2019年2月27日水曜日

おしっこ(尿)

おしっこの色で分かる体の不調

「おしっこは健康のバロメーター」といわれるように、尿が病気の徴候を告げていることもあります。尿の状態の中でも、一般の人がひと目で判断できるのが色。赤、黄、緑‥‥さまざまな尿の色でどんな体の不調が分かるのでしょう。
(尿の色と病気の関係についての解説:中山寺いまいクリニック今井院長)

【透 明】

コーヒーやビールなど、利尿作用のある飲み物を飲むと、尿中の水分量が増え、尿の色素であるウロビリノーゲンを薄めるため、透明に近い色になる。この場合、異常ではないので心配は不要。

【黄 色~褐 色】

肉食、運動、疲労、不眠、飲酒などにより尿中のウロビリノーゲンが増加し、黄色みが強くなる。また、ビタミンB2は黄色なので、ビタミンB2を多く含む食事(緑黄色野菜、レバー、キャビアなど)を取ると、緑色に近い黄色の尿が出ることがある。汗を多くかいた後も濃い黄色になることがある。これらに心当たりがなく、濃い黄色の尿が出る場合、脱水のサインである可能性もある。この場合は、水分を多く取ることが必要。

【茶 褐 色】

尿が毎回茶褐色の場合、大量のビリルビンが尿中に排泄されている可能性がある。通常、ビリルビンは、ほとんど尿中に排泄されないが、肝障害や胆道の閉塞などにより胆汁の流れが妨げられると、血液中に増え、尿として排泄されてしまう。

【赤 色】

赤い尿は血が混じっていることを示す。膀胱がんの場合、無症状にもかかわらず血尿が出ることがある。なお、尿路感染症、尿路結石、膀胱出血の場合、鮮やかな赤色を示すが、腎臓内で起こる出血の場合、比較的暗い赤色を示す。

【緑 色】

麻酔薬や漢方薬、一部の消化性潰瘍治療薬には緑色の色素を含むものがあり、服薬すると緑色の尿が出る場合がある。また、緑膿菌による膀胱炎にかかると、緑膿菌が産生する緑色の色素により青緑色の尿が出ることがある。閉塞性黄疸になるとビリルビンという色素が尿中に排泄され、尿の中でビリルビンがビリベルジンに変化し、緑色になることもある。

 今井院長は「尿色に何も異常がなく、体の不調も感じない人でも、気付かないうちに腎機能が低下し、検査で初めて透析導入直前の段階にまで慢性腎臓病(CKD)が進んでいたことが分かる例もある。健康な人でも必ず年に1度は病院で検査を」と話します。
(出典:https://kenko100.jp/)


■尿はこうして作られる

血液と腎臓の働き--血液をろ過して尿がつくられる

血液は酸素や栄養素を全身に運ぶとともに、老廃物や毒素も受け取って循環しています。
 全身をめぐって汚れた血液は、やがて腎臓を通ります。腎臓では、血液から老廃物や毒素をろ過してきれいに浄化し、また余分な水分なども一緒に取り除きます。腎臓で取り除かれた老廃物や毒素、余分な水分などは、尿として体外に排泄されます。腎臓が一日にろ過する血液の量は150?といわれており、大型のドラム缶1本分に相当します。

尿を作ることは、腎臓の主要な仕事の一つです。この機能が低下すると、体中に老廃物や毒素が蓄積してしまうことになります。
 腎臓で尿を作っているのは、「ネフロン」という構造です(右図)。ネフロンは腎臓の最小単位の構造物であり、腎臓1個に約100万個あります。ネフロンは毛細血管が詰まった「糸球体」と呼ばれる組織から始まります。糸球体はボーマン嚢という袋に包まれています。
 糸球体に血液が送られると、糸球体ろ過により毛細血管からボーマン嚢に水分がにじみ出します。これが尿の元(原尿)となります。
次に原尿は「尿細管」という細い管に流れていきます。尿細管は、原尿から塩分やたんぱく質など、体にとって必要な物質を選び出し、その約99%を再吸収します。
 最終的に残りの1%が、不要な老廃物を含んだ水分である尿として、体外へ排出されます。

尿の成分

尿の成分の90%以上は水分です。そのほかに、タンパク質の代謝によって作り出される老廃物が含まれます(左表)。1日の尿量は健康な人では約1~1.5?です。腎機能に障害があると、500m?程度になったり(乏尿)、2?以上になったり(多尿)します。

 このように腎臓は、老廃物や余分な水分を排出することで身体を健康に保っています。そのため、尿の色や量などによって、全身の状態を知ることができます。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年2月20日水曜日

白血病

池江選手の白血病、若年層がんの1位完治へは骨髄移植、強い副作用も

かつて「不治の病」とされた白血病は研究開発が進み、治る可能性の高い病気になりつつあります。「血液のがん」といわれ、固形がんのように手術では切除できず、抗がん剤治療が主となりますが、副作用は大きいようです。

国立がん研究センターなどによると、白血病の患者は年間約1万人ほどで、10万人当たり9.6人(平成24年の推計値)。ただ20代未満の若い世代では、がんの種別で1位(21~23年調査)となっています。

 大半の患者の発症原因は不明です。異常な白血病細胞が無秩序に増殖するため、これを抑えることが治療の主な目的となります。進行が早い急性の場合、入院して抗がん剤を点滴投与します。治療の影響で生殖能力を失うことがあり、精子や卵子の凍結保存など温存治療も検討する必要があります。

 完治へ向けて「造血幹細胞移植」があります。骨髄の中の同細胞を入れ替えるため、抗がん剤治療より強い副作用があり、嘔吐や脱毛など体への負担は小さくありません。日本骨髄バンクによると、移植を求める患者は2930人で昨年末現在、ドナー(提供者)登録数は約49万人。ドナー数は十分のように見えますが、同バンクの広報担当者は「適合しない場合や、登録者が途中で辞退する人もおり、待っている患者はいる」と説明します。

 以下は、白血病に詳しい北海道大病院血液内科の豊嶋崇徳教授の話です。
「急性白血病は若年層に多いがんの代表だ。非常に進行が早いことで知られるが、約7~8割の患者は抗がん剤治療で白血病細胞が消える『完全寛解』の状態となる。その後も抗がん剤治療を半年から2年程度継続することで、約3~4割は根治が可能だ。また、抗がん剤治療のほかにも、骨髄移植の選択肢もある上、新たな治療法の開発も進んでいる。期待が大きい選手ではあるが、まずは治療に専念すべきで、競技継続は難しいものがあると言わざるを得ない。国民は完治することを祈りながら、治療に専念できる環境を整えることが重要だ」
(出典:https://www.iza.ne.jp/)

■霊芝のP388白血球細胞への抑制作用

白血病の治療は、化学療法を第一の選択肢として行われていますが、多くの抗がん剤は骨髄抑制の副作用があるため、治療失敗の原因となります。今のところ抗がん剤による骨髄抑制の治療は、造血コロニー刺激因子がよく使用されています。しかし、造血コロニー刺激因子は、非常に高価なもので、白血病細胞に対して抑制作用を有しません。一部の研究者の間では、造血コロニー刺激因子は白血病細胞を刺激するではないか、という声もあるため、短期間の投与が勧められています。各国の研究者は、腫瘍細胞の増殖を抑制、造血機能を促進という機能をもつ薬物の研究開発に全力を注いでいます。

 当学会の主要研究テーマである生薬の霊芝は、微小循環の改善をはじめ多彩な作用を持っています。以下は、当学会の森昌夫理事長が顧問教授をしている中国・復旦大学の放射医学研究所と日本・和漢生薬研究所が協力し、霊芝の作用を免疫機能促進の立場のみならず造血機能に関しても分析し、霊芝の白血病細胞及び造血細胞への影響を試みた研究結果です。
方 法  和漢生薬研究所の提供による「HM-3000(特系霊芝)」エキスを用いて、TNF-αの活性及びP388白血病細胞増殖への抑制作用を測定し、P388細胞のアポトーシスへの促進作用を分析。
結 論  HM-3000(特系霊芝)はP388白血病細胞の増殖を抑制し、アポトーシスを促進する作用があることがわかりました。さらに、造血促進作用によって、白血病の治療に良好な補助効果が期待されています。


 上述の研究結果から、「HM-3000(特系霊芝)」は適度の投与量で、白血病細胞生長の抑制白血病細胞アポトーシスの促進免疫の増強造血機能の向上など総合効果があり、さまざまな腫瘍治療の補助薬として利用価値があると考えています。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年2月13日水曜日

香料による健康被害

柔軟剤や芳香剤による“香害”

人工香料による健康被害を訴える人が急増しています。その原因物質は、年々種類と使用量が増え続ける合成ムスク類です。
 合成ムスク類とは、麝香(じゃこう)に似た香りを持つ人工香料の総称で、柔軟剤や芳香剤、ローション、脱臭剤、香水、化粧品などの身体手入れ用品や洗剤のような家庭用品でも広く使われています。
 麝香は古くから高級香料として利用されていましたが、20世紀初期に代替物の合成ムスク類が開発され多くの製品に使われるようになりました。しかし、合成ムスク類のニトロムスクという物質には強い毒性があることが分かり、ニトロムスクに代わって、HHCB、AHTNなど「多環ムスク」と呼ばれる合成化学物質が開発され、現在に至っています。

 ところが今、このHHCB、AHTNの毒性が確認され大きな問題になっています。2005~07年に行われた熊本大学・佐賀大学の共同研究で、日本人の母乳や脂肪組織に合成ムスク類の「HHCB」と「AHTN」が蓄積していることがわかりました。生活排水などから水、大気中にも合成香料が排出され蓄積し、新たな環境汚染物質として問題となっています。

 世界市場で流通している合成香料は約500種類、そのうち日本では約320種類を製造しているので、真剣に考えないといけない問題です。
 すでに自治体レベルで「香料自粛」に取り組んでいるケースもあります。2005年に岐阜市では、全市で「香料自粛のお願い」のポスターを病院や学校、公共施設などに張り出して、香料が含まれる製品の使用を自粛するキャンペーンを展開しています。岐阜市では香料問題を子どもの健康問題と捉えて真剣に取り組んでいます。こうした動きはすでに多数の自治体に広がっています。
 2013年に市民グループ(香料自粛を求める会、化学物質問題市民研究会、日本消費者連盟関西グループ、反農薬東京グループ)は合成ムスク類の使用量が多い柔軟剤や芳香剤を病院、役所、学校、駅といった公共の場での使用を自粛するよう文部科学大臣宛に「学校等における香料自粛に関する要望」を提出しています。

 しかし、大手メディアは合成ムスク類で健康被害が続出していることを大きく取り上げません。P&G、花王、ライオンといった大スポンサーの顔色を窺ってのことなのは明らかです。各メディアは、"なぜ合成ムスク類による健康被害、いわゆる「香害」が起こるのか"を報道する責任があるのではないでしょうか。
(出典:http://healthpress.jp/)

■香料の化学物質による健康被害

 心配なのは、小中学校、幼稚園でも「香害」が発生していることです。今、子どもでも男女を問わず、制汗剤を使うのは当たり前だといいます。制汗剤は合成ムスク類で強い香りを出したものがほとんどです。そのため、「教室中に匂いが広がって倒れそうになる」という声が、生徒だけでなく学校職員からも上がっています。
 国民生活センターには柔軟仕上げ剤のにおいに関するものも含め、香害に苦しむ人から数多くの相談が寄せられています。

 12歳以下の子どもは化学物質に対して感受性が高く、簡単にアレルギー反応を引き起こしてしまいます。合成ムスク類などの香り物質は目には見えませんが、揮発しやすい小さな分子です。空気中をただよい、鼻の奥にある嗅覚細胞に付着し、私たちはにおいを感じます。そして、その分子は呼吸によって体内に取り込まれ、また皮膚からも体内に吸収され、子供たちのぜんそくアトピー各種アレルギーなどに大きく関与しているのです。
 また、子どもの時から合成ムスク類に曝されていけば、蓄積量も多くなり、将来、健康被害を受ける可能性も否めません。

合成ムスク類は非常に多くの商品で使われていますが、意外なところにもあります。例えば天然であると思われがちなアロマセラピー用のスミレ、ラベンダーなどでは、香りをより強く定着させる目的で合成ムスク類が使用されていることもあります。

 したがって健康被害が起こりかねない人工香料は、合成ムスク類の香りだけではありません。芳香剤、柔軟剤、制汗剤などの日用品、文房具、さらに食品のフレーバーなどの香料は「香料」とだけ表示されており、香料の原料は消費者には分かりません。メーカーに問い合わせても、企業秘密で教えてはくれません。無香料の製品や食品を選んでいくことが、いちばん安心・安全ですが、少なくとも、右表にあるにおいが強い製品は使用を控えた方が無難です。

いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

2019年2月8日金曜日

心臓とNO

ポンプ役の心臓は内分泌臓器でもある

 筋肉の塊の心臓は、単に血液を送り出すポンプの役割を果たしているだけでなく、立派な内分泌臓器でもあります。それが分かったのが1984年。日本人研究者によって「ナトリウム利尿ペプチド」と呼ばれるホルモンが分泌されていることが発見されました。

 東京都立多摩総合医療センター内分泌代謝内科の辻野部長は言います。
「最初に、心房(心臓の上部の部屋)から分泌されている『心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)』が発見され、その後、心室(心臓の下部の部屋)からは『脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)』が分泌されていることが分かりました。激しい運動などをすると、心臓の血流量が増えます。そのようなときに、どちらのホルモンも血管を拡張させて血圧を下げ、心臓に負担がかかりすぎないように働くのです」

 心臓が弱ったときにもナトリウム利尿ペプチドの分泌が高まります。心臓が弱ると腎臓へ送る血液量が減り、尿も減ります。すると、体に余分な水分や塩分がたまって血圧が上昇。そこでナトリウム利尿ペプチドが腎臓に働いて、水分(尿)や塩分の排泄を促すのです。また、副腎にも作用して、体に塩分をため込むホルモン(アルドステロン)の分泌を抑制するといいます。
「いずれも心臓に負担がかからないように働くのです。国内ではANPは急性心不全治療薬として頻用されていますし、BNPは心不全で血中濃度が大きく上昇するので、心不全の重症度判定に欠かせない診断法となっています」(同部長)

 もうひとつ、血管拡張作用のある代表的なホルモンが、血管の内皮細胞から分泌される「一酸化窒素(NO)」です。86年に米国の化学者ファーチゴットが血管拡張因子の本体であることを発見し、98年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。最も単純なガスが、ホルモンとして重要な働きをしているのです。

「NOの血管拡張作用が分かりやすいのは、ペニスの勃起です。勃起もNOによって血管の平滑筋の細胞内にサイクリックGMP(cGMP)という物質が増え、それが血管を広げてペニスに血液が充満します。バイアグラはcGMPを分解する酵素の働きを阻害する薬です」

 狭心症や心筋梗塞後に使われる硝酸薬はNOの生成を促す薬で、同じくcGMPが増加します。そのためバイアグラとの併用は、急激な血圧低下を起こす危険性があるので禁忌となっています。また、閉経前の女性に脳卒中や心筋梗塞が起こりにくいのは、女性ホルモンがNOの分泌を高めることが関係しているといいます。
(出典:日刊ゲンダイDIGITAL) 

■霊芝と一酸化窒素(NO)

霊芝の服用により、体内でのNO合成酵素が活性化し、NOの産生が促進されます。NOの増加により毛細血管の内皮細胞が増殖し、血管の修復や血管本数の増加などが現れることなどが報告されています。

血液の流動性を維持する血管内皮細胞

赤血球が肺から受取った酸素は、血管を通して全身の細胞に送られます。その血管には、血液の流動性を保つための機能が備わっています。
 動脈は厚い血管で、三層からできています。対して毛細血管は、内皮細胞の一層でできています。毛細血管は血管壁を通して、組織・細胞に栄養素と酸素を送り、老廃物と二酸化炭素の回収を行います。血液は、ここで一番大切な働きをしますので、この毛細血管での血流が最も大切なのです。

血管内皮機能と一酸化窒素(NO)

血管内皮細胞は、血管の健康状態を維持するのに非常に重要な役割を果たしています。血管内皮細胞はNOなど数多くの血管作動性物質(血管に働きかける因子)を放出しており、血管壁の収縮・弛緩をはじめとして、血管壁への炎症抑制、血管透過性、凝固・線溶系の調節などを行っています。
 この血管内皮は、ストレスや高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満など、様々な生活習慣病によってその機能を低下させてしまいます。

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血管内皮機能の低下した状態を改善することにより、微小循環血流が改善し、酸素の供給量の向上にもつながります。
 当学会の主要研究テーマである「HM-3000(特系霊芝)」は、NOの産生に関する豊富なデータを有しています。HM-3000(特系霊芝)による〈血管内皮機能の改善⇒酸素の供給量向上〉は、心血管・脳血管障害の改善に期待ができます。そして、康復医学学会の目指す傷病後の健康回復、QOLの向上につながっていくのです。


いつもありがとうございます。愛・感謝 村雨カレン

2019年1月31日木曜日

脳卒中

知って備える“脳卒中”


寒さが一段と厳しい冬季には血圧が上がりやすくなりますが、これに伴って起こりやすくなる病気の1つに「脳卒中」があります。
 脳卒中は大きく、脳の血管が詰まって起こる「脳梗塞」と、脳の血管が破れて起こる「脳出血」・「くも膜下出血」に分けられます。

 脳卒中は、ひとたび発症すれば命にかかわる病気であり、1980年頃まで、日本人の死因の第1位でした。その後、医療の進歩などに伴って死亡率は低下し、現在では第4位となっていますが、半身麻痺や言語障害、認知症などの重い後遺症が残ることが多く、寝たきりや「要介護」となる大きな原因となっています。ある日突然発症することの多い脳卒中は、予防を心がけること、そして発症してしまったらできるだけ早く治療を受けることが何より大切です。

 脳卒中の要因は右表の5つが知られていますが、中でも関係が深いのは高血圧で、寒さの厳しい冬季には特に気を配りたいものです。屋内と屋外、屋内の暖房の効いた居室と浴室・トイレなどに温度差がある場合、血管が収縮して血圧が急上昇しやすくなります。外出時には十分に防寒し、屋内でも部屋や場所による温度差が少なくなるよう暖房や着衣に配慮しましょう。また、糖尿病や脂質異常症があればそのケアも忘れず、生活習慣の改善を心がけて脳卒中の予防につなげていくことが重要です。

脳卒中を発症した場合、いかに早く適切な治療を受けられるかどうかが、その後の回復のカギとなります。脳卒中というと、「突然、意識を失って倒れる病」というイメージが強いですが、実際には、意識を失うほど重篤な症状がいきなり現れる人は一部に過ぎません。症状の現れ方は、梗塞や出血の起こった部位によって様々ですが、米国脳卒中協会では、脳卒中が疑われる場合、「FAST」と呼ばれる方法で3つの症状を確認することを勧めています(表)。簡便なチェックポイントですから、ぜひ覚えておきましょう。                  
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/) 

■脳卒中と霊芝

「脳梗塞」は脳の血管詰まりや、狭窄によって起こる症状で、以下の3種類に分類されます。
脳血栓症:脳の太い血管が動脈硬化によって狭くなったり、あるいは高血圧により脳の血管が変性したりして血栓ができることにより、血管が詰まって起こる症状。
脳塞栓症:心臓などでできた血栓がはがれて流れ、脳の血管を塞いだ結果起こる症状。
一過性脳虚血発作:一時的に脳の血管がつまり、脳梗塞の前兆として現れる症状。この症状を繰り返すと、約5年以内に脳卒中を発症する。

「脳出血」は脳内の毛細血管が破れ出血して起こる症状で、「くも膜下出血」は脳の表面の血管にできた動脈瘤が破れて、くも膜の下に出血して起こる症状です。

脳卒中の後遺症

脳卒中は命に関わる重大な病気です。運よく、一命を取り留めても、必ず後遺症が残ります。脳卒中による後遺症の種類は、大きく分けると以下の3つに分けられます。

●神経障害:言語障害・運動障害・感覚障害・視野障害・排泄障害・嚥下障害など
●高次脳機能障害:言葉障害・記憶障害・行為障害・認知障害など
●感情障害(気分障害):鬱病・双極性感情障害

 脳卒中は、動脈硬化高血圧高脂血症が大きな原因です。中でも高血圧は、加齢による動脈硬化に加えて、さらに動脈硬化を促進させ、血管に過剰な負担を与えてしまいます。
 このほかにも、動脈硬化を促進させる要因としては、血栓の恐れがある高脂血症糖尿病心臓病高尿酸血症などがあります。

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脳卒中対策と霊芝

霊芝には、血圧の降下血液粘度の低下血液流動性の向上血液凝集作用の抑制血管の柔軟性改善など高血圧や動脈硬化の改善・予防に働く作用が認められています。また、霊芝は、肝臓での脂質代謝を促進し、余分な脂質の吸収を阻害する働きも期待できます。さらに、霊芝は肝臓以外にも、骨髄、腎臓、脾臓を活性化することから、血液中のコレステロールと中性脂肪の低減に影響します。このように、霊芝は血管や血液の異常を改善・予防して、結果的に脳卒中の予防効果が期待されています。

康復医学学会の主要研究素材「HM-3000(特系霊芝)」は、独自の四系統の種菌(HM-R84、HM-W81、HM-Y99、HM-B76)を使用し、群馬県嬬恋村にある霊芝専用農場で栽培されたものを厳選、ブレンドされた最高級の霊芝です。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年1月23日水曜日

トランス脂肪酸

超悪玉脂肪酸、動脈硬化学会が警鐘

農林水産省がトランス脂肪酸(TFA)に関する情報を掲載してから早10年。残念なことに、TFAに対する日本の姿勢には進展がありません。昨年10月の動脈硬化学会主催のプレスセミナーで、学会の研究者らはTFA摂取によるリスクに警鐘を鳴らしました。

同量摂取で比較した場合、TFAは飽和脂肪酸と比べ動脈硬化の発症を10倍も増やし、糖尿病の原因となるインスリン抵抗性の悪化などを引き起こします。そのため、TFAは“超悪玉脂肪酸”とも呼ばれています。にもかかわらず、TFAが未だに食品に使用されています。研究者らは、現時点では日本人において直接その有害性を証明した根拠が少ないためとコメント。さらに、TFAは食品などに直接注入される添加物ではありません。シス型で天然の液体植物油であるオレイン酸やリノール酸が食品工場での加工過程において、トランス型で固形油のエライジン酸やリノエライジン酸に変換・生成されるのです(※家庭での一般の調理過程ではこれらのTFAはほとんど生じません)。

 研究者らは、ガスクロマトグラフィー質量分析計でTFAの血中濃度を直接測定することに成功し、海外の疫学研究と似た結果を得ました。この研究でTFA血中濃度とBMIや年齢の関係を見ると、高齢者(75歳以上)ではメタボ有無による差はないものの、若年層(60歳未満)のメタボ群では有意にTFA血中濃度が高値を示しました。また、冠動脈疾患を有する患者でも同様の傾向を得ています。「今回の約1,000例を対象とした試験の結果は、海外で証明されたTFAの有害性と酷似している。つまり、海外で証明された知見は日本人においても当てはまると考えることが妥当。TFAがリスクだと認識するべきだ」(研究者)。

 欧米各国では、TFAの摂取削減や表示義務が課されており、実際、アメリカでは加工食品にはtotal fatに加えてtrans fatが記載されています。日本ではこのような表示義務がないため、各企業の努力に頼らざるを得ないのが現状です。

 そんな中、世界保健機関(WHO)は『Make the world trans fat free by 2023』という目標を掲げ、TFAによる冠動脈疾患の削減に取り組む具体策を講じています。研究者は、「一般消費者だけでなく、各企業がTFAについての理解があるかどうかも問題」と、啓蒙活動の重要性を語りました。また、日本の各省庁の対応を指摘。農林水産省の、“TFAだけを必要以上に心配せず、脂質全体の摂取量に十分配慮”というTFA摂取による健康被害に根拠がないとも読み取れるホームページ上の説明文に悲憤しています。

 アメリカでは表示が義務化されたことでTFAの摂取が78%も減少したそうです。日本では、いくら“TFAをとらないで!”と言っても、何にどれくらい含まれているのかがわからないため、避けることができません。研究者らは、各省庁への働きかけを続けていくと明言し、摂取規制実現へ向き合っていく姿勢を示しました。
(出典:http://www.carenet.com/) 

■不自然な油"トランス脂肪酸"

トランス脂肪酸(TFA)は、菜種油やコーン油などの植物油に、化学的に水素を添加されて作られます。多価不飽和脂肪酸を多く含む植物油は劣化しやすい、そこで考えられたのが水素添加でした。不飽和脂肪酸である植物油を、酸化しにくい、見せかけの飽和脂肪酸に変えることができるのです。植物油が原料でありながら、常温で固まっている「硬化油」です。マーガリンは、硬化油を使って作られるTFAを多く含む油脂の代表格です。輸送に便利でバターに比べコストが安いため、様々な食品や業務用油脂として利用されています。

 TFAは、コレステロール疾患、心臓血管の病気、糖尿病、がん、リウマチ性関節炎、カンジタ症、アレルギー、うつ、慢性疲労などに関与するとされています。TFAは身体にとって異物であり、細胞を損傷させる能力を持つ危険な物質なのです。砂糖や人工甘味料と同様に、そのダメージは蓄積していくことになり、相乗的な悪い効果が推測されます。
 TFAは原材料に「加工油脂」とある商品はすべてに、「植物油脂」なとある商品はその多くに使われています。
(サラダ油、ドレッシングオイル、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、ホイップクリーム、クリーミーパウダー、ラクトアイス、コーン硬化油、パン、スナック菓子類、ファストフード等々)

 中国や韓国でもちゃんと表示義務がありますし、中国でのTFAの漢字表記は「反式脂肪」で、いかにも体に悪そうです。韓国の大企業でも自国内で販売するものは、TFAを不使用としたり制限したりしているようです。

 TFAは、動物の肉や乳にも5%程度含まれていますが、こうした天然のTFAは、人工的に作られる脂肪酸とは構造が違います。ここで問題にしたいのは、人工的に作り出された不自然なTFAなのです。

 できる限り「いい脂質」をとらなくてはなりません。裏を返せば、不自然な脂肪酸であるTFAは「悪い脂質」であり、悪い細胞、悪いホルモン、ひいては悪い体をつくる元凶となるのです。不自然であるために代謝酵素を無駄遣いして代謝に時間がかかり、あるいは代謝されることもなく、いたずらに脂肪を溜め込むことにつながります。
 良い油を摂るようにしましょう。


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愛・感謝 村雨カレン

2019年1月16日水曜日

ストレスと血流

こんな症状はストレスが原因かも !?

ストレスとは本来、力によって物体に生じるゆがみという意味。身体に外から加えられる刺激(ストレッサー)によって身体に生じた反応(ひずみ)がストレスです。そのメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、脳内物質・内分泌系(ホルモン)・免疫系・自律神経などに影響を与えることがわかっています。
 たとえば受験当日や結婚式など、いざという日に限って風邪をひいてしまうことがありますが、これはストレスによって、ホルモンや自立神経のバランスが崩れ、免疫力・抵抗力が低下してしまうからだと考えられます。
その他にもストレスは様々な心理的・行動的・身体的反応を引き起こします。「たいしたことない」と放っておきがちな下のような症状もストレスが原因であることが多いのです。

■胃腸の不良:
 ストレスの影響を受けやすい器官の代表選手は、何といっても胃腸。神経的にまいって胃が痛くなる、緊張してお腹が痛くなる…などの経験をしたことがある人は多いはず。胃腸の機能が低下すると十分な栄養を吸収することができなくなって体力は低下し、ストレスに対する抵抗力も弱まってしまいます。

■肩こり:
 ストレスがたまると副交感神経が上手く働かなくなり、筋肉が緊張した状態が続くため、血行が悪くなって肩こりが生じます。日本人に肩こりが多いのは、勤勉で几帳面なストレスを溜め込みやすい国民性とも大いに関係があるのです。放っておくと、全身的な血行不良に繋がり、頭痛や目の痛み、ひどい場合には心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことも。

■依存症:
 ストレスを受けると脳内にノルアドレナリンという不快物質が分泌されます。これが大量に分泌されると私たちは、強い不安や恐怖、イライラを感じるようになり、その不快感を和らげるために依存症に陥りやすくなります。ギャンブルやアルコール、薬物などの依存症をはじめ、最近ではインターネット依存症、ゲーム依存症、携帯電話依存症など、新しいタイプの依存症も増えてきています。
(出典:http://www.chuiyaku.or.jp/)

■ストレスと血流

昨年も、日本各地で大きな自然災害が起こり、多くの人が悲嘆にくれたことで、改めて「グリーフケア」の重要性が脚光を浴びています。このような悲嘆のストレスによって、精神的反応から生理的・身体的反応が表れ、時間の経過に伴い様々な症状や疾病、持病の悪化などに至る場合があります。その際、生理的・身体的反応に関与するのが"血流"です。

ストレス性赤血球増加症

ストレスが強い場合に赤血球数やヘマトクリット(赤血球容積)が増加することが報告されており、「ストレス性赤血球増加症」と呼ばれる状態があります。またこの状態は、高血圧、肥満、高尿酸血症などを伴う中年男性では、顕著に表れるそうです。

 左の図のように、赤血球が増加すると、赤血球どうしがくっつく"連銭状態"になり、微小循環の毛細管血流が悪くなります。自覚症状としては本態性高血圧に近く、顔面紅潮やほてり、のぼせ、心悸亢進、大量発汗などが見られます。また、ストレスがかかると交感神経が活発に働き、副腎髄質から大量のアドレナリンとノルアドレナリンが分泌されて血管が収縮し、さらに血流が悪くなります。

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マイキュレーターで「ラフマ葉エキス」の影響を観る

ストレスは、微小循環にも影響してきます。その生体反応は、マイキュレーター(血流観察機)の映像で捉えることができます。そして、「ラフマ葉エキス」の服用により、微小循環の環境に影響を及ぼすことがマイキュレーターで確認できました(右表)。

 また、ストレスによる血流の低下に対しては、「HM-3000(特系霊芝)」がおすすめです。血液流動性への影響が期待できる霊芝エキスこそがグリーフケア対策の一助になると考えられます。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン