2011年8月27日土曜日

「脳梗塞」の知識


脳梗塞の前兆TIA

がん、心筋梗塞に次いで、日本人の死亡原因の第3位、寝たきりになる原因では1位を占める脳血管障害。この脳血管障害の約75%を占めるのが、脳の血管が詰まって神経細胞が壊死する脳梗塞です。故・小渕恵三元首相は、記者の取材を受けている最中、言葉が途切れる様子がテレビに映し出されました。そしてその夜、脳梗塞で倒れ、都内の大学病院に緊急入院したのです。「あれは恐らく一過性脳虚血発作(TIA)。直後に適切な治療が行えればよかったが、当時はまだTIAに対する知識が十分でなかった」と、国立病院機構九州医療センターの岡田靖臨床研究センター長は言っています。
TIAは、頸動脈など太い血管にできた血の塊(プラーク)の一部が血流で流され、細い脳の血管に詰まることで発症します。舌がもつれ言葉が一時的に出なくなったり、片側の腕の力が抜けたり、視界が暗くなったりというのが代表的な症状です。血栓は自然に溶けて血流が再開するため、症状は数分~十数分で消失しますが、依然プラークは残るため、その後再び脳の血管が詰まり、3カ月以内に15~20%の人が、さらにその半数が48時間以内に脳梗塞を発症するようです。
同センターを受診した60歳代の女性は、ダンス中に15分ほど右側の視野が見えにくくなり、最初にかかりつけ医を受診。その後眼科に回されましたが、異常が見つからなかったため、医師が同センターを紹介。同センターで頸動脈エコーなどを検査した結果、TIAと診断されました。女性は「バスで病院まで来たくらい元気なのに、どうして入院なのか」と不満そうだったそうですが、岡田センター長らが「直ちに抗血栓治療をしないと今夜にも危なくなる」と説得したそうです。
TIAの症状は、1960年代から知られていましたが、すぐ元に戻るため、医師の間でも「鎮痛薬を処方しておけば大丈夫」と考えられていたそうです。07年に大規模な研究成果が英医学誌に発表され、TIAは脳梗塞の前兆という認識が広がり、日本でも09年に改訂された「脳卒中治療ガイドライン」で、TIA患者に対する「グレードA」の「行うよう強く勧められる」措置として、「脳梗塞発症予防のための治療を直ちに開始しなくてはならない」という記述が加えられました。脳梗塞発症の原因である血栓は、不整脈などで心臓内でできることもありますし、そのほか血管内皮細胞の機能低下や動脈硬化なども関与しています。


8/24放送:「ためしてガッテン!」(NHK)より
■脳血管突然詰まる! あなたを狙う巨大血栓

番組では、不整脈によって心臓で巨大血栓が作られる映像や血管で血小板により作られる血栓など紹介され、不整脈と動脈硬化によって引き起こされる「ノックアウト型脳梗塞」が紹介されていました。

動脈硬化は、フェブリンが固まりやすく溶けにくく変異し血栓が作られやすくさせます。動脈硬化に関わる血管内皮細胞とNO(一酸化窒素)の関係を紹介。

霊芝と血栓
霊芝には、約20年前から血栓に関する研究データがあります。血小板血栓及びフィブリン血栓形成に対して抑制効果(血小板や血栓を溶かすのではなく必要以上にできにくくする)のエビデンスがあります。その他、

●NO(一酸化窒素)を産生し血管壁を保護する
 ●赤血球の変形能(赤血球の弾力性)
 ●赤血球膜流動性に対する影響。                【霊芝研究・1:201・211P他】

など、血栓に対する予防と再発防止に期待できます!
血栓・血管障害・微小循環の血流改善など総合力で期待できるのが「霊芝」なのです!


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月25日木曜日

竹脇無我さんの場合。

本当に改善すべきは、血管の障害!

脳は生命活動を維持し、さらに言語機能の制御や精神活動など多くの重要な働きを持っています。そして、脳の疾患は人が生きて行くうえで致命傷となりかねない病気です。血液は脳のエネルギーとなるブドウ糖と酸素を運びます。脳は大量の血液を必要とする器官で、心臓から送られる全血液の20%が流れて行きます。脳の病気「脳卒中」は、脳血管障害の総称です。そして、「脳疾患の多くは血管の障害からおきる」と言われています。頭蓋内で出血する頭蓋内出血は、出血のおこる部位(大脳、小脳、脳幹の脳実質内)によって「脳出血」と「くも膜下出血」に分けられます。脳梗塞は、血管の詰り方から主に「脳血栓」と「脳塞栓」に分類されます。俳優の竹脇無我さんは「小脳出血」でした。小脳には、体の運動(手足の動き、しゃべるための口、舌、のどの動き、眼の動きなど)をスムーズにする機能と、体のバランスを保つ機能とがあります。そのため小脳が侵されると、手足の運動のぎこちなさや、ろれつの回りにくさが現れます。また、めまいや吐き気、嘔吐がみられたり、バランスが損なわれて体がふらつき、立てなくなることもあるそうです。竹脇さんは、49歳ごろからうつ病を発症し自殺の衝動をお酒で抑え、テレビドラマや舞台に立ち続けますが、セリフが全く頭に入らなくなり、声をテープに吹き替えなければならないほどに悪化していたそうです。そして8年間の闘病生活の末に復帰し、闘病体験を語れるまでになっていたようです。当日、深夜に竹脇さんの姉が部屋をのぞいたところ、顔色が悪く、何を聞いてもうなるだけの状態に気付き、すぐに救急車を呼んだとのことでした。竹脇さんには脳幹出血の症状があり、集中治療室で治療が続けられていましたが小脳出血を起こしてしまいました。親しい関係者は「糖尿病と高血圧で、医者には血管がボロボロと言われており、危険と隣り合わせの状態だった」と明かされました。


■脳血管障害と微小循環

脳血管障害で起る脳出血の主な原因は、高血圧、糖尿病、加齢、動脈硬化などにより血管が破裂して起ります。脳内の微小循環は、中枢神経組織の毛細血管内皮細胞自体が特殊な生理的機能があり繊細にできています。脳血管障害の対策としては、血流の改善、血管内皮細胞の保護、修復などが有効です。

霊芝の微小循環(毛細血管)への影響
data.jpg
霊芝投与組の服用二週間後に毛細血管の本数は対照組より明らかに多くなり、毛細血管入口、出口の口径は対照組より拡張し、流速も対照組より顕著に速くなったことが臨床実験で確認された。 
(エビデンスより)

毛細血管内皮細胞は、繊細!
名称未設定
脳内の血流はもちろんですが、脳の毛細血管は、脳神経細胞へ酸素・栄養素を供給する重大の役目を担っています。そして、その毛細血管の内皮細胞もとっても繊細にできています。

【霊芝の血管内皮細胞の増殖への影響】
名称未設定2
神経細胞が密集している脳は、毛細血管=微小循環の機能低下に大きく左右されます。霊芝は、微小循環の機能促進に影響を与え、微小循環の機能促進は、血管内皮の保護、損傷後の修復へとつながり、脳血管障害の予防に期待が持てます。(エビデンスより)


いつもありがとうございます。

愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月20日土曜日

夏の疲れについて

疲れに対する感度が高い人と低い人?

「その日の疲れはその日のうちに取るのが基本」‥‥よく言われる言葉ですが、特に疲れを感じていないのに、リフレッシュとばかりに休みの日にどこかへ出掛けていませんか? 実は、こうした人こそ気付かないうちに疲れがたまっている場合が多いのだそうです。
気付かないうちにたまる疲れとして注意したいのが、体を自動的に調節する自律神経の疲れです。自律神経は、体内環境を地球の自然環境(この時期の猛暑など)に合わせるために、無意識のうちに常に働いています。具体的には、代謝や免疫、ホルモンなどを調整します。例えば、暑ければ汗をかいて体温を下げたり、寒ければ、震えて筋肉を収縮させて体温を上げたり、といった具合です。そして、「現代人は、自律神経の疲れがたまりやすい」と順天堂大学大学院の青木晃准教授は言います。現代の日常生活の環境は、本来の地球の自然環境と異なり、自律神経への負担が大きくなっています。気温を例に挙げると、冷暖房完備は当たり前。特に夏は冷房の効いた室内と日差しの照りつける屋外とを行き来するなど、激しい温度差に自律神経の対応がついていけず、自律神経の働きが低下してしまいます。すると、代謝やエネルギー産生、免疫、ホルモンなどをうまく調節できなくなり、夏疲れや夏バテの症状が表われやすくなります。できれば、夜更かしせずに体内リズムに合わせて6~7時間程度の睡眠をとる必要があるのですが、ストレスなどが原因で現代人の睡眠時間や睡眠の質は低下してしまっているのが現状です。また、「疲れを感じることなく、ひたすら頑張ってしまう人ほど注意して」と警鐘を鳴らすのが、日本薬科大学教授の丁宗鐵医師。「疲れに対する感度が鈍くなっている人は、疲れを感じにくいので無理がきき、社会で活躍できる。だが、実際には特別体が強いわけではない場合がほとんど」。疲労回復が不十分となり、体を壊してからようやく疲れがたまっていることに気付く場合も多いようです。大きく分けると、疲れに対する感度が高い人と低い人がいるのです。「絶対に疲れない人」はいませんが、「疲れに対する感度が低い」とは、エネルギー産生が低下していると考えられます。特にこの時期、自律神経の働きに意識して、夏の疲れは夏のうちに取っておきましょう。【日経新聞より】


■夏の疲れをリセット!

8月20日あたりから猛暑も落ち着いてくるとの予報ですが、暑い日はまだ続いているので、無理は禁物です。疲れを自覚している人はまだよいのですが、「自分は疲れていないし、元気だし、毎年夏バテなんてしたことない」と疲れを自覚していない人達ほど、夏の疲れを秋まで引きずることになるかもしれません。

疲れの元凶はエネルギー産生の低下
8191.jpg

図のように細胞内にあるミトコンドリアには、酸素を介してエネルギー(ATP)を生み出すクエン酸回路と呼ばれるシステムがあります。この回路の機能自体が、活性酸素などによる酸化ストレスによって低下するため、エネルギーの産生が減少します。そして身体はエネルギー不足状態に陥り、それが疲れやだるさの原因になるのです。

疲れが取れない原因は、「睡眠の質」の低下が関係する
8192.jpg

「睡眠の質」は睡眠のリズムに関係しています。そして、睡眠のリズムは朝の光を浴びて14~16時間後に睡眠を促すメラトニンの分泌が重要になります。しかし、ストレスや疲労が蓄積しているとメラトニンの分泌にも影響を及ぼします。すると「睡眠の質」が悪化し、翌日まで疲労が残り慢性的な疲労に発展してしまうのです。

対策は、エネルギー産生アップと「睡眠の質」の向上!
エネルギーを無駄なく効率的に産生すると、酸素を使いきるため余分な活性酸素の発生を軽減することができます。効率よくエネルギー産生をバックアップするシステムが、霊芝・コエンザイムQ10・α-リポ酸・L-カルニチンが作り出す「ミトコンドリアスクエア」です。そして、疲労を蓄積させない「睡眠の質」の改善に影響するのがリラックス・ハーブ「活性ラフマ」です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月19日金曜日

農作物には焼成カルシウム

農作物には必要不可欠!

今年の農作物に関しては、放射能や豪雨の被害が心配されるところですが、福岡管区、鹿児島地方両気象台は、「今月21日から、九州地方の平均気温は9月上旬並みとなる」とする低温警戒情報を発表しました。農作物の管理などに注意を呼び掛けています。九州地方を覆う太平洋高気圧の勢力が弱まって前線が南下し、九州に冷たい空気が流れ込むためだそうです。
作物は環境の変化にとても敏感ですが、作物の生育、病害虫などに関わるのが土壌です。土壌は環境や気候、管理によって大きく左右されます。そして、その育成、病害虫の管理に欠かせないのが「石灰」です。石灰と農家のつき合いは古く、江戸時代後期には各地で石灰の利用が盛んになり、明治時代には消石灰による土壌改良が勧められていたとのことです。
日本の土壌は酸性質で石灰は酸性を矯正する土壌改良資材として定着しました。石灰は作物に不可欠なカルシウム分を供給する肥料でもあります。土壌にカルシウムが少ないので、農作物から人体へのカルシウム摂取も少なくなるのです。また、肥料的な効果をより積極的に活用する技術が「石灰追肥」です。石灰は生育に必要な肥料分(カルシウム)であり、生育の中~後期に多く吸収されるので、それにあわせて追肥するのです。そして「石灰防除」です。石灰追肥でカルシウムがよく効いた葉は病気にもかかりにくいといわれてきました。また、石灰の粉を直接、葉にかかるように散布したり、水に溶いて散布したりするやりかたで、イチゴの炭そ病予防やダイコンの軟腐病への上澄み液散布では、葉っぱのとろけ始めている部分が黒くなってフタを被せたようになり、軟腐病が止まり、キュウリでは、難病の褐斑病に効果があったとのことです。
土壌に関しては、灰を施用して酸性を改良し、pHを中性~アルカリ性に近づけると有害なカビ(糸状菌)が減り、細菌や放線菌(作物の育成に有効な菌類)が増殖しやすくなるといわれているそうです。フザリウムをはじめ多くの病気はカビによるものですから、酸性改良で土壌病害を減らすことができると考えられています。そして、和漢研の「安心村(R)」は、天然素材の厳選されたホタテ貝殻の天然石灰焼成カルシウムです。まさに土壌の栄養剤!! 農作物の病気予防もOKです!





■厳選された焼成カルシウム!

カルシウムは農作物の病害虫抵抗性に強くかかわっています。カルシウムが「病原菌の侵入」と
いうシグナルを伝えたり、植物体内での菌の増殖や移行を抑えたりするのではないかと考えられてい
ます。

石灰防除のしくみ
○病害抵抗性が高まる
石灰そのものが耐病性を高めることがわかっています。石灰が効いた作物では、病原菌が侵入しても発病を阻止することができます。・根瘤病 ・トマトの青枯病 ・ブロッコリーの花蕾腐敗病 ・ダイズ茎疫病など
○葉面・地表面pH上昇で静菌作用
病原菌には好みのpHがあり、中性からアルカリ性では糸状菌(カビ)の繁殖を抑えられ、作物に有用な細菌や放線菌が増える。放線菌は抗生物質をだして糸状菌や細菌抑えます。・トマト萎ちょう病 ・ウリ類つる割病菌 ・イチゴ硫黄病など
○細胞壁が強化される
石灰はペクチン酸と結びついて細胞壁の強度を高め、病原菌が出す細胞分解酵素の活性を
強力に抑えます。・作物を丈夫にする。


「安心村(R)」は厳選素材ベビーホタテ
野菜の洗浄・除菌に使われる「安心村(R)」は、一般的な焼成カルシウムに使用されるホタテではなくベビーホタテという種を専用の高温炉を使用し微粉末にした100%天然の有機素材ですので、農作物の石灰防除に限らず、家庭菜園などの土壌や葉面に安価安心してお使いいただけます。



名称未設定


*この度、焼成工場を作り自社でホタテを焼く計画が進んでおり、12月に稼動する予定です!


いつもありがとうございます。

愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月12日金曜日

増える国民病、5大疾病へ


増える国民病、5大疾病へ

厚生労働省は、都道府県が作成する地域保健医療計画で「4大疾病」とされてきた、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病精神疾患を追加して「5大疾患」とする方針を示しました。職場でのうつ病や、高齢化に伴う認知症の患者数が年々増加し、国民に広く関わる疾患として重点的な対策が必要と判断したとのことです。諸外国に比べて遅れている精神疾患の充実が期待できそうですが、課題も山積しているそうです。日本の精神病床は、全病院の2割を占めていて平均在院日数は300日を越え、長さは世界でも突出している反面、精神病床の医師の数は一般診療科の3分の1でよいと規定されていて、幻覚や妄想に苦しむ統合失調症の患者に対して、手薄な入院治療が長い間行われてきたそうです。また、うつ病に関しては別の問題もあります。日本うつ病学会総会で、公演した複数の精神科医が「抗うつ薬の販路拡大を目指す製薬会社のキャンペーンに影響され、診断が過剰になった」と語りました。病気ではないのにうつ病と過剰診断した結果、対人関係を原因とする一時的な落ち込みにまで抗うつ薬が処方され、休職期間をかえって長引かせてしまった。今回のうつ病総会で製薬会社がPRに最も力を入れたのは、そうとうつ状態を繰返す「双極性障害」で、ある精神科医は会場で「製薬会社の活動で、今度は双極性障害の患者が急増するだろう」と皮肉ったそうです。薬物治療についても、統合失調症患者に不適切な薬を大量に処方する多剤大量投薬の問題が残り、また、抗うつ剤薬の服用で、自殺衝動が表れる人がいることが問題になったそうです。がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病は、予防の余地があります。今回、新たに加わった精神疾患は、ストレスにその原因の多くが関わります。そして、ストレスは予防することができません。しかし、ストレスに負けない抵抗力「ストレス耐性」を強化することは可能です。
【読売新聞】

名称未設定




■ストレスは予防できない!
ストレスは、避けることはできません。昨今の経済的な時代背景、気候、自然災害などによるストレスは予測もできないため、事前に予防策を講じることなどできません。

ストレスに立向かうための
  身体の唯一の対策といえば「ストレス耐性」

たとえば、過労や病後で身体が弱っていると、普段よりも風邪をひきやすくなります。これは自律神経系や内分泌系の機能が低下し、風邪に対するストレス耐性(ストレス刺激に対する抵抗力)が落ちるためです。そして、精神的なストレスに対してもストレス耐性は重要です。また、ストレス耐性は、そのときの充実した体力にも左右されます。



身体の「ストレス耐性」強化には“血流”と“体力”
ストレスは、生きている限り生じるものです。したがって重要となるのは、自身のストレスについてよく知り、適切な対処法を実践することです。
〇霊芝(微小循環の血流促進)
末端の“微小循環の血流”を促します。末端の毛細血管の入口拡張には、NO(一酸化窒素)が大きく関わっています。霊芝はその一酸化窒素の産生に影響を与え、微小循環の血管拡張に影響を与えます。また、霊芝は酸素の供給を促進する、体内の2.3‐DPGの量を増やすことが確認されています。
〇活性ラフマ(脳内神経伝達物質のバランス)
ストレス→ストレスホルモン→神経伝達物質“セロトニン”の放出を抑制してしまい、他の神経伝達物質のバランスを崩しストレス耐性が低下します。そのため、睡眠障害をはじめ、疲労やうつなどの症状に関わります。セロトニン放出に期待ができる「活性ラフマ」が ストレス耐性をバックアップ します。
〇ミトコンドリアスクエア(体力強化)
ストレス耐性低下には、“体力”的な問題もあります。それは、エネルギーを作る力の低下が原因です。エネルギー産生の促進には、霊芝、コエンザイムQ10、L-カルニチン、α-リポ酸「ミトコンドリアスクエア」(エネルギー産生システム)を活性化させることが理想的です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月10日水曜日

不安というストレス‐心筋梗塞・脳梗塞


不安というストレス‐心筋梗塞・脳梗塞

不安とは、「気がかりなこと、心配なこと。これから起る事態に対する恐れから、気持ちが落ち着かないこと。動悸、発汗などの身体的徴候を伴うことが多い」(「大辞林」より)今この時、不安になる要素はたくさんあります。まだ続く余震、放射能問題、経済的な問題、不安を煽る報道など(テレビ報道を見ていると不安になることがありませんか)さまざまです。
また、この時期に気候に関する不安がストレスになる「気候病」るものがあるそうです。湿度が高くなる、気圧が低下するなど、気象の変化と密接に結びついて体調不良などの症状を生み出す病気のことを気候病といっているようです。また、「季節性感情障害」という精神的ものもあります。
さまざまな不安が日常的にあると、それがストレスになるということは身近にも多々あります。仕事上の人間関係や家庭でのちょっとした家族関係、環境の変化等々です。そして、これらのストレスは、意識しないくらいの軽いストレスでも、日常的にあると大病を招く恐れがあるので注意が必要です。
昨年4月、巨人軍の木村コーチが脳梗塞、そして先日の、サッカーの松田選手は心筋梗塞でした。健康イメージの強いスポーツ選手がなぜこんなことになるのでしょうか? 実はこの2人には共通することがあったのです。木村さんの場合は選手からコーチへの転身が、松田さんの場合は古巣から別チームへの移籍及びチームの昇格問題など、2人とも大きな環境の変化がありました。環境の変化による不安が少なからずストレスになったと考えられます。現役のスポーツ選手だった松田さんには、それまで動脈硬化や高血圧、高脂血症などの疑いは全くなかったそうです。また喫煙もしていなかったということです。しかし、医師の記者会見によると、詰まった血管を迂回する血管ができていたそうです。たとえ身体を鍛えている運動選手でも日常的な不安があると、自身では意識していなくとも、それがストレスとして日常化してしまったことで大病に至ってしまったのでは‥‥と考えられるのです。
身体を鍛えていても、病とは無縁とはいえないのです。


■ストレスによる心臓血管系への影響

ストレスによる生体反応については、人は外部からストレスの刺激(物理的或は心理的)を受けると生体反応が起こり、主に精神神経系・心臓血管系・内分泌代謝系・筋肉運動系・消化器系・生殖系などに、自覚症状や疾病があらわれるのがわかっています。

●心臓血管系
 ストレス⇒CRH*⇒ノルアドレナリン・アドレナリン↑⇒交感神経興奮
 ⇒細動脈収縮↑・血圧↑・心拍数↑⇒心臓負担↑
【関連する疾患と症状】
高血圧、狭心症、不整脈、神経性狭心症、血圧不安定など。 
*CRH:「コルチコトロピン放出ホルモン」というストレスホルモン

ノルアドレナリン・アドレナリンは血小板凝集を促進する
ストレスは血圧や血糖値を上げ、消化器系の働きを抑制し、血清コレステロール値を急上昇させたりします。そして、ノルアドレナリン・アドレナリンは、血小板凝集を促進させ、正常な血液の流れを妨げ、血栓症を起こします。血栓ができると、動脈硬化症で狭窄した動脈に重い閉塞を招きかねません。

対策は、神経伝達物質のバランスと微小循環の血流改善
ストレス状態が続くと、ストレスホルモンが放出されることによって“脳内の総合指揮者”といわれるセロトニンの放出が抑制されてしまい、アドレナリンをはじめとする神経伝達物質のバランスが崩れます。そして、微小循環の血流が滞り、血小板凝集の促進~血栓~伴う疾病が表れると考えられます。ストレスによる脳・心臓血管系の疾病対策に期待が持てるのが、セロトニン活性に影響を与える「活性ラフマ」や、微小循環の血流改善に影響を与える「霊芝」なのです。




いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月8日月曜日

米騒動と古米

1993年 米騒動

1993年は梅雨前線が長期間日本に停滞し、九州地方でも梅雨明けの発表がなされないという事態となりました。日照不足と長雨による影響で米の作柄が心配され、結果としてこの年の日本全国の作況指数は74(著しい不良)となりました。そして、米価は、秋口から少しずつ上昇を始め、当時の細川内閣は260万トンをタイ、中国、アメリカから緊急輸入を行うと発表。当時の事を記憶している方々は多いと思います。
当時の状況とは原因が異なりますが、今まさに米不足の危機が迫っています。東京電力福島第一原発事故を受け、農林水産省は、収穫期を迎えるコメの放射性物質の検査方法を発表しました。検査は収穫前後の二段階で実施するそうです。土壌で1kg当たり1000ベクレル以上の放射性セシウムか、空間放射線量が毎時0.15マイクロシーベルト以上が検出された市町村で予備検査を実施。収穫の4~10日前に2~3kgの玄米を調べ放射性セシウム濃度が同200ベクレルを超えた市町村は重点区域に指定されましたが、収穫後の本検査で、暫定規制値(1kg当たり500ベクレル)を超えた地域のコメは出荷停止となるそうです。
すでにコメ価格には「異変」が起きています。作付け減少や放射能汚染の懸念から2010年産米への需要が急増し、複数のブランド米で卸業者間の取引価格が震災後4~5割も上昇しているのです。大手スーパーなどは卸業者と長期契約を結んでいるため、足元の価格上昇は、今のところ小売価格には波及していないものの、2011年産米への不安が高まれば、小売価格の値上がりにつながる可能性が否定できないそうです。
1993年当時、輸入米に関しては日本人がいわゆる和食の原点回帰や、食生活・食料品の安全などに強い関心を向け始めた時代でもあり、ポストハーベスト(収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤)農薬など輸入農作物に対する不信感も根強く、輸入米に対しての警戒心が消費者に見られました。
今回も古米や輸入米の流通が考えられますが、古米を美味しく食べる方法ポストハーベスト対策に耳寄りな情報があります。以下に続く‥‥。


■古米を美味しく、
     ポストハーベストの対策に「安心村(R)
秋以降93年以来の米不足が予想される状況にあり、古米も市場に流通する可能性が出てきました。また、日本では収穫後の作物にポストハーベスト農薬を使用することは禁止されていますが、米国をはじめとする諸外国から輸入されている米や果物等は、収穫後に倉庫や輸送中にカビ等の繁殖を防止するために農薬が散布されることがあります。

『安心村(R)』の効果と特徴
●食材本来の旨み・味がよみがえります。
表面に有害物質が付着したままの食材をそのまま食べていたのでは、食べ物本来の味を損ねます。『安心村(R)』で食材に付着している有害物質を取り去ることで、食材本来のおいしい味が蘇ります。古米などの味も本来の味のようになります。

●農薬などの異物や粉塵を除去します。
食材の表面に付着している農薬、ワックス、防腐剤、着色料などの添加物や環境ホルモンは、私達の免疫力の低下、アレルギーなどを引き起こす原因の一つになっています (私達は有害物質を年間平均3~4kg摂取していると言われています)。『安心村(R)』はこれらの人体に不必要な有害物質(表面に付着した物)を取り除きます。

●食材の日持ちが向上します。
『安心村(R)』を水に溶かした時に生ずる強アルカリ性の洗浄力により、一般生菌・カビ菌・食中毒の原因菌などが取り除かれます。さらに、抗菌力効果で鮮度が落ちにくく、食材の日持ちが向上します。

●環境にもやさしい素材でできています。
使い終わった溶液を下水道に流すと、排水管や河川をきれいにしながら自然に還ります。一般的に市販されている塩素系殺菌剤、漂白剤 は、有機物と結びついてトリハロメタンやダイオキシンなどの発生の原因となり、環境にとって有害なばかりか器具類を傷め、腐食させる原因にもなります。『安心村(R)』は環境を配慮した、天然素材100%の洗浄・除菌剤です。

【使用方法】
『安心村(R)』を耳掻き一杯入れた水溶液に米を入れて10秒間だけかき回します。余分な米ぬかや脂肪酸などが剥がれ落ちます。すぐに水溶液を捨てて水洗いし、その後米を研ぎます。長時間浸けておくと黄色く変色しますのでご注意ください。炊き上がりのご飯には古米特有の臭いもなく甘みが増し、また、冷めても美味しく召し上がれます。




いつもありがとうございます。

愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年8月4日木曜日

気候変動と感染症

地球規模の海流、深層海流と気候変動!

前々回、早秋の訪れの予感をお伝えしましたが、過去の10年で見ると、今年の6月の海面水温は01年と比較的似たパターンだったということです。また、共通するのはその原因が「エルニーニョでもラニーニャでもない」ということで、このような場合は、特に猛暑や冷夏になりやすい傾向にはありません。そして、01年は早い梅雨入り・梅雨明け、6、7月の猛暑という点と、8月は北日本で涼しい夏、西日本で暑い夏。下旬になると、台風11号の北上とともに夏は去っていき、秋の訪れは比較的早かったというのが今年と共通する点です。
地球全体の天候を大きく支配するものに「海洋」「大気」があります。その海洋には、「海流」という地球規模の循環があります。発生する原因は諸説あるようですが、大きく表層循環と深層循環に分けられます。海面での風によって起こされるのが表層循環、温度あるいは塩分の不均一による密度の不均一で起こる「熱塩循環」が深層循環です。この二つを総称して、海洋循環と呼ばれています。そして、急激に変化する気候の原因について、有力な手がかりが「熱塩循環」(深層循環)といわれています。たとえば、北ヨーロッパ沿岸では北方に流れる暖かい表層水の影響によって温暖な気候ですが、北大西洋に大量の真水が流れ込むことで深層循環が変化・乱壊しまうため、急速に温度低下が表れ寒冷化することがわかっています。今まで北大西洋では、少なくとも8回の真水が流入した証拠があります。北大西洋の堆積物の分析からこの大量の真水の犯人は、膨大な氷山が融けたことによって生じたものであると説明されています。おそらく真水の流入により海洋大循環(深層循環)の変化と大気側からの気候変動による変化が相互に関係し、地球規模の環境変動を引き起こしているのではないかと考えられています。日本近海では、黒潮(日本海流)、親潮(千島海流)などが知られていますが、7月27日には、沖縄方面からの黒潮に乗って温暖な海域にすむ種類のサメ、ジンベイザメが千葉の館山で捕獲されました。今年で2年連続です。これも、海流の変化により温暖な海域が北へ移動しているのが原因と考えられています。
110731読売新聞:館山市波左間沖の定置網に迷い込んだジンベエザメ(岩井紀暁さん撮影)

8月2日現在、南大東島付近に台風9号が来ています。これが日本列島へと進路を取った場合、01年の夏と同じ共通点がひとつ追加され、早秋の可能性が‥‥。地球も身体も循環(海水と血液)が大きく影響するようです。


■流行期を迎えている「手足口病」と
          今シーズンのインフルエンザ


秋の訪れが早いと予想される今年ですが、現在流行している「手足口病」は、口腔粘膜や手足などに水疱性の発疹ができる急性ウイルス性感染症です。乳幼児を中心に流行する疾患で、稀に、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症などのほか、心筋炎、急性弛緩性麻痺などの多彩な臨床症を呈します。

●感染者数は過去最高を更新

手足口病
過去の発生動向調査を見ると、現在手足口病の発生はそのピークを迎えつつあるものと推察されますが、これまでの最多報告数を更新しており、その発生動向には今後も注意が必要です。上のグラフを参照すると恐ろしいくらいの急増です。(国立感染症研究所 感染症情報センター)


●今シーズンのインフルエンザワクチン、14%増と予測!
ことしの冬に必要なインフルエンザワクチンについて、厚生労働省は、これまでで最も多い最大で2700万本余りと予測しています。去年実際に使われた量より最大で14パーセント増えると見込んでいます。

●ウイルス対策はウイルスの不活化
ウイルスによる感染症は、疲労、ストレス、基礎疾患などがあると体力や免疫などが低下し、感染、発症しやすくなります。ウイルスは口や鼻から入り感染します。予防のチャンスは、上気道にあります。したがって、予防対策としては「のど飴」形態のものが良いでしょう。長時間のど内に付着して留まるので、ウイルイスの不活性化が期待できます。流行に対しては、時間が経過すると危機意識が低下すると懸念されます。
今シーズンも規模の多少はあれ、インフルエンザの流行は間違いなくやってきます! ご注意ください。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ