2024年10月9日水曜日

目の健康

 健康な目を維持するために

 明日、10月10日は「目の愛護デー」です。はじまりは、昭和6年(1931)に失明予防の運動として、10月10日を「視力保存デー」と定め、中央盲人福祉協会主催、内務省、文部省の後援で毎年活動を始めたのがきっかけ。1938~1944の間は9月18日を「目の記念日」としましたが、昭和22年(1947)に再び10月10日を「目の愛護デー」としています。目の愛護デーでは、現在、厚生労働省が主催となり、全国で目の健康を促す活動がされたり、目の関連企業や団体がイベントを開催したりしています。

 目の健康の維持と保全には、正しい栄養の摂取が極めて重要であることが多くの研究結果からわかっています。健康的な食事として、ビタミンAやビタミンC、葉物野菜、魚など、抗酸化物質の豊富な食材を摂りましょう。魚をはじめとする多くの食品に、中心視力を担う黄斑の健康に重要な必須オメガ3脂肪酸が含まれています。

 抗酸化物質の摂取不足、アルコールや飽和脂肪の摂取などには、黄斑に害を及ぼすフリーラジカル反応の発生リスクがあります。また、高脂肪の食事は動脈の血流を阻害する脂肪の蓄積の原因になります。毛細血管が集まっている目は、特に大きな影響を受けます。

 目に良いビタミンの摂取  

:目の健康の維持に栄養が重要ですが、ほとんどの人は、食事のみでは、重要な目の栄養素の摂取量が不足しています。抗酸化物質であるビタミンC及びEに加え、オメガ3やルテインは、中心視力を担う黄斑の健康維持に重要です。

 タバコを吸わない  

:喫煙は、AGE(終末糖化産物)を増加させ、呼吸器系・循環器系に大きなリスクを与えますが、それが目を大量の酸化ストレスに晒すことにもなります。また、喫煙によって加齢黄斑変性(AMD)発症のリスクが上昇することが知られています。

 運動をする  

:運動によって血液循環をスムーズにすれば、目に行き渡る酸素量も多くなり、また毒素の排出も促進されます。

 紫外線を避ける 

:屋外の明るい光のもとは目にとっては辛い状況です。有害な紫外(UV)線は酸化ストレスを高める要因としても知られています。サングラスを着用するときは、必ず紫外線をブロックできるものを選ぶこと。また、つば付きの帽子をかぶれば、サングラスの縁から目に入ってくる紫外線の量を減らすことができます。

 パソコン・スマホ  

:IT機器の発展によって多様な働き方が可能になり、世の中は便利になりました。しかし反面、長時間にわたるVDT(Visual Display Terminals)作業を続けた結果、目の疲れや頭痛などの症状(VDT症候群)に悩まされる人が増えているのもまた事実です。作業中に適度に休憩をとって目を休める時間を作りましょう。

 目のケガ  

:目の損傷の範囲や重篤度は簡単には判断できません。必ず、すぐに専門家の診察を受けてください。

(出典:https://www.bausch.co.jp/ 他)


■血流を改善して目の健康を促進!

 物が見えるのは、左右の目を連動させて視野を捉えられるように脳が指令を出し、視神経を介して眼球周辺の筋肉を動かしているからです。眼球を動かす、水晶体を調整して焦点を合わせる、まぶたを開けるなど、視神経や目の周囲の筋肉や組織は絶えず連携しています。

食生活が血流を悪くする

 視神経や筋肉がスムーズに働くには、目の周辺に“血液がしっかり巡っている”ことがとても重要です。しかし、忙しい現代人の食事は乱れがち。外食やコンビニ食などで手軽に済ませる人が多く、脂質の過剰摂取になりがちです。すると、血液はドロドロになり、毛細血管の血流が滞ってきます。血流の悪化は、視神経や目の周囲の筋肉の働きも低下させます。

 脳が「見えづらい」と判断すると、視神経は目の周囲の筋肉をさらに緊張させるよう命令、それに連動して肩や首もガチガチに凝る。こんな状態では神経の興奮がなかなか収まらず、交感神経が優位になってしまいます。このように、血流の悪化によって、目の疲れ、肩こりや首の凝り、不眠など、不調の連鎖に陥ってしまうのです。

目の健康を支えるのは「微小循環」

 体の隅々まで血液を循環させること、それが微小循環の重要な働きのひとつですが、これが滞ることを「微小循環不全」といいます。微小循環は、全身の各組織の細胞に栄養を送り、老廃物などの代謝産物を回収するという大仕事を担っています。ゆえに、心臓や動脈などの太い血管よりも、微小循環のほうが“主役級”の存在、と言っても過言ではないのです。

 飲酒で顔が赤くなるタイプの人は、飲み過ぎに要注意です。アルコールの代謝がスムーズでないため、少量飲んだだけで解毒器官である肝臓に負担をかけています。肝臓も、微小循環が張り巡らされている臓器です。肝臓は、体に入った悪い物質を解毒するとともに、栄養となる物質を正常に代謝する働きも担っているので、肝臓の機能が低下すると、すぐに目にも悪影響が表れます。東洋医学では「肝は目につながる」と言い、目の健康には血流の改善が重要だと説いています。

活性酸素によっても目はダメージを受ける

 目は、紫外線などで常に活性酸素に晒されている器官で、大いなるストレスです。そして甘いものや炭水化物。血中の糖が過剰になると、体内では糖の代謝がフル回転で行われ、その結果、代謝産物である酸化物質が多く発生します。糖尿病の患者が「糖尿病性網膜症」になり、失明に至るのはこのような糖質過多の食習慣の蓄積が関係しているのです。

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 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、毛細血管の血流を改善し。抗酸化作用のあるGSH-Px(抗酸化酵素)の増加を促しますので、目の健康に好影響を与えます。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

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