂取カロリーが消費カロリーが下まわればカロリーが足りなくなるので、体内の脂肪をエネルギー源として使うことで痩せます」。
 ところが、実際には日本人の摂取カロリーは減る傾向にあり、運動などによる消費カロリーは増える傾向にあります。それでも、多くの日本人は男女とも30代から年をとるごとに太り始めているのです。厚生労働省の「平成22年国民健康・栄養調査」によると、男性の肥満率は30代28.8%、40代35.2%、50代37.3%です。女性の肥満率は30代13.8%、40代18.3%、50代19.0%となっています。

 年々減少の傾向にある日本人の摂取カロリーですが、驚くべきことにその水準は、食料不足だった第二次世界大戦直後を下回る(!)ほどです。終戦翌年の1946年、日本人の摂取カロリーは1日平均1900kcalでした。日本が敗戦から立ち直り経済成長を始めると、摂取カロリーも増加。1975年頃のピーク時には、摂取カロリーの平均は1日2200kcalに達します。ところが、それから摂取カロリーは右肩下がりに減少し、現在の摂取カロリーは1日平均1860kcalほどしかありません。これは高齢化が急速に進み、食が細い高齢者が増えたことも影響していますが、肥満が増えてくる働き盛り世代も、決してみんながカロリーを取りすぎているというわけではありません。

 厚労省の「日本人の食事摂取基準(2010年度版)」によると、デスクワークがメインの社会人で通勤や家事で多少歩く程度の標準的な日本人が摂取すべきカロリーは、30~40代の男性で2600kcal、女性で2000kcalとされています。ところが実際には、男性2100kcal前後、女性は1700kcal前後しかとっていないのが現状です。

 では、なぜ太ってしまうのでしょうか?


抗老化・抗肥満とは⑤

■理屈がわかれば簡単に痩せられる

カロリー制限では痩せられないワケ

摂取すべきカロリーを下回っている働き盛り世代の男性の3人に1人、女性の5人に1人が肥満という事実からしても、カロリーの取りすぎで太るという「カロリー神話」が通用しないことは明白です。太るか痩せるかを、カロリー計算のみで語ろうとすると限界があるのです。
 では、なぜ痩せない?

○食品のカロリーを正しく把握できないから
 カロリーは食品に含まれる三大栄養素(脂質、タンパク質、糖質)の量から計算されますが、重さを正確に量り、食材のカロリーを調べて計算しても誤差が出ます。微妙な差でも1日3食、1ヶ月90食、1年1095食の誤差が蓄積すると、正確なカロリー把握は不可能に近くなるのです。

○消化吸収は人によって違うから
 人は個人差や体調しだいで消化吸収の度合いは少なからず差が生じます。たとえば空腹時は吸収が良く、疲れていて胃腸が弱っているときは吸収が悪いように、生物学的個体差を無視してカロリーだけを機械的に重んじる栄養学は古い考え方です。

○脂肪を燃やすのはミトコンドリアだけだから
 体内の脂肪や糖質は細胞内でエネルギーに変わります。糖質は細胞質基質(細胞内の部分の呼称で、細胞質から細胞内小器官を除いた部分のこと)でもエネルギーになりますが、脂肪はミトコンドリア内でしかエネルギーになりません。
 ダイエットに大切なのは、摂取カロリーをいかに抑えるかという古い考え方ではなく、ミトコンドリアをいかに活性化して代謝を高めるかという考え方なのです。

【ミトコンドリア活性対策】

ミトコンドリアを活性する特定栄養素は、α-リポ酸・L-カルニチン・コエンザイムQ10です。そして、エネルギー産生時に必須な酸素の供給量の増加に影響するのが「霊芝」です。また、体にテラヘルツ波(電磁波)を有効的に吸収することで、ミトコンドリアの活性化に影響し、カロリー制限で期待したダイエット効果が出なかった人生活習慣病の抑止・抗老化などに期待ができます。
 このような〔特定栄養素+最先端医学療法〕こそが康復医学学会が提唱する康復療法なのです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月16日日曜日

抗老化・抗肥満④


同時期に来る「体形の曲がり角」とカタストレス!

「お肌の曲がり角」は25歳が定説ですが、お肌の新陳代謝が最も活発なピークは20歳だとのこと。そして、「やせにくくなった」「ぜい肉がつき始めた」と感じる年齢は男女30~40代で、「体形の曲がり角」とわれています。
「体を動かす量は変わらず、食事量は減ったのに体重が減らなくなった」など、多くの人が加齢に伴う体の変化を経験しています。このような体の変化を感じた年代は30代前半が最も多く、それを経験しても運動量も食事量も変えないようです。変えない理由として、「ストレスがあり生活習慣を変える余裕がない」という実態が多いようです。
「体形の曲がり角」は、除脂肪体重(Lean Body Mass;LBM=体重において、体脂肪以外の、筋肉や骨、内臓などの総重量のこと)と基礎代謝の関係が大きく関与しています。除脂肪体重の変化は、消費エネルギーと関係が深く関係しています。
 身体の機能維持に使われる必要最低限なエネルギーは、基礎代謝です。基礎代謝は身体の筋肉量に比例していることから、加齢に伴って除脂肪体重が低下すると基礎代謝も低くなります。基礎代謝は、一日に消費するエネルギーの重要なポイントですから、除脂肪体重の低下はエネルギー産生の低下を意味します。エネルギー産生が低下するということは、脂肪が代謝されず蓄積されやすくなるということです。「体形の曲がり角」はそんな状況が内在するのです。
 現代の食事の傾向には、空腹を満たすためだけではなく、精神の安定や心地よさを求めたり、もしくは何かから逃避するなどのために食べるということがあります。ストレスが溜まれば溜まるほど、このような行動をとるという傾向にあります。そして、これが俗に言う「ストレス太り」や「過食症」の原因になるのです。ストレス太りは、特に女性の場合、「心理的ストレスを食べることで解消し、太ってさらにストレスを溜める」という悪循環を招きます。
 体形の曲がり角とカタストレス(ストレス過多)年代は重なっています。エネルギー産生促進→基礎代謝の促進による肥満対策には、特定栄養素+ミトコンドリア活性が基本となります。


抗老化・抗肥満とは④

■理屈がわかれば簡単に痩せられる

老化や肥満を左右する"ミトコンドリア"

細胞には必ずミトコンドリアが存在(赤血球を除く)します。活発に活動する心臓などの細胞にはより多く存在します。そして、ミトコンドリアの産生するエネルギーが老化や肥満を左右するのです。

必須栄養素と酸素のミトコンドリアでのエネルギー代謝メカニズム

ミトコンドリアでは、右図のようなシステムでATPというエネルギーを産生しています。ATPを産生するには必須の栄養素が存在しますが、カルシウムやビタミン類などは、必要量を食事で摂ることも可能です。しかし、このシステム自体の機能の低下は別の問題です。
 問題解決のキーワードは、必須栄養素の補給とミトコンドリアの活性化です。

【ミトコンドリア活性対策】

ミトコンドリアでATPを作り出すための必須栄養素は、α-リポ酸・L-カルニチン・コエンザイムQ10です。さらに忘れてはならないのが、これらの栄養素を効率的に使いエネルギーを産生するのに必要な「酸素」です。そして、その酸素の供給量に影響するのが「霊芝」です。これら特定栄養素を日常的に補給することが理想的です。また、前回お伝えしたように、体にテラヘルツ波を吸収することで、ミトコンドリアはより活性化し、エネルギー産生に影響します。自然治癒力の向上、免疫力の調整作用の促進によって、生活習慣病の抑止や抗肥満、抗老化などに期待ができます。
 このように、「特定栄養素の補給+最先端医学療法」が康復医学学会が提唱する「康復療法」なのです。
※参考:『康復医学大綱』p57,p63(微小循環研究所刊)


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨

2012年9月13日木曜日

抗老化・抗肥満③


現代の健康は、さまざまな分野の集大成!

現代の医療は、伝統東洋医学の本場・中国でも西洋医学が中心になっています。その一方で、欧米諸国や日本では西洋医学の様々な問題点が取り沙汰され、伝統医学などの代替医療のほうが高く評価され、利用率も増えてきています。
 米国では西洋医学よりも代替医療の利用率のほうが高くなっているのが現状です。しかし、人の生命や健康を守る医学分野も、現代ではさまざまな分野の学問の研究から、人の生命を守りや健康を維持するために応用されています。

 比較的新しい分野の学問に「合成生物学」があります。化合物、元素、生体物質を生成するDNA配列、タンパク質、細胞に関する研究を行うもので、病気の治療や新薬の開発を手助けしており、さまざまな分野で期待されています。将来、糖尿病患者の血糖値レベルの変動を感知しインシュリンを管理できる細胞や、がん患者のがん細胞を感知し破壊する「賢いウイルス」など、細胞から医薬品やバイオ燃料などができる日がくるかもしれません。
このように細胞の研究は多岐にわたって進歩しています。そして、遺伝子と細胞構造両面を研究し、生命現象を分子レベルで解析・研究する学問が「分子細胞生物学」です。微生物からヒトまで、すべての生命活動は、細胞内の生体分子同士の反応の連続(=生化学ネットワーク)の働きによって営まれています。現代では、観察技術の急速な発展により、1分子単位の運動やゆらぎが生命機能に重要な役割を果たしていることがわかっています。そして、生体分子のひとつひとつの運動が細胞の活性を決定していることです。いいかえれば分子運動の衰えが細胞の活性を低下させ肥満や病気、老化などを招く原因といえます。
 健康を回復する医学『康復医学』でも、分子細胞生物学の観点で健康を考え、人の体を形作っている60兆個といわれる細胞の一つひとつが、分子レベルで活性化されることが理想だと考えています。


抗老化・抗肥満とは③

■理屈がわかれば簡単に痩せられる

健康を分子レベルで考えると、人体を構成している分子の活動量で決まります。そして、その活動量がミトコンドリアの活性につながり、細胞レベルの健康や抗肥満・抗老化などにも影響してきます。

電波と光の中間に位置する“テラヘルツ波”

テラヘルツ波は、これまであまり利用されていなかった電磁波です。携帯電話などの通信機器でよく聞くGHz(ギガヘルツ)の1000倍も周波数が高い電磁波がTHz(テラヘルツ)です。テラヘルツ波は、X線(放射線)による被曝などのような人体に対する害はありません。それどころか、傷ついた細胞を修復するという力が備わっていることもわかっています。人でいえば、身体の細胞が正常な状態に戻るということなので、当然のことながら健康回復や老化防止にも効果が期待できます。こうしたことからテラヘルツ波は「生命光線」とも呼ばれています。

分子の活動量に影響する「テラ光子調整法」

日本の康復医学の確立に向けて、独自の研究により生み出された今までにない療法が「テラ光子調整法(テラフォトン療法)」です。これは、テラヘルツ波を発生する装置を組み込み、電子を含む素粒子の運動エネルギーを高めた特殊ライトの光を使って体を調整する最新の療法です。

【テラ光子調整法 】

テラヘルツ波は、生物や鉱物などあらゆる物質から放射されています。人間でもっとも放射量が多いのは「乳幼児」です。しかし、高齢者や体調不良の人などは放射量が低下しています。高齢者がお孫さんに会うと元気になるのは、お孫さんが照射している強いテラヘルツ波を浴びるからです。このことからもテラヘルツ波は、細胞活性、ミトコンドリア活性に影響を与えていることがわかります。
 また、テラヘルツ波を照射すると、血液中の「酸素の溶存率」が上昇するのが確認されています。テラヘルツ波による超分子振動が、「気」「波動」などの生命エネルギーの根源であると考えられます。
 人体がテラヘルツ波を浴びると、ミトコンドリアが活性することによって生命エネルギーが増進されることになります。
 また、微小循環への影響から、自然治癒力の向上、免疫力の調整作用の促進など、生活習慣病の抑止、その他、抗肥満、抗老化、美容などに期待できます。           
※参考:『康復医学大綱』P63(微小循環研究所刊)


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光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月8日土曜日

抗老化・抗肥満②


カロリー制限よりも燃焼効率が重要!

日本人には、脂肪として蓄える遺伝子の他に、“倹約遺伝子”というカロリーを節約し飢餓に対処する遺伝子も受け継がれているそうです。この倹約遺伝子の働きは、エネルギー消費のためにホルモンが分泌され信号を出しても、受容体が受け取る信号の感度を鈍くしてエネルギーを使わないようにするというものです。この倹約遺伝子を持っている人と持っていない人を比較してみると、1日の基礎代謝量が200kcal(ご飯一膳が約240kcal)も違うことがわかっています。

肥満には男女にも違いがあり、女性は元々女性ホルモンの関係で“皮下脂肪”がつきやすくなっています。しかし、女性ホルモンには抗酸化作用があるので、活性酸素から細胞を守り、がん抑制効果もあると考えられています。
 男性の方はというと、男性ホルモンによって、“内臓脂肪”が貯まりやすく動脈硬化にもなりやすい傾向にあります。男性の内臓脂肪量は10~70才代で増えていくのに対し、女性の内臓脂肪量は女性ホルモンが激減する閉経後に急増していることが分かっています。
 こうなると、どうしてもカロリーを制限しなくては! ということになりがちですが、カロリーを制限するダイエットが、体重の低下やその維持を逆に難しくしている可能性があります。

 摂取カロリーを減らすと、ストレスホルモンであるコルチゾールの産生が活発化し、腹部脂肪の増加につながることが研究で示され、これは医学誌「Psychosomatic Medicine」のオンライン版に掲載されています。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校・ジャネット冨山教授は、「カロリーをどのように制限するかは問題ではなく、自己流やダイエットプログラムを利用してもコルチゾールの増大がもたらされると抗肥満にはならない」と述べています。

 米国では成人の47%が常にダイエットに取り組んでいますが、うち64%は元の体重以上にリバウンドしてしまうそうです。体重減少は、摂取するよりも多くのカロリーを燃焼することでもたらされ、厳格なカロリー制限、気まぐれなダイエット、薬によるダイエット、デトックスなどの減量法はうまくいかず、体重が減ったとしてもリバウンドしてしまうことが多いと指摘しています。米エール大学医学部予防研究センターのDavid L. Katz博士は、「概して食事制限そのものはそれほど有用ではない」と述べ、「正しく食べ、体を動かすことが大切。栄養価の高い食品を摂れば、少ないカロリーで満足感を得られ、喪失感もなく、健康を増進できる」と助言しています。

 まずミトコンドリア活性を考えることが、カロリー燃焼につながることになります。これが、抗肥満の本質です。スリムになって元気になるのが本質です。


抗老化・抗肥満とは②

■理屈がわかれば簡単に痩せられる

「×××を食べれば後は何を食べてもいい」というダイエット法がよくあります。食事に対する制限がないのが流行する理由ですが、食事を抜いたり、カロリー制限、低カロリーのダイエット食などばかり食べる‥‥などのダイエットは、我慢によるストレスが脳に影響し対抗するために分泌されるホルモンが、食欲を増したり、血糖値を上げるといった方向に作用します。

逆効果! 食事制限のダイエットストレス

食事制限により栄養素が減ると、体は盛んに吸収・蓄積をしますが、栄養不足で代謝が低下するので脂肪も蓄積されていきます。また、「ダイエット」という言葉自体のイメージが、精神的な喪失感、飢餓、惨めさ、不快感をもたらすとも言われ、そのストレスが脳に影響を与えるので、結果的に減量の失敗にもつながってしまいます。

【ダイエットストレス対策】

康復医学学会も奨めている三種混合だし『薬膳の素』(和漢生薬研究所)は、アミノ酸スコア100の食品。吸収力が高いコラーゲンペプチドの理想的な必須アミノ酸のBCAA補給源です。BCAAは筋タンパク質を作り出しやすく壊れにくくする働きがあることが知られています。BCAAは体内で合成できず、体外から取込む必要があります。
 『薬膳の素』は、脂肪分が非常に少なく、うま味成分を豊富に含むため満腹感を得られ、過食予防にも期待できます。
 また、エネルギー代謝に不可欠な栄養成分は、ビタミン類などの他に、霊芝・コエンザイムQ10・αリポ酸・L-カルニチンです。これら4つの成分は、炭水化物(ブドウ糖)や脂肪などの栄養素を細胞内でエネルギーに変えるために働き、蓄積した脂肪の代謝にも期待が持てます。
 次回からは、ミトコンドリア活性についてお送りいたします。
 ※参考:『康復医学大綱』114p(微小循環研究所刊)

いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月5日水曜日

抗老化・抗肥満①


やはり、カロリー制限で長寿は期待できなかった!

2009年にウィスコンシンの霊長目リサーチセンターが、アカゲザルのカロリー制限が寿命に良い効果を与えると報告し、世界的な話題になりました。この研究をもとにNHKスベシャルでも「寿命が延びる遺伝子」というタイトルで放送されました(「本説伝」2011年6月17日号~)。カロリー制限を受けた猿は、「糖尿病が発症する確率が低かった」という報告でした。ところがそもそも比較されたふたつのグループの食事量に大きな違いがあったことがわかったのです。制限を受けていなかった猿には、食事量の限界がなかったため、甘いものを過剰に摂取していました。そのため研究方法に当初から疑問の声もあったそうです。

 そして今回、米国の国立老化研究所では23年にわたって行ってきたアカゲザルの調査を発表しました。当初120匹(現在は約50匹)の猿のうち、半分にカロリー3割減の食事を提供し、ダイエットを実施してきました。その結果、現在まで生き残っている猿が、必ずしもダイエットから直接的な恩恵を受けて延命した訳ではない、と科学誌『ネイチャー』に報告しています。
 食事制限された猿は、ガンの発生率がいくぶん抑制されたものの、心臓血管疾患の割合はわずかに上がりました。総じて、老化と関係の見られる疾患(糖尿病や高血圧など)の発症を、遅らせているように見られたとのこと。しかし、カロリー制限との因果関係はハッキリしないそうです。今回の国立老化研究所の報告は、霊長目リサーチセンターの報告と対照的な結果となり、この二つの報告を踏まえて、テキサス大学ヘルス・サイエンス・センターは、「カロリー制限が、体重を維持するために必要な食物摂取と定めるならば、ごくわずかな太りすぎている人の健康増進に役立つかもしれない」と説明し、「寿命への素晴らしい効果は期待できない」と結論付けています。また、「極端な食事制限は骨密度の維持に問題を生じる場合がある」と指摘しています。“寿命が延びる遺伝子”は「サーチュイン遺伝子」といわれています。この遺伝子は、カロリー制限するとスイッチが入り、ミトコンドリアが増えて寿命が延びるなど、さまざまなうれしい影響が話題になりました。しかし今回の調査で、カロリー制限だけでは寿命延長には期待ができないことがわかってきたのです。ミトコンドリアも増えただけでは効果は期待できません。
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■理屈がわかれば簡単に痩せられる抗老化・抗肥満とは①

◎カロリー制限はたんぱく質不足を招く:

健康管理やダイエットを目的に過度のカロリー制限をしようと試みる場合、ほとんどの場合、菜食主体の食生活が推奨されます。しかし、この場合に問題となるのは、たんぱく質の不足です。
 また高齢者の場合は、食欲の低下に加え、胃腸の機能低下によって消化吸収量が減少し、たんぱく質が不足します。

◎ミトコンドリアは増えただけではダメ!

過去に長寿遺伝子が話題になったとき、カロリー制限(摂取カロリーを30%減らす)をすると「サーチュイン遺伝子」のスイッチが入り、ミトコンドリアを増やし寿命を延ばすだけではなく、シミ・シワなどの抗老化や認知症・糖尿病などの疾患などにも影響を与えることが紹介されました。
 しかし、ミトコンドリアは、確かに抗老化やエネルギー産生に関与するものの、増えるだけでは意味がありません。ミトコンドリア自体の機能が活性しないと意味がないのです。

◎タンパク質→筋肉→ミトコンドリア:

カロリー制限も、気をつけないと重要な筋肉が落ちてしまいます特に体重を減らすことばかりに気をとられていると、こうした失敗に陥ります。
 筋肉が減少すると基礎代謝率も低下する(筋肉にはミトコンドリアが多い)ので、リバウンドしやすく、逆に太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。筋肉はたんぱく質の塊なのです。

【カロリー制限対策】

カロリー制限は、タンパク質不足から筋肉量が低下し、活動性や運動量の低下を招くと言われています。アミノ酸の中でも分岐鎖アミノ酸(BCAA)は筋肉に多く含まれている成分で、筋たんぱく質を作り出しやすく壊れにくくする働きがあることが知られています。
 康復医学学会も奨めている三種混合だし商品『薬膳の素』(和漢生薬研究所)は、アミノ酸スコア100、吸収力が高いペプチドコラーゲンの理想的なBCAA補給源です。
 また、ミトコンドリアによるエネルギー代謝に不可欠な栄養成分は、ビタミン類などの他に、4つあります。それは、「霊芝」・「コエンザイムQ10」・「αリポ酸」・「L-カルニチン」です。これら4つの成分は、炭水化物(ブドウ糖)や脂肪などの栄養素を細胞内でエネルギーに変えるために働き、ミトコンドリア自身を活性させるのに期待が持てます。もちろんこれらの効果を裏付ける科学的データがあります。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

2012年9月3日月曜日

LEDと紫外線


LEDと紫外線

LED、というと省エネ効果が真っ先に思い浮かぶと思います。

しかし、LEDのもう1つの特徴は、紫外線と熱をほとんど出さない点です。そして、紫外線は美術作品にも悪影響を与えます。LEDの特性を活用している美術館もあるそうです。例えば、紙や書籍が日光にさらされ続けると黄ばんでしまいますが、その原因は紫外線と放射熱です。従来使用されてきた蛍光灯は紫外線と熱を発しており、美術館はこれまで作品を保護するために紫外線カットの蛍光灯を使用したり、照明を暗くするほか、展示位置を変えるなどその対応に追われてきました。そして、紫外線と熱をほとんど発しないLEDの導入は、美術館にとって大きなメリットになるのです。
 そんな美術品にも悪影響な紫外線は近年、環境破壊によりオゾン層に穴があき、そこから、かなり人間に有害な量の紫外線が地上に到達しています。

 もちろん、紫外線は、身体に良いこともします。紫外線を浴びることでビタミンDが生成され、骨に影響を与えます。ビタミンDが生成されないと骨の成長障害になってしまうので、昔は、母子手帳にも「赤ちゃんを日光浴させましょう」という記載があったそうです。しかし、現在では、10歳までに浴びる紫外線の量により皮膚がんの率が上がることがわかってきているので、なるべく子供たちに紫外線を浴びさせない方がよいことになっています。

 日本は、皮膚がんの発生率がそれほど高くないので、国をあげての啓蒙はまだまだですが、白人の多いアメリカ、オーストラリアなどは、国家レベルで紫外線対策を指導しています。アメリカの子供たちは、日焼け止めクリームを塗らないとプールに入れません。
 紫外線の人間に及ぼす悪影響としては、目で言えば、白内障、翼状片、瞼裂斑炎(けんれつはんえん)など、皮膚では、皮膚がん、シミ、シワなどの光老化などです。
 夏は体だけではなくお肌もバテます。紫外線はこれから秋に向けて夏より多く降り注ぎます。

 あなたの紫外線対策は充分ですか?

■これからが多い紫外線量!

これからの時期、空気が澄んでいく分、紫外線量は春や夏に比べ直接肌に降り注ぐ紫外線が心配です。
 今、ご自分のお肌をちょっと触ってみてください。角質が厚くなり、皮膚が固くなっていつもよりお肌がごわごわしていませんか? この状態でスキンケア、紫外線対策を怠ると、すぐにシミやシワ、たるみなどお肌の老化につながってしまいます。

肌荒れの三大原因

理想的なお肌とはどんなお肌でしょうか。調査によると「ただ白いだけではなく、くすみのない《明るい透明感のある肌》」を求めている女性が多いそうです。そんな理想的なお肌を脅かすくすみですが、その原因は「角質層の水分不足によるキメの乱れ」「ストレスや疲労で血流が阻害され、皮膚温も低下して起こる黄ぐすみ」「こすりすぎなどによる色素沈着」などと言われています。
 そして、肌荒れの三大原因は「ストレス」、「紫外線」、「メラニン」です。

●ストレス
肌にとってのストレスは、①角質の水分不足と②日常生活の精神的なストレスによる血流不足。この2つが重なって、肌のターンオーバーが低下して透明感が失われてしまいます

●紫外線   
 メラニンの過剰生成の引き金になるのが紫外線です。真皮層へ達する紫外線A波(UVA)は活性酸素を生み、シミをさらに濃くします。それがコラーゲン線維を傷つけ、たるみの原因にもなります。

●メラニン
 紫外線・ストレスによる刺激によってメラサイトが目覚め、過剰な色素が合成されます。生成されたメラニンは、やがて表皮に運ばれ、シミくすみとなって表面化するのです。

【これからの肌対策】

お肌のストレスは、肌の乾燥と血流不足です。ストレスで毛細血管が収縮し、血液が滞って、表面が青黒く見えるのが“クマ”です。また、血流低下により栄養素や水分が肌の細胞に行き渡らなくなると、肌がしぼんだようにシワシワになります。これらが解消されると、角質がふっくらし、透明感のある明るい肌色になります。メラニンを排出する皮膚の代謝もアップしてキメも整います。
 真皮層の血流促進には、ご存知「霊芝」。“なんにでも霊芝”とお思いでしょうが、目の水晶体と軟骨組織以外、体のすべての組織に存在する「微小循環」。つまりその体中の微小循環に影響を与えることがエビデンス(科学的根拠)により明らかになっているのが霊芝です。

 また、お肌の乾燥=水分補給には、「コラーゲン」が、その効果に期待が持てます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ