2020年6月24日水曜日

医療被曝

放射線被ばく 正しい知識を

日本に住む私たちは、日常、大地から宇宙から、あるいは食物などからの自然放射線によって、年間約2.1ミリシーベルト(mSv)被ばくします。また、CT検査や放射線治療による医療被ばくは国民1人当たり年間3~5 mSvで、合計すると年間5.98 mSv被ばくすると言われています。日本人の医療被ばくが多い理由は、他の先進諸国と比べて、約2倍のCT検査装置を保有しているからです。

 放射線の影響が出るのは50 mSvとか100 mSvと言われることがありますが、これは原爆被爆者などの疫学研究から示された値であり、科学的に証明することは困難です。したがって、低線量放射線の確率的影響(がんや白血病など)に関しては、「分からない」と言わざるを得ません。確定的影響である目の水晶体の混濁は、500 mSvで生じる、と国際放射線防護委員会(ICRP)が2011年に声明を出しています。

 放射線業務の場合、線量計を装着する義務があります。「放射性同位元素等の規制に関する法律」(原子力規制庁)と「労働安全衛生法・電離放射線障害防止規則(電離則)」(厚生労働省)では、線量限度は実効線量(全身被ばく量)として5年間で100 mSv、1年間で50 mSv、等価線量として皮膚は年間500 mSv、目の水晶体は年間150 mSvとなっています。しかし、目の水晶体の線量限度は5年間で100 mSv、1年間で50 mSvと、2021年ごろに法改正される予定です。電離則では、緊急作業の場合、条件を付けて実効線量として最高250 mSvが限度とされました。

 原発作業員などの線量管理は厳しくされていますが、医療従事者は治療を優先することが多く、線量管理が正しく行われていないことが問題となっています。医療被ばくが多いということは、医療従事者の職業被ばくも多くなる可能性があります。鉛入りの防護エプロン、防護メガネや遮蔽板の使用によって、被ばく量は軽減します。

線源から「距離」を取る放射線を「遮蔽」する被ばくの「時間」を短くする、という外部被ばく防護の3原則を念頭に置いておく必要があります(右図:環境省)。放射性物質が舞うような職場では、内部被ばくや汚染から防護するために、防護服、ゴーグル、マスクおよびシューズカバーなどを用いて体表面の露出を防ぎ、口、皮膚および気道からの侵入を防ぎます。

 放射線は、工業では品質管理や検査、滅菌、農業ではジャガイモの芽止め、品種改良、医療現場では診断や治療など、幅広く利用されています。しかし、いったん事故が起こると不安が増え、この程度の数値では安全と説明しても安心は得られません。普段からの教育によって、放射線の知識を増やしておくことが重要です。放射線は正しく怖がりましょう。
(出典:https://www.nishinippon.co.jp/)

■医療被ばくのリスク

人体に照射されたX線のうち、臓器や組織で吸収される分を「(臓器)吸収線量」といいます。X線撮影の吸収量は、身体の厚みに応じて変わり胸部X線の場合、左右方向撮影の吸収線量は、前後方向撮影の2~3倍になります。CTの場合、X線を通しにくい頭蓋骨ある頭部は胸部・腹部に比べ数倍になりますが、頭部には発がんリスクが高い臓器が少ないのでリスクが低いそうです。逆に肺、乳房(女性)、胃、結腸など、発がんリスクの高い臓器が存在する腹部CTは、吸収線量が少ない頭部CTより発がんリスクは高くなります。

年齢が低いほどリスクが上がる!

発がん死亡リスクは、被ばくしたときの年齢によって変わります。被ばく時の年齢が低いほどリスクは高くなります。右のグラフは、全身に10mVsを浴びた時の発がん死亡リスクです。放射線検査を受けなくても、人は一定程度がんにより死亡するので、グラフは、被ばくによる発がん死亡の上乗せ分を示したものです。この他にも胃がん、乳がん、白血病なども上乗せされます。

医療被ばくを避けるには徹底予防!

安易にCTによる医療被ばくのリスクを負わないためにも、日頃からの予防策が大切です。
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 康復医学学会がお勧めするのが「HM-3000(特系霊芝)」です。微小循環の改善により予防策が期待できます。HM-3000(特系霊芝)に関しては利用者から、「抗がん剤の副作用軽減に期待できた」「手術後の回復が早かった」「放射線療法による免疫機能低下リスクの低減に期待できた」などの声が多く寄せられています。 
 また、霊芝は発がんリスク対策病後のQOL対策にも期待が持てます。抗がん剤の副作用に対しては、心臓、肝臓、腎臓の病理切片検査によって、霊芝の内臓細胞の保護作用があることを証明しています*
*『HM真菌エビデンス』(微小循環研究所発行)p55:「霊芝の研究・抗がん剤の副作用に対する影響」


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愛・感謝 村雨カレン

2020年6月18日木曜日

肝臓疾患と霊芝

アルコールと肝臓

適量のお酒は、昔から百薬の長と言われ、善玉コレステロールを増やしたり、ストレス解消や人間関係の潤滑油、疲れを癒すなど良い効果があります。しかし飲み過ぎは体に悪影響を及ぼします。適量を心がけて、アルコールと上手にお付き合いしていきましょう。

 お酒を飲むと、体内に入ったアルコールは約20%が胃、残りの80%が小腸で吸収され、血液によって全身に運ばれる途中に、肝臓で分解されます。アルコールを分解する酵素が多ければ、お酒に強いということです。この分解酵素は生まれつきの個人差があり、たくさん飲んで鍛えればお酒に強くなれるわけではありません。

アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位は、純アルコール量にして20g。体重60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールを分解するには3~4時間かかります。これには個人差があり、お酒に弱い体質の人はもっと長い時間がかかります。また、女性は男性に比べて体・肝臓の大きさが小さいため、適量も男性より少なめということになります。

●肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気の自覚症状があらわれにくいため、常習的に飲酒をしている人は、体に異常を感じなくても定期的に検査を受けましょう。
●空腹時にお酒を飲むと、アルコールが胃を素通りして小腸に流れ込むので、急速に吸収され、悪酔いの原因になります。食事やおつまみを食べながら飲むようにしましょう。
●油料理・塩分の多いおつまみは避け、たんぱく質や低カロリーの野菜などに変えましょう。
●できれば週に2日は休肝日をつくり、肝臓をいたわってあげましょう。

(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)

■肝臓病と霊芝

肝炎などの障害が生じると肝細胞が破壊され、血液中にGOT、GPTが流れ出します。これらの数値が高いということは肝臓の細胞が多く壊れていることを意味し、高値は急性肝炎・慢性肝炎などが疑われます。GOT、GPTは同程度の数値になることが多いのですが、GPTの方が高い場合は肝炎の急性期やアルコール性肝障害の疑いが高くなります。

 肝細胞が傷つくと細胞内のGOT、GPTが漏れ出して、血管内へ流れ流れます。GOT、GPT、特にGPTは他の臓器にあまり含まれていないため、その血液中の数値の高さは肝障害を反映することになります。また、細胞膜の障害程度も反映します。

霊芝の肝臓への保護作用

肝機能の低下は、ストレスに対抗する体の力(ストレス耐性)を低下させます。肝機能の低下は、メタボ、飲酒などの生活習慣なども原因のひとつです。霊芝は、肝臓を保護肝機能低下の予防に期待が持てます。

 健康な肝臓には、3%を少し超える程度の脂肪(中性脂肪・コレステロール・リン脂質など)が含まれています。しかし、10%を超えると細胞の中に脂肪滴という泡状のものが現れるようになります。この脂肪滴が、肝細胞の小さな集合体である肝小葉の中の肝細胞の3分の1以上に現れるようになった状態を脂肪肝といい、以下の6つに分類されます。

  (1)過栄養性脂肪肝 
  (2)栄養欠乏性脂肪肝 
  (3)アルコール性脂肪肝
  (4)薬物性・中毒性脂肪肝 
  (5)非アルコール性脂肪肝炎(NASH) 
  (6)急性妊娠脂肪肝

 アルコールの摂取だけではなく、脂や糖分の多いバランスを欠いた食生活などで内臓脂肪の増加する非アルコール性脂肪肝や急なダイエットを行った若い女性などが、体内のたんぱく質が不足して、脂肪が排出しにくくなり肝臓にたまることによって発症するケースも最近ではあるそうです。霊芝には、肝臓代謝性障害(脂肪肝・アルコール性肝炎を含む)に顕著な保護作用があるというエビデンスがあります。

霊芝の薬物副作用による肝障害の改善効果

ほとんどの薬剤は肝臓において酵素によって分解、解毒され、腎臓にて排出されます。薬を長期間服用している場合、肝臓の負担は重くなり、肝細胞の仕事限度を超えると肝細胞にダメージを与える事になり、肝臓障害を引き起こします(例:高血圧薬、高脂血症薬、心臓病薬、血流改善薬、鎮痛剤、睡眠導入剤など)。
HM-3000特系霊芝)は
 異なる4系統の霊芝エキスを厳選・
 ブレンドして使用しています。
短期間でも薬剤の毒性が強ければ、肝臓障害をもたらす薬もあります(例:抗がん剤、免疫抑制剤、ホルモン剤、精神神経系薬など)。

 また、一般的な薬でも肝臓に負担をかけています。そして、薬剤により発生する活性酸素やフリーラジカルは、新たな病気の原因を作り出し、また老化・美肌などに影響を与えます。

 霊芝は、生体内で最も重要な抗酸化酵素であるSODスーパーオキシドディスムターゼおよびGSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)の活性を促進する働きがあるとして期待されています。


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愛・感謝 村雨カレン

2020年6月10日水曜日

高血圧

処方薬でも下がらない高血圧?

高血圧とは、血液が血管内で示す圧力が基準値以上に高い状態をいいます。「高血圧治療ガイドライン2019」(日本高血圧学会)では、診療室血圧が上の血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、かつ/または下の血圧(拡張期血圧)が 90mmHg以上を高血圧としています。
血圧が高い場合の治療目標ですが、2019年に改訂されました。以前は、75歳未満の人は140/90未満でしたが、130/80未満に引き下げられました。75歳以上の人は、150/90未満が140/90未満に引き下げられています。
 基準を変えることに不審感を覚える人もいるかもしれませんが、近代医療は多くの場合、エビデンス(科学的根拠)に基づいて行われています。信頼できる海外のデータが次々と発表されたので、これまでよりもやや厳しい基準に改められたのです。欧米では既に改訂が進んでおり、アメリカでは高血圧の基準値が130/80以上と定められました。その結果、国民の2人に1人が高血圧と診断されることになりました。

 高血圧は、「基礎疾患」の代表的なもので、いろいろな病気の呼び水だといえます。具体的には、脳梗塞、くも膜下出血、脳出血といった脳血管疾患心筋梗塞・狭心症などの心疾患慢性腎臓病認知症などです。

 病院で処方された薬をきちんと飲み、減塩にも気をつけているのに、血圧が一向に下がらないという人がいます。もし3種類以上の薬を飲んでいるのに効果が見られないなら、以下の3つの原因が当てはまらないかを病院でチェックしてもらいましょう。

① 原発性アルドステロン症

左右の腎臓の上には、副腎という3cmほどの臓器があり、体の水分や血圧を調整するアルドステロンというホルモンを分泌している。その副腎におできのような良性の腫瘍ができると、アルドステロンが過剰に出て血中の塩分が増え、血圧が上昇する。この病気は降圧剤では血圧は下がらないため、手術で腫瘍切除の必要がある。

② 血圧の上がり方のタイプと処方薬が合っていない

血中の塩分が増えると、それを薄めようとして水分が血管に入り込む。すると心臓は、その過剰な水分を腎臓から尿として押し出そうとして、血管がパンパンに腫れることで血圧が上がる。これらは、利尿薬やCa拮抗薬で、血中の水分量を減らし血圧を下げる。
 一方、血管を締め付ける物質が増えたために、血液が勢いよく血管の中を流れて血圧が上がっている場合は、血管拡張薬が適している。

③ 白衣高血圧

白衣の医師の前になると、緊張で血圧が高くなる。ほかに緊張で血圧が上がるものに、職場高血圧もある。診察室や職場で緊張して、本来の血圧より数値が高くなる。つまり、薬を飲んでいてもストレスが強い状態が続けば血圧は下がりにくい。まずは職場や家庭での血圧を知り、普段の血圧と比べて差がどれほどあるかを調べることが大切。

(出典:https://hc.nikkan-gendai.com/)

■圧倒的に多い高血圧疾患!

老化とともに血管は硬くなり、結果、血圧は上がります。男性30~40代、女性40~50代に急増します。高齢者の場合に特徴的なのは、収縮期血圧が高く、拡張期血圧が低く数値の変動が大きいため測定しづらいことです。

生活習慣病で圧倒的に患者数が多いのは高血圧性疾患で、男女合わせて994万人います(右図)。ただちに生命の危険がある状態ではないので、健康診断で高血圧の診断が出ても「血圧が高いくらい」と軽くとらえて放置しているケースが多いのですが、高血圧性疾患には様々な合併症を引き起こす要因が数多く含まれています。高齢化とともにかさむ医療費。高齢者の医療費を疾病別に見ると、高血圧とその結果でもある心疾患、脳血管疾患の治療費が3分の1を占めているのが現状です。

原因の特定が難しい高血圧

一種類の降圧剤だけで目標値まで下がる患者は3~4割程度しかいません。したがって、半数以上の患者が作用の違う薬を複数併用することになります。それは、高血圧の原因の特定が難しい事にあります。また、ストレスや生活習慣・加齢による動脈硬化もその原因のひとつです。

薬では下がらない本態性高血圧!

原因を特定できないのが本態性高血圧です。高血圧疾患全体の約90%といわれています。血液検査、さまざまな画像検査などによって原因の特定ができて、降圧剤で下がる高血圧疾患や今号の1枚目にも記載した高血圧疾患以外が本態性高血圧という診断になります。その原因は不明と言われていますが、近年では「血流の低下」「微小循環の環境の悪化」が原因と考えられています。

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 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、微小循環からのアプローチ(血液粘度・循環の改善ほか)によって高血圧に対応しているので、本態性高血圧及び脳血管障害・心疾患などにも期待できます。また、HM-3000には、降圧剤を服用しても上の血圧(収縮期血圧)は下がるのに下の血圧(拡張期血圧)が下がらないという人や、高血圧特有の自覚症状がある人にも期待できるエビデンス(科学的根拠)があります。

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愛・感謝 村雨カレン

2020年6月4日木曜日

毛細血管

毛細血管が関与する病気や不調

近年病気予防として「毛細血管」が注目を集めています。これまで、血管の話が出る時、それは大動脈や冠動脈のことで、毛細血管はほとんど注目されていませんでした。

 毛細血管は血管内皮細胞同士が結合してできており、その隙間を押さえるように、壁細胞が一定の間隔で接着しています。毛細血管を通って血液は運ばれ、接着部分から血液中の酸素や栄養を細胞に浸透させます。血管内の方が外より圧が高いので、隙間から出た酸素や栄養素は外の組織に拡散され、効率よく吸収されます。また、余分な血液は減らさずに二酸化炭素や老廃物を回収します。
 がん治療において、抗がん剤が効かない患者さんがいます。薬が効かないのは、がんの中の毛細血管に問題があることが分かっています。がんの中の毛細血管は、壁細胞が血管内皮細胞に正しく接着していないため過剰に血液が漏れ、いわば水浸し状態。だから抗がん剤が細胞に届かなくなり、効きが悪いのです。この"漏れやすい"毛細血管は、がんの人に限ったものではありません。毛細血管が"漏れやすく"なる原因は主に次の2つです。

●老化:加齢により血管内皮細胞の分裂機能が低下することで、毛細血管が劣化する。
●高血糖:体内に発生する「AGE」(終末糖化産物)が老化に拍車をかける。毛細血管の血管内皮細胞の受容体がAGEを取り込むと、活性酸素が大量に発生し、血管壁細胞の機能が低下して血管内皮細胞の隙間が開いてしまう。

 近年、国内外の研究者らが、毛細血管が様々な病気や不調と関係していることを論文で発表しています。注目は骨粗鬆症と認知症です。

(1)骨粗鬆症

 2014年、医学雑誌「ネイチャー」に掲載。骨の先端部にある海綿骨は関節のクッションとなる部分で、この周囲に毛細血管が大量に存在していることが明らかになった。毛細血管が劣化して不安定な状態になると、栄養や酸素が行き渡らず、新陳代謝が行われなくなる。健康な毛細血管では、その血管内皮細胞から生理活性物質が分泌され、骨芽細胞が新しい骨をつくるが、それも行われなくなり、骨粗鬆症を発症する。

(2)認知症

認知症で最多を占めるアルツハイマー病。脳にアミロイドβというたんぱく質が蓄積することが引き金だが、毛細血管の関与も明らか。必要な物質を血液で脳へ供給し、また脳内の不要物質を血液中に排出する関門である血液脳関門は、毛細血管で形成されている。これらの毛細血管の血管内皮細胞の機能が低下し、血液成分が漏れ出るようになると、アミロイドβの排出が滞り、脳内に蓄積してしまう。

(出典:https://hc.nikkan-gendai.com/)

■微小循環と毛細血管

微小循環とは細動脈、毛細血管、細動脈を含めた血管床であり、全身血管系の90%以上を占め、体内の物質交換と新陳代謝を営む重要な"場"です。

血管は抹消に進むにつれて枝分かれしています。進むほどに血管は細くなり、血管壁には結合組織もなくなって、ついに壁が薄くて口径の微小な一層の内皮細胞からなる毛細管になります。ここでは血液と血管周辺の組織とが薄い内皮細胞のみを介して接触することになり、ここではじめて血管内外の"物質の交換"(酸素と栄養素の補給、老廃物と二酸化炭素の回収)が起きます。血液が循環する目的は、血液と細胞組織との間の物質交換により生体内の環境の恒常性を維持することにあります。したがって、この毛細血管領域こそが循環系において最も本質的な部分であり、心臓、動脈・静脈系は適正な血流を毛細管に供給するためにあるとも言えるのです。
 心臓から出た血液が再び心臓に戻ってくる"体循環"の所要時間は50~60秒。体の隅々に酸素や栄養素を送り、二酸化炭素や老廃物を交換している微小循環領域の毛細血管は約0.5秒の速さで流れています。全身の細胞の生活条件は微小循環によって直接規定されていて、微小循環の影響を受けない細胞はわずかに軟骨組織及び目の角膜・水晶体だけです。
 この微小循環が障害すると、「瘀血(おけつ)という状態となり、血管径と血行速度、活性酸素の過剰産生、血管壁への白血球と血小板の膠着、血管透過性の亢進、血管外の肥満細胞の脱穎粒などに一連の多彩な変化を与え、様々な病気を引き起こすことになるのです。
 微小循環障害は、心脳血管障害だけでなく、糖尿病の血管合併症、肝腎機能障害、婦人科疾患にも関連します。
 劣化した毛細血管は、若返らせことが可能です。血流を良くして未成熟な毛細血管を血液が大量に流れるようになれば、酸素や栄養素が細胞に届きやすくなり、毛細血管が若返るのです。効果的なのは運動で、20~30分のウオーキングなどを毎日続けるといいそうです。

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「HM-3000(特系霊芝)」は、細胞への酸素供給量を増やすなど、微小循環を改善します。また、GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)という非常に強力な抗酸化酵素の産生を促進して、体内の活性酸素を除去し、がん予防、生活習慣病予防などに効果的に働きます。

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愛・感謝 村雨カレン