2016年7月27日水曜日

ミトコンドリア

ウナギのルーツは深海魚?

7月30日(土)は「土用の丑の日」です。ちなみに、土用の丑の日は夏だけではなく、春・夏・秋・冬に存在し、2016年は以下の6回です。
 冬:1月20日(水)、2月1日(月) 春:4月25日(月) 夏:7月30日(土) 秋:10月22日(土)、11月3日(木)

 “土用”とは、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、約18日の期間のことで、その中にある十二支の丑の日が"土用の丑の日"です。夏にもウナギを売りたいという鰻屋の相談に答えて、平賀源内が「"本日丑の日"という張り紙を店に貼る」 という発案をしてから鰻屋は大繁盛したというエピソードはあまりにも有名です。

 日本では古くから食文化に深い関わりを持つ重要な食用魚「うなぎ」ですが、その生態は意外と知られておらず、研究者の間でも、2006年にやっと産卵場(スルガ海山)を発見したほどです。ウナギの祖先はまず外洋の深海で誕生し、やがて陸域の川や湖との間を回遊するように進化してきたと遺伝子解析によってまとめられ、東京大海洋研究所や千葉県立中央博物館などのチームが発表しました。ウナギは淡水域で成長し、外洋に戻って産卵することが知られていますが、外洋に生息していた祖先が陸地近くの海や淡水域に行動範囲を広げたのか、その逆なのかは謎だったそうです。
 同研究所は「ウナギの複雑な生活パターンの起源の解明は、養殖に必要な飼育条件を研究する上でも重要な知見となるだろう」と話しています。チームはニホンウナギなど19種のウナギ属とウナギの親せきに当たる魚のうち、入手できた約40種に着目。それぞれが持つ細胞内小器官「ミトコンドリア」にあるDNAの配列を比較し、どのような道筋で進化してきたのかを示す「系統樹」を描きました。すると、浅い海に生息するアナゴやウツボなどとウナギとは、外見が似ているものの古くから別々に進化を遂げてきたことが判明。水深200~3000メートルにすむフクロウナギやシギウナギなどの深海魚の方がより近縁であることを示唆する結果となりました。
 この発見は、ミトコンドリアにあるDNAの解析によって解明されましたが、そのミトコンドリアは種の判別に使われるだけの器官ではありません。人間の場合、日頃の生活から病気、老化、寿命に至るまで係わる大切な器官なのです。

 ちなみに土用の丑の日や夏バテ予防に食べられるウナギですが、旬は冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味が落ちるそうです。この季節になるとなぜか食べたくなるウナギ‥‥しかし、国産物の「うな重」は高くて、最近はなかなか口にできないのが現状です。

■エネルギー製造工場、“ミトコンドリア”

ミトコンドリアは、すべての真核細胞にあり、呼吸を営み、生命活動に必要なエネルギーであるATP(アデノシン三リン酸)を作ります。細胞内分裂によって増えます。

ミトコンドリアは何色?

ミトコンドリアは、緑色のイメージが強いですが、生きた細胞の中のミトコンドリアは赤茶色です。ミトコンドリアの中に鉄成分が多く含まれていて、酸素と結合すると赤錆色になるからです。ちなみに、筋肉には白筋(速筋)と赤筋(遅筋)がありますが、赤筋が赤いのはミトコンドリアが多く存在するからです。

ミトコンドリアの主な機能は?

脂肪酸のβ酸化や、電子伝達系による酸化的リン酸化によるエネルギー生産が主な機能です。 酸素は本来、原生生物にとって毒となるものでしたが、ミトコンドリアの機能により、酸素から運動エネルギーを獲得できるようになりました。 細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接あるいは間接的に、ミトコンドリアからATPの形で供給されます。

エネルギー産生の代償?

酸素を利用することによって、もっとも効率的なエネルギー産生システムを持っているミトコンドリアですが、酸素は他の化合物との反応性が強く、活性酸素の心配があります。呼吸で取込む酸素のほとんどはエネルギーに合成利用されますが、1~5%の酸素が体内で活性酸素になるといわれています。
 健康や体力、抗老化などには積極的に酸素を取込み効率よく使いエネルギーを産生することが大切ですが、エネルギー産生時にできる活性酸素は、疲労や老化、または、さまざまな疾患にも影響します。


エネルギー代謝

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れると脂肪細胞に脂肪がどんどん溜まっていくことになります。そして、エネルギー代謝を司るのがミトコンドリアなのです。エネルギーを多く必要とされるところにミトコンドリアが多く存在するのはそのためです。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年7月20日水曜日

ビタミンとミネラル

薬物の解毒には何がいい?

“薬”と呼ばれるものは、それが医療薬であれ違法ドラッグであれ、さらに農薬・添加物・洗剤・経皮毒であれ、ほとんどが脂溶性です。薬が水溶性だとしたら、門脈から肝臓に運ばれて代謝され、無毒化されてしまいます。脂溶性なら脳の血液脳関門も通りやすいのです。

 だから良いというわけではありません。脂溶性毒物は最終的に肝臓で代謝されますが、一部は体内の脂肪細胞に入り込んで残り続けるのです。特に脳は脂肪の塊です。脳の髄鞘に取り込まれやすいので脂質代謝を活発にすることが大事になるのです。細胞膜もリン脂質などの塊です。人間の体は、水以外の大部分は脂質とタンパク質でできています。
 極端にいえば医療用の薬を飲んでいるのは、石油やガソリンを飲んでいるのに近い状態です。これらの脂溶性毒物(=薬)を摂ると、体はそれを代謝するために、ビタミン、ミネラルなどを大量に消費してしまいます。そうすると“隠れ栄養不足”になり健康を損ねます。残留した薬物はかなり時間を経ても体に悪さをします。
 健康を望むなら、良質の脂質とタンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂ることが重要です。糖質はそれほど必要ありませんが、現代人は皆、糖質を摂り過ぎです。

解毒やデトックスを考えるとき、汗をかいたり脂肪を燃焼したり、断食したり栄養補助食品を摂ったりと様々していると思います。しかし、発汗活動や断食をしてもただ解毒できているわけではありません。良いものと悪いものが一緒に消費されています。よって良いものと悪いものを消費した後に、良いものだけを積極的にとることが重要なのです。
 野菜を食べると健康にいいといわれるのは、野菜がビタミン、ミネラルの重要な補給源であるだけでなく、人体が消化、吸収できない食物繊維が、大腸をきれいにするからです。また草には肉や魚にはない植物固有の栄養素があります。必須栄養素だけであれば肉や魚の方がはるかに多いので、栄養素の摂取には質の良い肉や魚を、解毒や固有栄養素や食物繊維や微生物の摂取には植物性の食品を、それぞれ考えて摂るべきです。ただ、農薬が使われている野菜は、野菜みずからの解毒のために、収穫時までに解毒に有効な物質を使い果たしてしまいます。ですから無農薬や自然農法の野菜を厳選したいものです。また、梅干しや納豆、漬け物など、解毒作用が期待できる加工食品もありますが、これも昔ながらの作り方で、本物の材料を使ったものでないと意味がありません。
(出典:https://www.facebook.com/utsumi.jyuku/)


■ビタミンとミネラルの重要性

ビタミンやミネラルは、タンパク質などの三大栄養素の次にランクされ、五大栄養素といわれるほど重要な物質です。しかし、これらは「酵素」がなければ体内で働くことができません。あくまで酵素が活躍するときの潤滑油的存在です。
 酵素の働きをサポートする「補因子」には、「補酵素」と「補助因子」があります。ビタミンは補酵素、ミネラルは補助因子です。補酵素は英語でコエンザイム(coenzyme)といい、文字通り酵素(エンザイム=enzyme)を補佐する役割です。おなじみのビタミン様作用物質、コエンザイムQ10も補酵素です。ミネラルは以前、ビタミンと同じく補酵素といわれましたが、今では補助因子とされています。


単純酵素と複合酵素

酵素の種類は、タンパク質だけでできている「単純酵素」と、配合族(タンパク質でない部分)との複合体でできている「複合酵素」の2種類があります。単純酵素は、ペプシン、アミラーゼ、リパーゼなどの消化酵素です。酵素の大部分を占める複合酵素は、タンパク質部分の「アポ酵素(主酵素)」に非タンパク質部分の補酵素と補助因子が結合した酵素です。これを「ホロ酵素」といい、ホロ酵素はミネラル、ビタミンの存在なしには活性化しません。

ビタミンとミネラルの働き
 ビタミンでは、特に水溶性のB群のビタミンは、体内で代謝にかかわる補酵素の構成材料として、重要な生理機能を持っています。ビタミンB1は糖質代謝の補酵素として、ビタミンB6はアミノ酸やタンパク質の補酵素として、ナイアシンは酸化や還元などの脱水素酵素として働いています。ミネラルでは、それを必要とする酵素を「金属酵素(メタロエンザイム)」といいますが、このメタロエンザイムの多くは、生命現象の重要な局面を担っています。

【亜鉛】 
 細胞の分裂、成長、エネルギー産生の一切をコントロールし、生命の誕生から老化、死滅までを支配しているDNAを合成する酵素のポリメラーゼの補助因子。

【銅】
 活性酸素を除去する酵素、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の補助因子で、二日酔いを防止するアセトアルデヒド脱水素酵素の補助因子でもある。

【セレン】
 活性酸素を除去する酵素のGSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)の補助因子。

【マンガン】
 細胞のミトコンドリアでのエネルギー代謝にかかわるピルビン酸カルボキシラーゼの補助因子。

【マグネシウム】
 生体内のエネルギー通貨といわれるATPを分解してエネルギーを作り出すATPアーゼや様々な酵素の補助因子として、生体代謝調節に重要な役割を担う。

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 ビタミンとミネラルの重要性は、今では幅広く認識されていますが、これらは補因子ですから、いわば酵素の“子分”です。“親分”の酵素は、9番目の栄養素とされていますから、“子分”の後塵を拝しています。これは、酵素の研究が遅れたことによる逆転現象です。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年7月13日水曜日

霊芝と肝臓

生活習慣に気を付けて肝臓をいたわる!

ビールのおいしい季節となりました。体内に取り込まれたアルコールの大部分は肝臓で分解されますが、過度な飲酒は肝臓にダメージを与え、肝機能を低下させてしまいます。お酒の量はほどほどにしましょう。

 肝臓は健康を維持するうえでとても重要な器官です。アルコールや有害物質の分解のほか、胃や腸で吸収された栄養素を体に必要な成分に変えて貯蔵したり、脂肪の消化・吸収に必要な胆汁の生成や分泌を行ったりするなど、500種類以上の代謝反応が行われています。

 日本人間ドック学会によると、人間ドックで肝機能異常が見つかる件数は年々増え続け、1984年は受診者の9.6%でしたが、2012年は32.4%でした。この肝機能異常の多くは「脂肪肝」によるもので、これは肝細胞に中性脂肪が溜まって肝機能が低下してしまう病気です。その原因は、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足からくる肥満、糖尿病など。飲酒が原因の「アルコール性脂肪肝炎」も、飲酒が少なくてもかかる「非アルコール性脂肪肝炎」も、進行すると肝硬変や肝臓がんに至ることもあります。

 肝臓の働きは日頃の生活習慣に左右されやすいものですが、肝臓は予備能力が非常に高く、多少の障害があっても正常に機能し続けます。しかも、痛みなどの自覚症状が現れにくい「沈黙の臓器」のため、気づかないうちに病状が悪化してしまうのです。過労やストレス、暴飲暴食、運動不足、喫煙、睡眠不足などが肝臓に大きな負担をかけてしまいます。適度な運動と休養、規則正しい生活、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
 肝臓が元気でいるためには、良質のたんぱく質とビタミンやミネラルの摂取を心がけましょう。また、肝臓の解毒作用を強める食品として、アサリやシジミなどの貝類、タコやエビなどがあります。なお、肥満や脂肪肝を招く過剰な脂質や糖質は控えめにしましょう。

 食べ物のポイント 

▼ 味付けは薄味に! 
▼ 塩分の摂りすぎに注意! 
▼ 揚げ物の衣は薄くして、吸油量を抑える! 
▼ 糖分を多量に含む清涼飲料水は飲まない! 
▼ 外食では、栄養バランスを考え、食材の種類が多い物を選ぶ! 
▼ 加工食品、レトルト食品、スナック菓子、インスタント食品等は避ける(肝臓の解毒作用に負担をかけるので)!
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/)

■霊芝の肝臓への保護作用

肝臓は、70%以上が壊れるまで、検査で異常値が出てきません。それゆえ「沈黙の臓器」と呼ばれています。肝臓病にはこれといった特効薬が無く、良く使用されるインターフェロンも有効性が低く、また、使える対象が狭い、副作用が強烈、値段が高いなど多くの問題を抱えています。したがって、西洋医学だけに頼った治療をしていると、C型急性肝炎の80%が慢性肝炎に慢性の40%は肝硬変にその70%は肝臓ガン・肝不全・食道静脈瘤破裂などにつながり、やがては死に至ります。

肝臓を元気にする霊芝

霊芝エキスの特異成分「ガノデリン酸A(Ganoderic acid A)」は、血流を良くし血液をきれいにします。肝臓にもきれいな血液がたくさん流れ、徐々に肝臓は元気になっていきます。臓器の働きが改善されれば病気の予防にもつながります。
 たとえば、飲酒前に霊芝エキスを飲むことで翌朝の頭痛、吐き気、むかつきなど、典型的な二日酔い症状が出なくなります。そして、ガノデリン酸Aは免疫力正常化作用を持っているため、肝臓の病気の進行とともに併発してくることが多い「免疫異常」を避けることも期待できます。
 また、ガノデリン酸Aには中性脂肪を減少させ血液をサラサラにする効果が認められています。霊芝は肝臓や腎臓を活発にし、その結果、血液中の余分なコレステロール、中性脂肪、ブドウ糖を正常化し、血液をきれいにし、血液の粘りを減らし、血管に柔軟性を取り戻すのです。

「HM-3000(特系霊芝)」の肝臓への保護作用

HM-3000(特系霊芝)には肝臓中毒剤CCl4(四塩化炭素)による肝損傷への作用やアミノ酸の一種ガラクトサミンやエンドトキシンによる肝障害への作用に関するデータがあります。(右表参照)


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2016年7月6日水曜日

乳がん検診とリスク要因

乳がん検診は必要か?

歌舞伎俳優、市川海老蔵さんの妻、麻央さんが乳がんを患っている、との報道は社会に衝撃を与えました。一般に乳がんにかかるピークは40代後半から50代。しかし麻央さんは30歳になってまもない時に人間ドックでがんが見つかったそうです。
 20~30代の若い世代でも乳がん検診は必要なのでしょうか? 

乳がん検診は大きく分けて2種類あります。超音波検査とマンモグラフィ検査です。40代以上はマンモグラフィが推奨されていますが、果たしてその検査だけで必ず乳がんが分かるのでしょうか? 
 答えはYESとも言えるし、NOとも言えるのです。何故なら、マンモグラフィは乳がんのしこりがある程度大きくならないと映りませんし、超音波検査は医師が見て判断するため、ヒューマンエラーが発生する可能性があります。

 マンモグラフィが無効・有害というデータは数多く報告されています。
 カナダの研究では定期的なマンモグラフィ検診で乳がんの死亡率を減少させることはなく、22%が過剰診断(がんではないのにがんと診断)でした。
 スイスでも医療委員会が「マンモグラフィ健診は乳がんによる全死亡率を低下させない」と結論付けて廃止を勧告しています。それに比して触診は無症状の受診者において、死亡率を減少させる可能性がある、と指摘されています。
 また、スウェーデンの6万人の研究では、マンモグラフィで検出された腫瘍の70%はがんではなかったという報告もあります。

 国立癌研究所(NCI)も、40~49歳の女性における40%が、がんでないのにがんと診断されてしまうことを指摘しています。
 米・ローレンスバークレー国立研究所の研究では、放射線リスクががんを上昇させていることを指摘。さらに別の研究では、乳がんが増加したのはマンモグラフィを導入してからだとも指摘されており、毎年マンモグラフィ検査を受けている人は乳がんのリスクを2%ずつ増加させていると言われています。

 いまだにマンモグラフィ検査を真面目にやっている国は日本だけです。その日本でも乳がんのほとんどが自己検診で見つかっているという事実があります。誤診されないためにも、自己検診と組み合わせることが大切です。
 これは乳がん治療においても同じことが言えます。病院での標準治療を柱としながらも、自分に合った治療法を探し始める人、治療前から別の治療を併用する人が増えてきています。

 抗がん剤治療を始めて、数ヶ月後に抗がん剤が効きませんでしたでは遅いのです。一つしかない身体で一度きりの人生、後悔しない選択をしていきたいものです。

■乳がんの原因について考える

乳がんは他のがん発生同様に遺伝子の病で、細胞の遺伝子異常の蓄積によって発生します。また、発生・進展ともにホルモンに依存している点が乳がんの特徴です。
 正常な細胞が“がん化”するには、がん化を促進する遺伝子(c-erbB-2やc-Ha+rasなど)と抑制する遺伝子が関係しています。このとき、1つや2つの遺伝子変異ではなく、複数の重要な遺伝子変異が蓄積されてがん化していくと考えられています。この中でも「c-erbB-2」遺伝子の過剰発現は、乳がんの20~30%で確認されています。
 

乳がんのリスク要因

乳がんの発生・増殖には、性ホルモンであるエストロゲンが重要な働きをしています。
 これまでに確立されたリスク要因の中には、体内のエストロゲンレベルに影響を与えるようなものがほとんどです。実際に体内のエストロゲンレベルが高いこと、また、体外からのホルモンとして、経口避妊薬の使用や閉経後のホルモン補充療法によって乳ガンのリスクが高くなるという根拠は十分とされています。
 また、リスク要因としての研究結果が増えている牛乳乳製品は嗜好品です。どうしても摂りたい人は、ノンホモでエサや環境にこだわったものを選び、摂り過ぎに注意しましょう。

日本で乳がんが増えているのは?

日本では今、「乳がん」が急増しており、年間約4万人が乳がんに罹っています。乳がん増加の背景には、日本人の食生活の欧米化による肥満や、女性の社会的進出にともなって増加している高齢出産独身の増加などがあります。

要因①  食の欧米化による肥満の増加 

 食生活の欧米化→肥満の女性も増加→脂肪に蓄えられる女性ホルモン量の増加、過剰に

要因②  未婚・高齢出産の増加 

 女性の社会進出等→独身・高齢出産の増加→乳腺が長期間エストロゲンの影響を受け発がんが促進



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2016年6月29日水曜日

受動喫煙の被害

日本、国民の8割が非喫煙者でも法規制進まず

わが国の成人喫煙率は約2割。ここ10年ほどは減少傾向を示しています。しかし、副流煙による受動喫煙に関する健康被害は後を絶たず、訴訟問題も増えています。
 世界保健機関(WHO)が制定する「世界禁煙デー」(毎年5月31日)における今年のわが国のテーマは「2020年、受動喫煙のない社会を目指して ~タバコの煙から子ども達をまもろう~」でした。この日、日本医師会などによるイベントでは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに受動喫煙防止法の制定を目指す決議文が発表されています。

 世界的に見ても、成人の喫煙人口は年々減少傾向にあります。ただ、欧米諸国とわが国におけるタバコ問題への取り組みの差は、パッケージだけを見ても歴然としています。
 WHOのタバコ規制枠組み条約(FCTC)第11条「タバコ製品の包装およびラベル」に即し、喫煙による健康被害画像の表示をパッケージに導入している国は2015年現在で77カ国に上ります。
 一方、日本では警告文のみの表示で、表示面積はパッケージのわずか30%。『主たる表示面の50%以上を占めるべきであり、30%を下回るものであってはならない』とする条件をかろうじてクリアしているにすぎません。
 また、海外ではパッケージに禁煙電話相談サービス(クイットライン)の連絡先を表示したり、たばこ製品に特有の色使いや画像、マークなどの使用を禁じる簡素な包装デザイン(プレーンパッケージ)を導入したり、さらなる喫煙率減少に向けた取り組みが進められ、成果を上げています。

米ニューヨーク市の全てのレストランやバーが全面禁煙化されたのは2003年のこと。当時、世界的に大きな話題になりましたが、今や各国の都市では当たり前の風景になってきました。こうした法規制は、利用客の健康を守るだけが目的ではありません。従業員を健康被害から守り、ひいては受動喫煙で健康を害した従業員による訴訟から経営者を守ることにもつながるのです。
 また、分煙化にはそれなりのコストがかかること、受動喫煙を完全に防ぐことが難しいことが分かってきたことも理由です。

 このような世界的なタバコ対策の潮流に乗り遅れた日本の現状に危機感を募らせるのは日本医師会や受動喫煙防止条例の制定に尽力する議員連盟。異口同音に唱えるのは、受動喫煙に対する罰則を設けた法規制の必要性です。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックを、実現の好機と捉えています。しかし、自民党をはじめとする各党の議員にはびこる“タバコ利権問題”が大きく立ちはだかり、難航しているようです。       
(出典:https://medical-tribune.co.jp)


■軽く考えられない受動喫煙の害!

受動喫煙によりおこる病気

受動喫煙によりすぐにあらわれる症状としては、目やのどの痛みなどがあります。心拍数が増えたり、咳込んだり、手足の先が冷たくなったりするなどの影響があらわれる人もいます。また、長期的にも影響があります。受動喫煙をしていると、心筋梗塞や狭心症で死亡する危険性が1.3~2.7倍にもなることが報告されています。
 他にも受動喫煙により、脳卒中や喘息などのさまざまな病気を発症する危険性が高くなることが知られています。
 さらに、妊婦やお腹の中の赤ちゃんにも影響があります。妊婦が受動喫煙にさらされると、流産や早産の危険性が高くなることや、新生児の低体重化がおこることなどが報告されています。


子供へのさまざまな影響

発達の途中にある子どもは、タバコによって大人とは異なる深刻な影響を受ける可能性があります。タバコの煙の影響が最も出やすいのが、鼻、耳、のどなど の空気の通り道にあたる部分です。受動喫煙により子どもの 中耳炎、気管支炎、肺の感染症や肺機能の低下などがおこることが知られています。
 また、脳の働きにもさまざまな影響があることが知られています。家庭内などで受動喫煙をしている子どもは、言語能力が低かったり、注意力が散漫だったりする傾向が報告されています。また、親が喫煙者であると、その子どもはタバコの煙に慣れ、将来喫煙者になる可能性も高くなります。


喫煙による母体と胎児への影響

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素が胎盤に吸収されると、子宮内の血流の減少や血液中の酸素の減少を起こします。その影響で表れる危険例には次のようなものがあります。

●流産、●胎盤異常、●低出生体重児、●口唇裂、口蓋裂、●乳幼児突然死症候群(SIDS)

 このような肉体的影響だけでなく、2013年のコロンビア大学での研究では、妊娠中の喫煙が胎児の双極性障害(躁うつ病)につながる可能性を示しています。また、同チームの研究で、妊娠中喫煙していた母親から生まれた子が、統合失調症になりやすいとわかりました。

 タバコは「百害あって一利なし」です。知らず知らずに周囲の人に迷惑をかけています。喫煙がもとのトラブルで警察沙汰が増えているのも、先進国では日本だけ。恥かしいことです。タバコはやめましょう。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年6月22日水曜日

コレステロール

「卵は1日1個まで」は本当?

「食事摂取基準」。これは、日本人が健康を維持・増進するために摂取するべき各栄養素やエネルギーの基準量で、厚生労働省により5年ごとに発表されます。2010年版では、コレステロールの目標量は、成人男性は1日750mg未満、成人女性は1日600mg未満でした。
 しかし、2015年版では、コレステロールの摂取基準(目標量)がなくなったのです。
「コレステロールは体内で合成できる脂質で、食事で摂取するコレステロールの影響は少ないということが分かってきたのです。摂取目標量を決める科学的根拠が少ないため、最新版の食事摂取基準では、コレステロールの目標量がなくなりました」(女子栄養大学栄養生理学研究室教授)。

 実は、意外に知られていないことですが、私たちは肝臓で多くのコレステロールを合成しています(体重50kgの人で1日当たり600~650mg)。コレステロールは、細胞膜や胆汁酸、ホルモン、ビタミンDをつくる材料になる成分で、毎日新たに一定量必要になるため、食事だけに頼らなくていい仕組みになっているのです。
「食事で摂ったコレステロールのうち吸収されるのは、体内でつくられるコレステロールの1/3~1/7程度にすぎません。また、コレステロールは食事で摂る量が少なければ体内で多く合成され、食事で摂る量が多ければ、少なく合成されます。常に一定量が保たれるようになっているため、食事からの影響は少ないのです」(同教授)。
 つまり、「食事摂取基準」からコレステロールの摂取目標量がなくなったのは、健康な人においては、食事中のコレステロールの摂取量と血中コレステロール値の相関を示す、十分な科学的根拠がないことが分かったからなのです。

 コレステロールを多く含む食品として、もっともよく知られているのは卵です。鶏卵1個には210mgと、確かに多いコレステロールが含まれています。かつては、「卵は1日1個まで」と常識のように言われてきており、それを守っている人も多いのではないでしょうか。
「体内でコレステロールを合成する量や使われ方には個人差があります。また、遺伝も影響します。つまり、コレステロールを食事でどれくらい摂るべきかは、人によるということ。健康な人はむやみに制限する必要ありません。しかし、既に高コレステロール血症と診断されている人や、親が高コレステロール血症の人は、摂り過ぎには注意したほうがいいでしょう」(同教授)。
 日本人間ドック協会の調べによると、高コレステロールは、健診で引っかかる人が非常に多い項目で、しかも、近年急増しています。年代的には、40代、50代は要注意です。
(出典:http://gooday.nikkei.co.jp/)


■食事とコレステロール

そもそも、コレステロールは体内で合成されるため、摂取不足で欠乏症が出ることはありません。つまり、コレステロールは本来たくさん摂らなくてもいい栄養素だといえます。
 厚労省の摂取基準がなくなったからといって、卵をやみくもに、例えば1日に5個も6個もというペースで毎日食べ続けていいかというと、そういうわけでもなさそうです。卵はコレステロールが多いため、コレステロールの摂取量を制限している人は、卵を食べなければ上限が守りやすくなります。
 もっとも、卵は血液中のコレステロール値に影響しないという報告もあります。これは、卵黄に含まれるレシチンに、LDL(悪玉)コレステロールを減らして、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあり、余分なコレステロールが血管に沈着するのを防ぐためと考えられています。
 卵はなにかとやり玉に上げられがちですが、コレステロールが多い食品はなにも卵だけではありません。卵は安くて栄養価が高い食品であるということは覚えておきたいものです。


コレステロール、3つのポイント

● 食事がコレステロール値に与える影響は少ない
● とはいえ、高コレステロール食品のとり過ぎには注意したほうがいい(特に、高コレステロール血症の人や親が高コレステロール血症の人)
● 卵は適量摂取を心がける

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 肉食などにより、中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールが血液中に増えすぎると、血管壁の傷ついたところなどに付着し、結果的に血管を細くして、動脈硬化の原因になってしまいます。

 当学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、血中成分を整えて高脂血症等を予防し、コレステロールを調整する効果が期待できます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年6月15日水曜日

デジタル認知症

フェイスブックは「人生の幸福度を下げる」?


「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用頻度が高ければ高いほど、うつ病になりやすい」という研究結果をピッツバーグ大学医学部の研究チームが発表しました。

 論文筆者(博士)は「SNSは今や対人関係において非常に大きな存在となっている。若者を診察する医者が、SNSの利用頻度を把握することは非常に重要だ」と述べています。

 博士と研究チームは、米国に住む1,787名(19歳~32歳)を対象にアンケート調査を実施。その回答をうつ病の評価法に組み込みました(対象としたSNSは、Facebook、YouTube、Twitter、Google+、Instagram、Snapchat、Reddit、Tumblr、Pinterest、Vine、LinkedInなど)。
 その結果、SNSの利用時間は1日平均61分、利用回数(複数のSNS)は週平均30回でした。注目すべきは対象者の4分の1以上が、うつ病になる可能性が高いとされたこと。SNSの利用頻度が低い人と比べ、頻度が高い人がうつ病になるリスクは2.7倍です。また、利用時間が短い人と比べ、1日中SNSを利用している人は、うつ病になるリスクが1.7倍でした。

 論文の筆頭著者によれば、うつ病の人がSNSで喪失感を埋めている可能性もあるが、それがSNSのさらなる利用を促進し依存症を発生させている、としています。

 SNSがうつ病を引き起こす理由として同論文は「SNS上で友人らの投稿を見ることで、自分以外の人たちは幸せで充実した人生を送っているという歪んだ認識と、うらやむ気持ちが生じる」と指摘しています。SNS上において傍観者でいると、「自分は時間を無駄にしている」と感じるようになり、その結果、うつ病になるのだそうです。

 今回の研究目的のひとつは、医師がうつ病患者を診察する際、SNSの利用に関する質問を促すことです。今回のこの調査結果は、公共の保健機関のSNSへの取り組みに影響を与えるかもしれません。

 ほかにSNSとうつ病に関する研究として、「Facebookの利用増加はうつ症状と密接な関係にあり、“社会的比較”として知られる心理現象を引き起こす」(ヒューストン大学研究チーム 2015)や、「Facebookの利用が若者の主観的幸福感を低下させる」(ミシガン大学 研究チーム2013)などの論文が発表されています。
(出典:http://forbesjapan.com/)


■「デジタル認知症」に注意!

スマートフォンなどでSNSやゲームをやりすぎる生活を続けると、記憶力、思考力が低下する症状が表れます。これを「デジタル認知症」と言うそうです。
 長時間のSNSやゲームにより脳内で「ドーパミン」が過剰に分泌され、脳の中のホルモンバランスが崩れて脳細胞が死滅、さらには認知機能が低下したり、幻覚をみたりするリスクがあると言われています。
 ドーパミンは別名「快楽ホルモン」と呼ばれ、脳内で増えると、「もっともっと」という欲求が起こる結果、デジタル機器への依存度が高まっていくのです。


ゲーム脳

脳の35%を占める前頭葉の中には「前頭前野」という、様々な命令をカラダ全体に出す司令塔があります。前頭前野は、記憶、感情、集団でのコミュニケーション、創造性、学習、そして感情の制御や犯罪の抑制をも司る部分です。SNSやゲームなどに熱中しすぎるとこの司令塔が働かなくなり、いわゆる「ゲーム脳」と呼ばれる状態になってしまいます。


高齢者の認知症患者と同じ脳波パターン!

脳波は周波数ごとに、深い眠りのδ(デルタ)波=0.5~3ヘルツ、眠気や浅い眠りのθ(シータ)波=3~8ヘルツ、落ち着いたときに出るα(アルファ)波=8~13ヘルツ)、興奮時に出るβ(ベータ)波=13~30ヘルツ の4種に分類されます。
 脳の前頭前野が活動したり、聴覚野でも音を聴いたりすると、その部分のβ波が局所的に出ます。脳の局所部分の興奮を反映しているのがβ波なのです。β波の興奮度が高くなれば、脳が活発な活動しているという目安になり、逆にそこの活動性が悪くなればβ波は低下します。研究によると、認知症の人はβ波が低いという結果が出ており、高齢者の場合、前頭前野から働きが低下していくのです。
 SNSやゲームを長時間やっている人やビデオを長時間見ている愛好者も前頭前野のβ波が低下しているという研究結果も報告されており、高齢者の認知症と同じ状態だと結論づけられています。これらの研究結果は、アメリカの脳神経科学会で発表されています。


前頭前野の働き低下で、社会に適応できなくなる!

前頭前野が鈍ると、一般的なIQ(知能指数)が低下して、仕事ができない、または長く続かない、結婚しても離婚する、犯罪を行う等々、社会的に適応できずにマイナス方向にどんどん進んでしまい、ポジティブで創造的な生き方ができなくなるのです。

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あなたがもしSNSを利用し過ぎて気分がふさいでいるなら、1日のSNSの利用を制限し、他のことに時間を費やすべきです。

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いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン