知って備える“脳卒中”
寒さが一段と厳しい冬季には血圧が上がりやすくなりますが、これに伴って起こりやすくなる病気の1つに「脳卒中」があります。
脳卒中は大きく、脳の血管が詰まって起こる「脳梗塞」と、脳の血管が破れて起こる「脳出血」・「くも膜下出血」に分けられます。
脳卒中は、ひとたび発症すれば命にかかわる病気であり、1980年頃まで、日本人の死因の第1位でした。その後、医療の進歩などに伴って死亡率は低下し、現在では第4位となっていますが、半身麻痺や言語障害、認知症などの重い後遺症が残ることが多く、寝たきりや「要介護」となる大きな原因となっています。ある日突然発症することの多い脳卒中は、予防を心がけること、そして発症してしまったらできるだけ早く治療を受けることが何より大切です。
脳卒中の要因は右表の5つが知られていますが、中でも関係が深いのは高血圧で、寒さの厳しい冬季には特に気を配りたいものです。屋内と屋外、屋内の暖房の効いた居室と浴室・トイレなどに温度差がある場合、血管が収縮して血圧が急上昇しやすくなります。外出時には十分に防寒し、屋内でも部屋や場所による温度差が少なくなるよう暖房や着衣に配慮しましょう。また、糖尿病や脂質異常症があればそのケアも忘れず、生活習慣の改善を心がけて脳卒中の予防につなげていくことが重要です。
脳卒中を発症した場合、いかに早く適切な治療を受けられるかどうかが、その後の回復のカギとなります。脳卒中というと、「突然、意識を失って倒れる病」というイメージが強いですが、実際には、意識を失うほど重篤な症状がいきなり現れる人は一部に過ぎません。症状の現れ方は、梗塞や出血の起こった部位によって様々ですが、米国脳卒中協会では、脳卒中が疑われる場合、「FAST」と呼ばれる方法で3つの症状を確認することを勧めています(表)。簡便なチェックポイントですから、ぜひ覚えておきましょう。
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/)
■脳卒中と霊芝
「脳梗塞」は脳の血管詰まりや、狭窄によって起こる症状で、以下の3種類に分類されます。①脳血栓症:脳の太い血管が動脈硬化によって狭くなったり、あるいは高血圧により脳の血管が変性したりして血栓ができることにより、血管が詰まって起こる症状。
②脳塞栓症:心臓などでできた血栓がはがれて流れ、脳の血管を塞いだ結果起こる症状。
③一過性脳虚血発作:一時的に脳の血管がつまり、脳梗塞の前兆として現れる症状。この症状を繰り返すと、約5年以内に脳卒中を発症する。
「脳出血」は脳内の毛細血管が破れ出血して起こる症状で、「くも膜下出血」は脳の表面の血管にできた動脈瘤が破れて、くも膜の下に出血して起こる症状です。
脳卒中の後遺症
脳卒中は命に関わる重大な病気です。運よく、一命を取り留めても、必ず後遺症が残ります。脳卒中による後遺症の種類は、大きく分けると以下の3つに分けられます。●神経障害:言語障害・運動障害・感覚障害・視野障害・排泄障害・嚥下障害など
●高次脳機能障害:言葉障害・記憶障害・行為障害・認知障害など
●感情障害(気分障害):鬱病・双極性感情障害
脳卒中は、動脈硬化や高血圧、高脂血症が大きな原因です。中でも高血圧は、加齢による動脈硬化に加えて、さらに動脈硬化を促進させ、血管に過剰な負担を与えてしまいます。
このほかにも、動脈硬化を促進させる要因としては、血栓の恐れがある高脂血症、糖尿病、心臓病、高尿酸血症などがあります。
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脳卒中対策と霊芝
霊芝には、血圧の降下、血液粘度の低下、血液流動性の向上、血液凝集作用の抑制、血管の柔軟性改善など高血圧や動脈硬化の改善・予防に働く作用が認められています。また、霊芝は、肝臓での脂質代謝を促進し、余分な脂質の吸収を阻害する働きも期待できます。さらに、霊芝は肝臓以外にも、骨髄、腎臓、脾臓を活性化することから、血液中のコレステロールと中性脂肪の低減に影響します。このように、霊芝は血管や血液の異常を改善・予防して、結果的に脳卒中の予防効果が期待されています。康復医学学会の主要研究素材「HM-3000(特系霊芝)」は、独自の四系統の種菌(HM-R84、HM-W81、HM-Y99、HM-B76)を使用し、群馬県嬬恋村にある霊芝専用農場で栽培されたものを厳選、ブレンドされた最高級の霊芝です。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン