食事をコントロールして老けない身体を!
あなたの老化の速度は速いですか、それとも遅いですか?同窓会へ行くと、学生時代と変わらない同級生がいる一方で、当時の面影もないほど老けた人もいます。このように老化の速度は人によってまちまちです。老化は体内においても個人差が出ます。体の中の細胞を若々しく保っている人は老化速度が遅く長寿の傾向があります。また、アルツハイマー病や骨粗しょう症のような高齢期の病気にかかりにくくなります。
老化速度の違いには遺伝要因と環境要因が影響しており、その割合は25%対75%といわれています。つまり、環境要因を改善できれば、老化速度を遅くすることができるのです。
悪い環境要因の典型は“喫煙”です。運動不足も要因の一つですが、有効性の検証が難しく寄与率が解明されていません。ただ運動したほうが良いことは明らかです。運動は毎日続けることが大切なので、週一回フィットネスクラブに通うよりも通勤経路を見直して毎日の徒歩の時間を増やすほうが効果的です。
食事も環境要因の一つで、改善しやすく効果も期待できます。食生活の良し悪しは体重を量ればわかります。肥満の人は食事をコントロールできていない人であり、健康もコントロールできないと考えてよいでしょう。
体重が重いことは肥満、糖尿病、メタボどころかガンになる確率を高め、高齢期のQOL(生活の質)に直結します。かといってBMI(肥満指数)30の肥満の人が22の標準体重になるような夢を語ることには意味がないので、まずは5キロの減量から始めましょう。90キロが85キロになるだけで血液データは改善されます。
食事のコントロールが減量に有効なのは誰でも知っています。それでも太ってしまうのは、主食にしている白米や小麦という炭水化物が「麻薬」のように習慣性の強い食べ物だからです。難しいことですが、肥満の人はご飯やパンや麺類を控えることから始めるといいでしょう。
食生活を改善して、同窓会には若々しい姿で出席しましょう!
(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座 白澤卓二教授) http://president.jp/articles/-/14433
■食事の改善が老化速度を遅くする!
食事の改善で、男性は心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化を、女性は骨と認知機能を予防できます(前項の表参照)。そして、老化予防に関して食事でのポイントは、①良質のタンパク質 ②低糖質 ③抗酸化 の3点です。タンパク質を摂って体力・血管の老化予防
人間の身体はそのほとんどが全て水とタンパク質でできています。タンパク質を摂って運動することで身体に筋肉が付きます。すると基礎代謝量が増えてやせることにもつながり、高齢者の深刻な現象、サルコペニアも予防できます。また、タンパク質は血管自体を丈夫にし、血管の栄養不足で起こる動脈壊死を防ぎ、脳血管障害による痴呆の予防に役立ちます。糖質を制限して老化・病気を予防する
摂り過ぎた糖質はタンパク質と結びつきやすい性質があります。そして、糖質と結びついたタンパク質は「AGE」(終末糖化産物)という最悪の老化物質を生成するのです。心筋梗塞、脳梗塞、骨粗しょう症、アルツハイマー病、ガン、肌のシミ・シワ……すべての元凶がAGEだといわれています。ご飯の一膳(150g)を砂糖に換算すると、なんと角砂糖11個分(55.2g)です。また、果糖はブドウ糖よりもAGE発生作用が強力です。果物もほどほどに。抗酸化食材は老化を防ぐが・・・
抗酸化効果の高い食材として知られているのは、バナナ、アボカド、キャベツ、にんにく、生姜、たまねぎ、アーモンド等々があります。しかし、現在のこれらの食材は、農薬や化学肥料による土壌の変化と長年の品質改良などで、含まれるビタミンやミネラルなどの微量栄養素が極端に少なくなってしまいました。昭和30年代の50%~20%になっているとも言われています。摂り方にも工夫が必要です。
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「HM-3000(特系霊芝)」には、血流の改善に大きく関わる2,3-DPG、NO、GSH-Pxという3大物質を産生・増加させる作用が確認されています。まさに抗老化のための生薬といえるでしょう。
また、AGE対策には、当学会の研究が生んだ甘味調味料『甘みストレスフリー』が役立ちます。満足できる甘さなのに糖質はゼロです。
そしてエネルギー産生の燃焼システムに欠かせない補酵素「コエンザイムQ10」には、細胞を活性酸素による酸化から強力に守り、老化を防ぐ「抗酸化作用」があります。細胞内のミトコンドリアに入りこむ唯一の抗酸化物質といえます。
いつもありがとうございます。光・愛・感謝 村雨カレン